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七・五・三

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今日は雨の中、七・五・三のお参りにきていただきました!

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お二人ともとってもイケメンで将来楽しみですね~!

七・五・三のお参りはなかなかご依頼されることが少ないもので・・・

とっても嬉しくて写真を撮らせていただきました

 

当山の「母と子どもの護り神 鬼子母神さま」

にご家族の幸せとお子様の健やかなる成長を祈願させていただきました

 

「七・五・三」はお子さまにとっての大きな節目でもあります

節目に厄を祓い、ご先祖さまや神さまからお護りいただけるようにお参りすることが大切です。

七・五・三のお参りについては・・・・こちら ご覧ください

朝晩と徐々に冷え込むようになってきました

今日は彼岸の中日 妙国寺では

「秋季彼岸施餓鬼法要」が開催されました。

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お参りの御修行、誠にご苦労様でございました。

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お彼岸の法要の時はいつも檀信徒の皆さまより「おはぎ」か「ぼたもち」の供養をいただき皆様にお配りしております。

お彼岸のお供え物には、おはぎ、ぼたもちがつきものですが、この二つはどう違うのでしょうか?

ご存知ですか?

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つぶし餡かこし餡かの違いだとか、もち米とご飯をを混ぜる割合の違いとか・・・

地方による呼び方の違いとか色々な説があるようです。

実際は同じもので、ぼたもちは元々「牡丹もち」おはぎは「萩もち」であったと言われます。

今では一年中売られていることもあって混合して用いられるようになりましたが。

本来、牡丹の季節、春のお彼岸に供えるのは「ぼたもち」で萩の季節・秋のお彼岸に供えるのが「おはぎ」だそうです。

昔は砂糖も米も大変貴重なもので、それを先祖に供えて供養するとともに、多くの人に分け与えることは功徳を積むことだったそうです。

25日(日)までお彼岸の期間です。

お墓参りの際はどうぞお気をつけてお参りくださいませ。

本堂にもどうぞお気軽にお参りくださいね

暑さ寒さも彼岸まで、その言葉の通り朝晩と随分と涼しくなってまいりました。さて、皆さま今回のNHKの大河ドラマは見ていらっしゃるでしょうか?

戦国時代最後の名将 真田信繁(幸村)の生涯を描いたドラマ「真田丸」。このお話の中に熊本のシンボル的な存在、「せいしょうこうさま」、加藤清正が度々出ていらっしゃいます。

加藤清正といえば法華経を篤く信仰された方、熊本市内にございます、日蓮宗のお寺「本妙寺」にさまにそのお墓があり、何より「熊本城」をおつくりになられた方です。

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こんなお話が残っております。

 

徳川家康が、1606年に江戸城の増築工事を諸大名に命じました。

各地の大名にとってみては、その労力と費用が無償で提供しなくてはいけませんので、たまったものではありません。自分達に割り振られた部分をいかに速やかに終えるかが経費の負担を大きく左右するのでした。

 

桜田から日比谷にかけての石垣造りは、熊本城主の加藤清正と和歌山城主の浅野幸長(よしなが)に命じられました。

 

加藤家では、建設現場に沼が多い事を確かめますと、まず付近の山からカヤを刈り取ってくるように指示を出しました。毎日、大量の「カヤ」が運び込まれてくる。それを次々に沼に投げ込んでいく。さらに土をかぶせて、平坦なグランドが出来上がると、今度は、十歳から十四歳くらいの子どもを大勢集めてきて、思う存分、遊ばせました。朝から夕暮れまで、大人も交じって、笛や太鼓をたたき、踊ったり、唄ったり、大変な騒ぎが何日も続きました。

 

一方、隣の浅野家では、沼を埋めたらすぐに石を積み始めました、工事は至って順調です。石垣が半分以上に出来上がる頃になっても、加藤家の持ち場には石さえ運ばれてこない。子ども達と一緒に遊んでいるだけなので、浅野家の家臣は「一体、何を考えているのか、もっとまじめにやれ」と嘲笑っていました。

 

加藤家の現場監督は、子ども達に踏みしめられて、充分に固くなった地盤を確かめてからようやく石垣を築き始めました。

 

当然ではありますが、完成したのは、浅野家よりもずっと後でした。

 

間もなく、江戸を台風が襲いました。すさまじい暴風雨です。この大雨で地盤が緩み、浅野家が築いた石垣は、何か所も崩れおちてしまったのです。しかし、慌てず、急がず、じっくりと基礎を固めてから築いた加藤家の石垣には、少しも損傷が無く、基礎をおろそかにした浅野家は、かえって修復工事に莫大な経費を投ずることになってしまったそうです。

 

加藤清正公は治水や築城、土木事業でその手腕を振るわれ、治山・治水の神として崇められるまでになりました。これも何よりも工事の根本かなめである基礎を大切にした清正公の想いがあったからです。

