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暑中お見舞い申し上げます。(8月の寺活はすべてお休みですm(。。)m)

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暑中お見舞い申し上げます。

毎日、本当に暑いですね・・・

7月は幼稚園の行事や林間学校や何やらかんやらとあっという間に過ぎてしまいました・・・。

8月の寺活でお問い合わせをいただいた方々遅くなり申し訳ありません

8月はお寺がお盆の時期に入りますので一年で一番忙しい時です・・・。

なので寺活はこの月はお休み致します

来月から同様に始まりますのでどうぞよろしくお願い致します

さて、ここで涼しい画像を・・・。

山口県は豊浦市、渡邊家の本家のお寺になります。静寂な山の中にあるお寺です。

嵯峨天皇の時代、お坊さん達が天皇の願いをかなえるために修行した滝が境内にある「鳴滝山 龍泉寺」へ檀信徒の方々25名とともに7月21~22日までお参り、滝行ツアーへ行ってきました!!

何がすごいって参加の方々ほとんど60、70代越えの方々ばかりです。その半数以上の方々が滝行をされました!!。

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今年70歳になりました住職も久々に滝行をされました!

私の祖父はこの滝で毎日修行をしているうちに才能が開花し世に言う霊能力というものが身についたそうです・・。

たくさんの方が祖父を頼って毎日山に登ってこられたそうです。

しかし、その対価としてか・・その才能が開花した数年後、若くして亡くなってしまったそうです

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現在の龍泉寺の住職は大荒行で一緒に修行した同志です。ありがたいお話を聞かせていただきました!

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鳴滝山 龍泉寺では一般の方も滝行を受け入れていらっしゃいます。

流れもそこまで激しくない滝ですので初心者の方でも挑戦できます!

ご住職方が優しく指導くださいますので安心ですよ

身を清めたい方、祈願のある方、お近くに行かれた際は是非お寄りください!!

 

お寺de親子deハンドメイド 寺活夏休み特別企画開催されました!

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毎日暑いですね・・・

夏休みも始まりましたね!いよいよ夏本番!!というところでしょうか!!!

しかしながら・・・

毎年のことながらお寺はお盆が終わるまではバタバタで「夏休み!!」という感じがありません・・・。

さてさて、昨日 tick-tackさんの夏休み特別企画 親子でハンドメイド教室 が開催されました!

「キャンディーポット」つくりでした!

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告知して2,3日で定員をオーバーしてしまうほどの大反響でたくさんの子どもたちやママさん方にご参加いただきました

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みんな真剣な顔つきで制作しておられます!!

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完成です!!皆それぞれ可愛らしいキャンディーポットができました!!

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せっかくたくさんのお子さんたちが来ていただいたので、夏休みということもあり急遽スーパーボールすくいを準備しました!

まぁ、最後はこんな感じになっちゃいますよね・・・(笑)

とても楽しい企画をtick-tackさんありがとうございました!

夏休みは始まったばかりです!今しかできない楽しい思い出をたくさん作ってくださいね!!

お寺でYOGA(ヨガ)×ほうろく灸祈祷

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今日は 土用 丑の日です!

夏の土用の丑の日に古来より伝わる日蓮宗の独特の祈祷があります。

「ほうろく灸」祈祷といいます。

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夏の暑さの厳しい時期に行う夏バテ対策に、頭痛封じのお祓いです。

今回は心身の調和をより高めるために寺活のYOGA教室で先生をしていただいております、

「手鎌整骨院」の龍ちひろ先生にYOGA教室も行っていただきました!

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これで今年の嚴しい夏も越えれること間違いなし!です!!

本年は夏の土用の丑の日があと一回あります。8月5日(水)です!

なので今回残念ながら参加できなかった方々もぜひご参加ください!

8月5日(水) 13:00~

お寺でYOGA(ヨガ)×ほうろく灸 祈祷 受けられてください!!

ヨガ 700円

ほうろく灸祈祷 500円

託児希望の方は 300円 です

残り席まだございます!!

お申し込みは facebook からでもお電話08064736322 またはこちらからでもどうぞ!!

