今日は友の七回忌の法要でした。
彼とは家も近所で小・中学校の同級生。
七回忌ですので彼が旅立ったのはもう6年前になります。
当時、まだ赤ちゃんだった一番下のお子さんも、5歳の弟の手を引いてお父さんの御遺骨が安置してあるお寺の本堂へお参りに来ていた小学校一年生だったお姉ちゃんも、みんなすっかり大きくなりました。
昨日、無性にあの頃が懐かしくなり、小学校の卒業アルバムを開いてみました。
今はもう無きお寺の隣の小学校、6年間ずっと1クラスでしたのでみんな仲良しでした。
アルバムの中にそれぞれの「将来の夢」を書く欄があり、そこには彼らしい大きな夢が書いてありました(^^)
きっと、それだけ大きな夢を抱いてたからこそ、いろんな事業を起こせたり弟や妹、家族を大切にしていたんだろうなぁ・・・
ちなみに僕は「大者になる!!」と書いてあり(笑)
だ・・・だいじゃかぁ・・・
きっと「大物になる!!」と書きたかったんだろうなぁ・・・。
それぞれが小学校六年生のころ。思い思いに描いた夢・・・
自分の子供があの頃と同じ年ごろになり・・・
彼はいったい何を思っているんだろう・・・
きっと笑顔で今も子ども達、家族を見ているんだろうなぁ・・・
とお経をあげながらそんな想いでいっぱいになりました。
年忌は三と七がつくことが多いのですが、これは三は吉祥の数を表し、七は成就の数を表すからだそうです。
なので、湯治は七日くらいして効き目が現れるとか、お医者さんから薬を出される場合、七日分が多いというのがそれに当たるそうです。
七回忌は6年経ってだんだんと次第に心の中で整理され、整えられていく・・・・。
6年間経過してひとつの節目を向かえ、また新たな心で生きていく・・・・
ゆずの「嗚呼、青春の日々よ」という歌の歌詞を思い出しました。
「そっちの世界はいったいどんなんだい?俺もそのうち行くけどさ
その時までめいいっぱい悩むこともあるけれど 自分らしく生きていくよ」
いつの日かまた彼と再会したとき、何を語るのだろうか・・・
手を合わせじっと目を閉じながらそんなことを思った七回忌でした。