 

先日の熊本地震では、熊本城は大変な損害にあいました。しかし、城の崩れた部分は新しく積んだ石垣や新しく建築した屋根が大部分であったそうです。400年間風雪にも西南戦争の砲撃にも耐え抜いた宇土櫓は無事でした。

 

何事も「基礎」が大切。そんな清正公の想いを大切にしていきたいものです。

 

私たちの心の基礎を育むために、お彼岸中に行う「六波羅蜜」という修行方法があります。

 

お彼岸の期間は私たちが住んでいる世界「此岸」と仏さまがおられる「彼岸」の世界が最も近くなる期間です。

 

だからこそ、欲や煩悩にまみれた様々な苦しみがあるこの「此岸」にて、欲や煩悩から解放された「彼岸」に至るための修行をしましょう。という期間なのです。

 そのための修行方法が六つあります。

 

「布施波羅蜜(施しをすること)・持戒波羅蜜(戒律を持って生きること)・忍辱波羅蜜(耐え忍ぶこと)・精進波羅蜜(努力すること)・禅定波羅蜜(心を常に落ち着かせること)・智慧波羅蜜(五つの修行を実践することによって得られる智慧)」です。

 

難しいですね・・。

 

簡単に言うならばいつもよりちょっと人に対して親切な心、施しの心を持つ、生き物の命を大切にする、節制を心掛ける。人の迷惑に対しても広い心でもって接する。いつもよりちょっと色々な事に対して努力をしてみる。心が乱れないように心掛ける。そうすると自然に心に何かひらめきが得られる。

ということです。

 

どうぞ9月25日までのお彼岸中、皆様の心の基礎を育むためにご精進ください。

 

9月22日 11:15~

「秋季彼岸施餓鬼法要」

 

お気軽にお参りください

子育て中のママさん達に少しの間でも息抜きに楽しんでいただきたいとワークショップやヨガなどの最中に託児室を設けて妻と二人で託児をさせていただいてもう3年くらい経過したでしょうか・・・・

 

保育士として目まぐるしく働いていた日々から解放され、せっかく持っている資格や経験を地域のために生かそうと始めた託児付きワークショップ、「寺活」!

 

赤ちゃんから幼児さんまで様々な年代のお子さんを教室が開催されている間お預かりしております

 

短時間ですが、一時預かり保育とでもいいましょうか・・・・

 

2時間未満の短い時間ですが、これが結構色々と面白いのです。

 

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お子さんたちもそれぞれ個性があって、最初に15分くらい泣いて後は平気で遊んでいるお子さん、最初は平気だけど徐々にお母さんを思い出して泣いてしまうお子さん。

 

男の人がダメなお子さん・・・(笑)

これはもっと僕がイケメンでしたら大丈夫なのかもしれません!!

 

子ども達は何しろ正直です。一時は遊びに夢中になっても、間があいたり、ふとした瞬間、あ、もうつまらないや、飽きた!という時には「ママ―」と思い出して泣いてしまいます。

 

いかにこの時間に楽しく、すごしてもらうか!!お子さんたちとの真剣勝負です(笑)

 

でもどうしてもぎゃん泣きしてしまうお子さんもいらっしゃいます。

いや、いいんですよ。それが普通なんですけどね

 

いきなり初対面の知らないおじさんがいるとこに預けられたら泣くのが普通です(笑)

 

しかし、どうやってか常にお子さんの表情を見て、場の雰囲気を読むか!!この空気をかえるか!!楽しい雰囲気にもっていくか!!

 

常に心掛けております。

 

それに失敗するとずっと泣かれてしまうのですよね・・・

 

でも、やはり子育を経験している女性は上手ですね~。

託児は妻と二人でやっていますが、うまいなぁ~。と感じることは多々あります。

まぁ、現場での経験も僕の倍くらいはありますからね・・・

 

それはさておき、お坊さんとしてお話しをさせていただく機会があるのですが、この「場の空気を読む」というのは、なんだか同じだなぁ・・・と思います。

 

法話をしている時、

「あぁ・・・もう退屈されているなぁ・・どうしよう・・・」

とか全く何もリアクションがかえってこない時なんて

「あぁ・・・このお話は面白くないんだ!面白いって思ってたのは自分だけだったのか~0rZ。それともお話の仕方が悪かったのか~」

なんて落ち込むことも多々あります(笑)

まぁ自分の力不足なわけですが・・・・。

 

「場の雰囲気を読む力と空気をかえる力」

 

とらわれ過ぎると社会の中で生きにくくなってきますが、これって大切なことだなぁ・・・と思います。

 

「場の雰囲気を読む力と空気をかえる力!」

 

鍛えたい方は一時預かりのお手伝いにぜひ!!!(笑)

今月の言葉

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お寺の入口に掲示板があり、いつもはお知らせやお寺の宣伝を掲示していたのですが・・