 

人の一生・・・

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最近告知ばかりでなかなかブログを更新できずにおりました

 さて、突然ですが我が家では子ども達がかねてから「ウサギ」を飼いたいと言っておりまして、ついに4月生まれのホーランドロップを5月から家族の一員として迎えております。

 いやぁ~とても癒されます。飼ってみると可愛いものですね

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しかも部屋の中にいつもいるのでより身近に感じる気がします。5~10年の寿命ということですが、毎日餌を食べて遊んで、その日その日をあるがままに生きている姿を見ると私達人間と比べて不思議な感じがします。

私達人間は動物に比べてずっと長生きなのに、何歳になっても「病気になるかもしれない・・・。辛いことがあるかもしれない・・・。」いつも不安につきまとわれる生き物ですね。

 グリム童話に人間の寿命についてのこんな物語があります。

 昔、生き物をつくった神さまが、その生き物たちの寿命を何年にするか考えていました。
 
「う~ん、とりあえず皆30年くらいでいいかな~・・・」

神様は悩んでいました。  するとそこへロバがやってきて、神さまに言いました。

「神さま、わたくしの寿命は、何年にしていただけましょうか?」

「そうだな。30年ではどうかね?」  

神さまの言葉を聞いて、ロバは悲しそうに言いました。

「30年は、長すぎますよ。神様!私は朝から晩まで、重い荷物を運ばなければならないのです。そんな暮らしが30年も続くなんて、ひどすぎます。どうか寿命を、もう少しおへらしください」

「なるほどな~ では君の寿命は18年にしよう」

ロバが立ち去るとイヌがやってきました。

「今、生き物の寿命を考えているのだが、お前はどのくらい生きたいのかね?ロバは30年では長すぎると言ったが、お前はそれでよかろう?」  

神様が尋ねるとイヌは、こう答えました。

「私の足は、30年も走れるほど丈夫ではございません。歯だって10年やそこらで抜けてしまいます。走る事も出来ず、かみつく事も出来ない体では、長生きしても仕方がありません」

「なるほどな~ では君の寿命は12年にしよう」    

イヌが帰ると、次にサルがやってきました。

「今、生き物の寿命を考えているのだが、お前はどのくらい生きたいのかね?ロバやイヌは30年は長すぎると言ったが、お前は30年にしても大丈夫だね?」

神様が尋ねるとサルはつらそうに神様に言いました。

「いいえ、神様、私の人生は、いつも人を笑わすためにおかしなイタズラをしたり、変な顔をしたりすることです。そんなはずかしい人生が30年も続くなんて、とてもがまん出来ません」

「なるほどな~ それでは君の寿命は10年にしよう」  

最後に、人間がやって来ました。

「今、生き物の寿命を考えているのだが・・・、お前はどのくらい生きたいのかね?ロバもイヌもサルも30年は長すぎると言ったが、お前は30年でもかまわないね?」  

神さまが言うと、人間はがっかりして言いました。

「30年?なんて短い寿命でしょう・・・やっと結婚して自分の家をたてて、これから家族と人生を楽しもうという時に、なぜ死ななければならないのですか?お願いです。もっと寿命をおのばしください!」

「なるほど・・ではロバがいらないといった18年をたしてやろう」

「18年をたしても、たったの48年ですよ?人生これからですよ?」

「うーん・・・ではイヌの分の12年も、たしてやろう」

「さらに12年をたしても、たったの60年です。まだまだ、少なすぎます」

「えーい!!よし、それではサルの分の10年もたしてやろう。これでもう、おしまいだよ!」  

神さまはそう言って、人間を帰らせました。  

このようなわけで、人間の寿命は70年となったそうです。

はじめの30年は、人間が元から持っている寿命だそうです。

人間はその30年間に、子どもをつくって家をたてます。次に来るのが、ロバの18年です。この18年間は、社会においても色々な重荷を背負わされます。家族の為に、何かのために一生懸命に働かなくてはいけません。  

そして次に、イヌの12年がやってきます。この頃になると足腰が弱くなり、歯も抜けていきます。

そして最後に来るのが、サルの10年です。だんだんと頭も動作もにぶくなり、笑われるつもりはなくても、おかしな事をして笑われる事があります。  

これが人間の、一生なのです。

 あくまでも童話のお話ですよ!!