案外、「見てますよ~

というお言葉をいただいていましたので今月から自分自身が心打たれ救われた言葉、お経の一部や宗祖のお言葉などを毎月掲示していこうかな~と思っています

今月は最初ということでお経の中で自分が一番心を打たれた箇所

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「常に悲観を抱いて 心遂に醒悟す」

という法華経のお経、如来寿量品第十六の中に出てくる言葉です。

人生は楽しいこと、嬉しいことばかりではありません。

 

苦しいこと、悲しいこと、辛いこと、数え切れないほど沢山あります

 

悲しんで悲しんで・・・

 

その悲しみが大きければ大きいほど、どうにもならない悲しみに打ちひしがれた時

「心は目覚める、光を見出すことができる。」

ということです。

 

「こんな辛いことがあるなんて神も仏もいない」

と仰られる方がいらっしゃいます。

私は逆に、

「人生辛いこと、悲しいことがあるからこそ常に私たちの傍には仏様、神様がいらっしゃるのだ」

と言います。

 

悲しみの中で、仏さまに一心に救いを求める。

そこで必ず、一筋の光明が照らされる。

受け取り方は人それぞれです。

気づきであったり、人との出会いであったり、一つの転機であったりします。

 

「その悲しみは無駄ではありませんよ、必ず何か意味を見出すことができますよ。」

 

そう仏さまは教えてくださっているのです

 

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5月のOTELIKEより8月のお盆の法要まで集めさせていただきました。熊本地震義援金と熊本城災害復旧支援金、本日銀行へ振り込んでまいりました

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合計で53659円になりました。

皆様の温かい志、誠にありがとうございました。

深く御礼申し上げます

 

毎年、「あっ」という間にすぎていく一日寺子屋

今年は40名のお子様に参加していただき楽しく一日お寺ですごしました。

まずは開校式 住職からの挨拶です。

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そして、ダンスタイム!

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寺活でお世話になっております、親子フィットネスの先生「中島みえ」先生

の振り付けで楽しく体を動かします!

制作活動をしたり、

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作ったおもちゃで遊んだり

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点数を競い合って大盛り上がりでした!

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毎年恒例の流しそうめん!

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茶道の先生をお迎えして茶道体験もしました!

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修行も頑張ります!

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おやつはかき氷でした!

本当にあっという間の一日主催者もとても楽しくすごせました!

本年こうして開催できましたのも快くお手伝いを引き受けてくださった方々がいらっしゃったからです。

お手伝いいただきました皆さま本当にありがとうございました。

また、茶道で指導していただきました先生方、深く御礼申し上げます。

これで今年も妙国寺の夏も無事に終わります。

一日楽しかったでしょうか?

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また来年も来てくださいね~!

 

 

厳しい暑さと共に訪れたお盆の時期も昨日の施餓鬼法要で最終日を迎え・・・

一年で一番バタバタの時期も終了しました。

例年にない暑さの中、お墓参りやお寺への御参拝誠にご苦労様でした

皆様のご先祖様方も大変お喜びのことだと思います。

さて、お盆の最終日、昨日の法要にご参加いただきました皆さまありがとうございました。

法要後には紙芝居屋「ぐれっち」さんの紙芝居!

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いつもながら見ている人達を引き込む話術、テクニック!

お見事です

本当に勉強になります!!

昔の子ども達も今の子ども達もお話に引き込まれ、ワクワクのとても楽しい時間でした!

さてさて、お盆が終わり今度は寺子屋の準備です!

もうひと頑張りします

 

「灼熱のお盆」

何かアニメのタイトルみたいな感じですが・・・・。

本当に今年の夏は暑いです!荒尾、雨が全く降りません!!夕立もきません!!

こんなに暑いお盆のお経まわりは初めてかもしれません・・・。

夏バテしそうな体を奮い起こし、ようやくお盆のお経も山を越えて今日からお盆入りです!

本堂の盆提灯などの飾りつけも完成しました

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さて、今日から続々と裏の墓地にお墓参りの方々も見えておられます

遠方より久しぶりに来られた方々もたくさんいらっしゃいました。

皆さま暑い中誠にご苦労様です。

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本堂では冷房を入れて麦茶やお菓子などをお出ししていますので、どうぞお気軽にお参りください。

さて、お盆の最終日、16日(火)11:00~

妙国寺にて「お盆施餓鬼供養法要」の日です。

お盆に帰ってこられた亡くなった方々、ご先祖さまとの深き縁にて今自分が生かされていることに感謝され、法要に参加されてくださいね。

どなたでもお参りできます。供養に必要な卒塔婆のお申し込みは当日でも大丈夫です。

法要後、昔ながらの自転車に乗っての紙芝居のスタイルで大人も子どももワクワクできる素敵な紙芝居屋さん、ぐれっちさんの口演もございます

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是非お子様連れでお参りくださいね