今のお年寄りの方々には全くあてはまりませんね・・。

最近では60,70代の方々もとってもお元気な方もたくさんいらっしゃいますからね。

 確かに一理あるお話ですが、私達はこの地球上で数々いる動物達の中人間として生まれて今こうして生かされている訳です。

 徐々に老いていくとしても、人間だからこそ、できることはたくさんあるはずですね。

他の動物達と比べると時間はたっぷりあるはずですなんですから。

 一日一日をしっかりと歩んでいきましょう!!

明日は おてらいく?2 

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心配していた天気もどうやら大丈夫そうです

明日はついに「OTELIKE」の日です!

色んな方々と縁があり、色んな方々のお力をお借りして・・・・

お寺の良さを再発見していただきたいイベントです!!

古来よりお寺は、色んな世代の方々が集まって楽しんだり学んだり、教えあったり、助け合ったり・・・

地域にとって気軽に集まれる大切な場所でした。だからこそ日本にはたくさんのお寺があるのだと思います。

さてさて、明日はどうぞお気軽においでください!

そして、少しお寺の良さに触れていただければ・・・あわよくばお寺を好きになっていただけると幸いです

OTELIKE2情報は・・・こちら

駐車場は・・・こちら

当日受付も可能です!赤ちゃんハイハイレースは・・・こちら

出店者の方もお店の種類も告知時より増えております!乞うご期待!

さぁ!!明日はみんなで お寺いく

 

 

 

 

 

育児は育自

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親としての年齢は子どもの年齢と一緒

 「育児は育自」である。

 子どもによって親としての自分が育てられる。

 

先日ご縁をいただいて行かせていただいた幼稚園を経営されているお寺の本堂に書いてあった言葉です。

 

なるほど・・・・。

 

 育児に正解はありません。

 

 これだ!!っていうような育児なんかありはしないものです。だって人間千差万別ですから。

 だからこそ私達はお医者さんや学者さん、ネットやメディアでそれらしい人がそれらしい事を言っておられたら、なるほどなぁ~、って得してしまうし。

 

 迷い苦しむ事が多いのがあたりまえです。

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 「これでいいのだろうか?」 

 

右往左往しながら一緒に子どもと悩みながら苦しみながら

 

笑いながら時には涙を流しながら

 

そうして一緒に成長していくことが育児であり育自ですね

 

ただ、「執着」というものは仏教でよくないことです。

 

執着があるから「苦」が産まれる

 

また、傾倒してしまうこと、思想にのめりこみてしまうこと、傾きすぎることもよくないことです。

 

だから一つのものの見方に捉われすぎてしまうというのは大変よろしくないことです。

 

仏教は常に「中道」、ちょうどよいくらい を大切にします。

 

法華経の中には、「諸法実相」という言葉が出てきます。

 

「すべてのことは真実である、そのままでありのままで最高の価値を持つ」

 

これは、どういうことかと言いますと、

 

「正しい」「間違っている」なんてことは極端な事例を除けば誰にも正解なんてわかんないよってことです。

判断しているのは所詮は狭い世間にいる私達の価値観です。

 

子育ても同じことですね。

 

右往左往しながらも、肩の力を抜いて子どもと一緒に私達も成長していきたいものですね

サプライズ

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あっと言う間に4月も半ばです。桜の花も一瞬で散ってしまったような気がします

この季節は卒業式や新しい生活や環境が始まる前の区切りの月ですね。

思い返しますと2007年の今日に熊本に戻ってきて8年も経過してしまいました。

色んなことがありすぎて、本当にあっと言う間の8年間でした

もうすっかり熊本に馴染んでしまいましたが・・・・・

大阪で4年と東京で5年、こちらへ戻って8年、その土地でしか通用しない常識や言葉、風習、戸惑ったこともあったなぁと懐かしく思いだされます。

さて先日、「熊本あるある」という本を本屋さんでみつけました。

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熊本人には常識でも他県の人から見れば「え?」ということが盛りだくさんです。

ある意味色んな事を新発見できる本です

例えば・・・

「熊本では入口に あとぜきお願いします と貼ってある」

「片付けることを なおす という」

「熊本では絆創膏のことを リバテープ という」

「筋肉痛のことを こわった という」

「たいがいのことはよかたいよかたい」などなど・・・ 

自分の周囲では常識だと思っていることも他県の人からみたらそれは常識ではないのか!ということは結構あるものですね。

この本の初めに「熊本サプライズ運動」について書いてありました。「熊本サプライズ運動」って言葉ご存知ですか?言葉自体は「くまモン」とセットになってよく目にするのですが・・・。簡単にいうとこの運動は、

「当たり前の日常を見直してそこからサプライズを見つけて良さを再発見しよう」というのが意味だそうです。

私たちの日常は他人を妬んだり羨んだり比べたり、つきることはありません。

しかし、実際は妬んだり羨んだ人もまた同じように誰かを妬んだり羨んだりしているものです。

だからこそ私たちもまた「熊本サプライズ」ではないですが、同じように自分自身の中にあるサプライズに目をむけなければなりませんね。

法華経の中でこんなお話しが出てきます。仕事で成功してお金持ちになった親友の家に遊びに行った男がつい飲みすぎて酔いつぶれて寝てしまいました。親友はどうしても行かなければならない用事があり、その男を一人残して家を出ましたが、まさかの時に役立つようにと、酔いつぶれて寝込んでしまった友人の衣服の裏に、値のつけようのないとても高価な宝珠を縫い付けて出かけたのです。

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ところが、その人は親友のそうした行動には全く気がつかず、あちこち巡り、他生活も困窮していました。

その後、親友は彼と再会し、彼のみすぼらしい様子を見て驚いてこう語ったのです。

「友よ、君はなんという愚かな人間だろう。私は昔、君がもっと楽な生活ができるようにと思って、値のつけようもない立派な宝珠を衣服の裏に縫い付けていたではないか。今も確かにあるはずだよ。早くその幸せに気づきなさい、そうすれば何も憂うことも悩むこともないのだよ」

このお話は、お釈迦様の五百人のお弟子たちが「値のつけようもない立派な宝珠」つまり、自分もお釈迦さまと同じように仏になれるという可能性を自分らも知らない間にお釈迦様から頂いていたのか!ということに気付いた喜びを例え話にしたものです。

私達もまた、お釈迦さまから「値のつけようもない立派な宝珠」つまり、「私達が必ずお釈迦様に導かれて霊山浄土という浄土の世界へと行くことができるのである、どんなときにもお釈迦様がいずれは仏様になるように導いてくださる」というかけがえのない宝物をいただいているわけなのです。

だからこそ、この世界で私たちはそれぞれが違う何かの役割を持って産まれてきます。違うからこそ人は他人と比べて妬んだり羨んだりしているのですが・・・。その役割こそが仏様からいただいたサプライズです。

いずれ誰しもは仏様の国へと導かれるわけです、その時が訪れるまで、この世界でのあなただけの大切な役割、しっかりと果たしていきましょう。

 

4月8日は 花まつり

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4月8日 花まつり

何の日だかご存知ですか?

仏教の創始者 おしゃかさま がお産まれになった日です。

里帰り出産のために国へ帰る途中ルンビニーの園にて休息していたお釈迦様のお母様が枝を折ろうと右手をのばされた時、その右わきからコロコロっとお産まれになったのがお釈迦さまです。

産まれ出るとすぐに、自ら七歩歩いて有名な一言

「天上天下唯我独尊」(天にも地にもただ我ひとり尊い)

と仰られ、龍王が甘露の雨を降らして喜んだとされています。

なのでお釈迦様の誕生日には、お釈迦様のお生まれになった姿の仏像に甘茶をかけてお祝いいたします。

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さて、明日は当山にて4月8日 11:00~ 「花まつり・月例鬼子母神祭」を開催します。

お参りいただいた皆様に甘茶のおみやげもございます。

甘茶は虫よけにも抗アレルギー作用としても効果があるようです。

詳しくは こちら

気軽にお詣りください!!

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そして明日は荒尾シティモールでも16:00より荒尾仏教会青年部によります 「花まつり」 が開催されます。

ここでも甘茶がふるまわれ、お釈迦様の像と一緒に記念撮影やお子様にはおもちゃや甘茶のプレゼントがございます。

色んな宗派のお坊さんがたくさんいますよ!是非遊びにきてください!

シティモールの食品売り場の前あたりです!

 

 

春休みですね~!親子でワークショップイベントでした!

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いよいよ暖かくなってきましたね境内の桜もちらほらと咲いています!

春休みです!今月は親子参加のワークショップが開催され、お寺も子どもたちの声で賑やかでした!

先日24日は4cloverさん主催の「親子でパステルアート教室」

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子どもたちの素直で素敵な感性でパステルの色を選んでいきます。

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桜の絵やヒマワリの絵、お母さん方も夢中になって楽しく描きました!

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そして本日は親子でお寺deハンドメイド教室でした!

tick-tack さん主催の新学期に向けての「ネームタグ」つくりです!

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とっても可愛らしいネームタグがたくさんできました!

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いつもはお母さんが楽しむ時間ですが、こうやって子ども達と共に作りあげる時間というのも素敵ですね!おうちに帰ってからの話題にもなりますし、良い思い出になりますもんね。

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いやはや、子ども達はほんと元気いっぱいです!子ども達の元気な声に仏様も笑顔で見ていらっしゃることでしょう!!                                

 

もうすぐ春のお彼岸です!!

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ようやく春を感じさせる季節がやってまいりました。今年も気がつくと三月の中旬になり、十八日から二十四日まで春分の日二十一日を中日として一週間「お彼岸」の期間がやってまいります。

「お彼岸」の期間は亡くなった方々、ご先祖様達がいらっしゃる世界「彼岸」と私たちがいる世界「此岸」が一番近づく期間です。これは日本独特の仏教行事で、聖徳太子の頃に始まったと伝えられ、江戸時代には年中行事として定着したそうです

「お彼岸」には先祖をしのび、自分が今生かされていることに感謝し、亡き人を想いながら、供養の法要や、お墓参りをするとともに、自らもいずれ彼岸に渡ることができるように精進する期間です。

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どのように精進すればよいかと言いますと、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という修行方法があります。ざっとあげますと、①布施(ふせ)波羅蜜②持戒(じかい)波羅蜜③忍辱(にんにく)波羅蜜④精進波羅蜜⑤禅定(ぜんじょう)波羅蜜⑥智慧(ちえ)波羅蜜の六つです。

言葉だけ見るとなんだかとても難しいですね。もうちょっとお付き合いください・・・。

まず、「波羅蜜(はらみつ)」とは私たちのいる世界である【此岸】からご先祖様達がおられる仏様、悟りの世界である【彼岸】へと渡る、という意味です。

簡単に言うならば、安穏な悟りの世界、仏様の世界へと渡るために、波羅蜜の前についている布施(施しの心を持つこと)、持戒(人としての決まりをもって暮らすこと)、忍辱(不平不満を耐え忍ぶこと)、精進(ゆっくりと着実に努力を重ねること)、禅定(心を静めて生活をすること)の修行をしましょう。ということです。

 そして五つの修行をすれば、今まで自分に気がつけなかったことに目覚めて自分の生活が変化していき、六つ目の「智慧」が得られるわけです。ここで言います「智慧」とは勉強ができるとか、頭がよいという知恵ではありません「仏さまの心」を意味します。自分の知恵を捨てて、視点を変えて仏様の心で物事を見ることが智慧です。

 さて、文殊菩薩という菩薩をご存じですか?

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「三人寄れば文殊の智慧」とも言われますように仏教では智慧を司る菩薩として大変有名な菩薩で、法華経のお経の中にも登場されています。

 こんなお話があります。

 むかしむかし、インドに悪人ばかりが住んでいる国がありました。

この国の人々は、いつも悪い事をしたり、乱暴をしたりしました。その事を知った目連(もくれん)というお坊さんが、仏さまにお願いしました。

「仏さま、わたくしを、あの悪い人たちが住む国へ行かせて下さい。何とかして、あの人たちを良い人間にしてやりたいのです」 すると仏さまは、にっこり笑って、 「それは良い行いです。大変でしょうが、頑張りなさい」 と、悪い人の国へ行く事を許してくれました。目連はさっそく悪い人の国へ行くと、人々に色々な話をして、良い人間になる為のお説教をしました。

「人間は悪い事をすると、その時は良くても後で必ず恐ろしい罰を受ける。そして死んでからも、必ず地獄へ落ちて苦しむのです。だから悪い事を止めて、良い事をしなさい。乱暴は止めて、困っている人を助けるのです!」

ところがいくら目連がお説教をしても、誰一人話を聞こうとはしないのです。 それどころか、 「はん、偉そうな事を言っても無駄だ。後でどうなるかよりも今が良ければいいのだ。お前なんか、帰れ、帰れ」 と、石を投げつけたりしました。目連は仕方なく、自分の国に帰ってしまいました。

さてこの話を聞いた、舎利弗(しゃりほつ)というお坊さんは、 「悪い人たちを導くには、やさしく言っても駄目だ。もっと、厳しくしないと」 と、仏さまの許しを受けて、悪い人の国へとやって来ました。

「お前たち、よく聞け!今すぐ悪い事を止めないと、地獄で永遠に苦しむ事になるぞ! 助かりたければ、おれの言う事を聞くんだ!」

けれどもこの国の人たちは、「何を偉そうに言っていやがる、帰れ帰れ!」やはり舎利弗を嫌って追い返したのです。その後も、五百人ものお坊さんが次々と出かけて行きましたが、誰一人成功した者はいませんでした。

そこで仏さまは、文珠(もんじゅ)という知恵のあるお坊さんを選んで、その悪い人の国へ行かせてみました。

悪い人の国へ着いた文殊は他のお坊さんたちとは違いました・・・

「ここは、何と良い国だろう。そしてここに住む人々は、何と立派な人たちだろう。こんな良い所へ来られて、わたしは実に幸せだ」 この悪い国と悪い人たちを褒め始めたのです。 

いくら悪い人たちでも、褒められればうれしいものです。そこで人々は、自然と文珠の周りに集まって来ました。中には文殊に、ごちそうを出す者さえいました。

「このお坊さんは、とても偉い人だ。おれたちの事をわかってくれる」 「そうだ。今までのお坊さんは、おれたちを見下していたが、この人はおれたちを理解してくれている」

文殊は、みんなから尊敬されました。

そこで文珠は、 「わたしの先生である仏さまは、わたしなどとは比べ物にならないほど、それはそれは立派なお方ですよ。その仏さまの教えを受ければ、あなた方はもっと幸せになる事が出来るのですよ」 と、言ったのです。するとみんなは、 「それならぜひ、仏さまの教えを受けさせてくれ」「おれもだ。おれも」 と、仏さまの教えを受ける事にしたのです。

それを知った仏さまは、文殊のことを大いに褒めて、 「よくやりましたね。人を導くのは、とても難しい事です。ただ人に考えを押しつけるのではなく、その人の考えを理解し、その人とうち解ける事が大切なのです。お前はその事に、よく気がつきました。お前のおかげで、悪い国の人たちも救われるでしょう」と、うれしそうに言いました。

この時から、優れた考えや知恵の事を『文殊の智慧』と言う様になったそうです。

物事を教えたり議論したりするとき、私達はどうしても自分自身の持ってる知識や経験で物事を判断したり、喋ったりしてしまいがちですが、その人その人が歩んできた人生や考え、環境に寄り添い、理解しながら接するということはとても大切なことですね。

さてさて、お彼岸の期間、一週間「六波羅蜜」を実践されて心がけられるだけでも皆様に仏様の「智慧」が備わり、豊かな生活がおくれるようになるかもしれません。是非実践されてみてください。

まぁ・・・・一番簡単で良いのは!!お寺の法要に参加されることですよ!!

一緒にお参りされて、法話を聴いて、心安らかに仏道修行にもなります!是非すすんでお寺の法要にご参加ください!!当山は3月21日(土) 11:00からです!!