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秋の親子寺小屋 in 妙国寺 ~食べ物に感謝しましょうの日~

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先日秋の親子寺小屋が開催されました

今回は「食」について体験し、勉強してみよう!とのことで・・・

味噌作りに 山鹿市の木屋本店 井口裕二 さん

パン作りに 荒尾の nife  井上未央 さん

お二人ともお若いですが「食」についてのスペシャリスト!!

これから飲食系の業界をしょっていかれるお二人です!!

お二人をお招きしました~!

参加頂きましたのが14組の親子さん方

まず、「いのちをいただく」の紙芝居を読み、命をいただくことに感謝しようとお参りをしました

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さて、味噌作り

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麹についてのお話、味噌がどうやってできるかについてのお話をお聞きして

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ビニールに小分けしてとにかく大豆をつぶします。うちの子はやりすぎです・・・・(笑)

麹と塩を混ぜます!

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お団子状にして詰めていきます。

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このままねかせます。美味しい味噌ができますように!こうじさん頑張ってください!!

さて、パン作り教室は塩麹ぱんの味噌ロールです。

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生地をつくり、発酵させて味噌ペーストを塗りクルミを入れてさらに発酵させて焼きます!

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美味しいパンが完成しました!!

自分で作った焼きたてのパン!とっても美味しかった!!

長丁場でしたので途中本堂でお茶タイムもまじえながら・・・・

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一日楽しく過ごさせていただきました!!

参加していただいた皆様!木屋本店の井口さん、nifeの井上さん本当にありがとうございました!

 

 

ありがとう 

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「ありがとう」

 

 私達が何気に口にする感謝を表す言葉です。

何故 ありがとう なのでしょうか?

ありがとうの語源は「有難し(ありがたし)」

有ることが難しい、つまりは今あることはめったにないことなんだ。

という意味のようです。

 

原典は法句経の一節の中に出てきます。

 

ひとの生を うくるはかたく

やがて死すべきものの

いま生命あるはありがたし

 

人として生まれてきたことも、今命あるものがこの瞬間を生きていることもありがたいこと、めったにないことなのだよ。

 

というような教えです。

 

「ありがとう」

 

こんなに人の想いがこもる言葉は他にないのではないでしょうか?

 

今生での最後のお別れの場であるお葬式にも必ず「ありがとう」という言葉が自然と生まれてきます。

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先日も亡くなったおばあちゃんへお孫さん達3人がお一人ずつお手紙を読まれ、小さいころの思い出、たくさん遊んでもらったこと、自分の味方になってくれたこと、たくさん心配してくれたこと、可愛がってくれたこと・・・。

 

「ありがとう」「ありがとう」と何度も涙を流しながら仰っておられました。

 

私達が亡くなった方へ「ありがとう」と言葉をかけるのと同じようにきっと私達が生を終える瞬間、自然にわき出てくる言葉も「ありがとう」なのではないかと思います。

 

一昨年私がお世話になっておりました茶道の先生が急にお病気でお亡くなりになられました。一本筋の通った芯の強い、しかしながら生徒想いの人間味の溢れた素晴らしい先生でした。最後まで教室を続けられお弟子さんお一人お一人に、カルチャースクールに通っていた末端の私まで病床で「ありがとう」というお手紙を残してくださいました。

 

今自分がいる状況がどのようなものであってもこの瞬間を迎えることができているのは、いろんな有難いことがあったからなのです。

 

だから「ありがとう」なのですね。

 

弘安五年十月十三日の午前八時、日蓮大聖人は東京池上の地で御入滅されました。

しかし、その教えは時代が変化していっても変わらず私達を導いてくださっています。

 

そのご恩に報いる法要、「日蓮大聖人報恩御会式法要」を

11月8日(日) 11時より

当山にて執り行います。お参りいただいた方に仏壇に飾る桜の模造花、お祖師様の綿帽子、紅白饅頭をお配りします

 

当日は月例鬼子母神祭も執り行います、日蓮宗の木剣加持祈祷があります、祈願をされたい方、時期的に言えば「七・五・三」がまだお済みでない方是非お参りください!

ささやかなプレゼントつきです。祈願のお申し込みをされたい方は事前にお寺までお電話かメールをください。

 

ついでに今回私が久々に法話します

 

ご都合よろしければどうぞいらっしゃいませ

中秋の名月

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本日平成27年9月27日は「中秋の名月 十五夜」でした!

今年はカメラを購入しましたので撮影しました!!

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いや~綺麗ですね~

それにしても最近のカメラの性能は素晴らしいです!!

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なんか、神秘的ですね~

「中秋の名月」と言いますと綺麗な満月を思い浮かべますが、実はいつも満月であるとは限らないそうです。次に中秋の名月で満月になるのは2021年9月21日、東京五輪の次の年のようです。

月は私たちの日常にとっても身近な存在ですね、旧暦である太陰暦は月の満ち欠けが暦のベースになっていましたし、何しろ太古の昔から変わることなく私たちの傍にいて暗闇を明るく優しく照らしてくれる姿・・・・。

だれしもがお月さまを見上げるとなんとなく静かな、穏やかな気持ちになれます。

「お月見」という行事も昔から行われていました。お団子をお供えしますよね?

お月見でお団子をお供えするのは、月が神格化されて信仰の対象になったからだそうです。

日蓮宗でもお月さまは「月天子」としてお祀りされています。

月天子は法華経の教えを護り、ひろめていく人々を守護してくれる存在とされています。日蓮宗の本尊、仏壇の中央やお寺の本堂の中央正面にございます「大曼荼羅」の中にも「月天子」が記され勧請されています。

こんなお話もあります

刑場 龍ノ口にて斬首されそうになった日蓮大聖人、その時に

「江の島の方より、月のごとくひかりたるもの、まりのようにて辰巳の方より戌亥の方へひかりわたる」

このために太刀持ちは目がくらみ、兵はおじ恐れて、ついには頸切られるところを免れたのである。

と記されております。

また、この翌日に月に向かって自我偈をお読みになり、いかに法華経が他の経より優れているかお説きになられて法華経を信仰する者の守護を願われたのです。

と、実はなかなか日蓮宗の私たちにとっても縁が深いのがお月さまです。

月を見上げた時、「南無妙法蓮華経」とお唱えしましょう。

月天子さまが皆様をお護りくださることでしょう・・・

 

秋のお彼岸です。

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いつもは「暑さ寒さも彼岸まで」というのが恒例の御挨拶なのですが、彼岸を待たずに今年は暑さも穏やかになりました。今年も秋の彼岸の時期がやってまいりました。お彼岸の期間は亡くなった方々、ご先祖様を偲ぶ期間ですが仏道修行に励む期間でもあります。

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1952年公開の喜劇王チャールズ・チャップリンの映画「ライムライト」でこんなセリフがありました。

「意味を求めたって始まらないよ、人生は欲望だ。意味などどうでもいい」

確かに、私達の人生「欲望」だらけですね。あれも欲しい、これもしたい。

欲望があるからこそ物事は発展していき、生活は豊かになっていくものです。

この欲望をどう抑えていくかが実は仏道修行の最大のテーマなのです。イソップ物語にこんなお話があります。

 

肉をくわえたイヌが、橋を渡っていました

ふと下を見ると、川の中にも肉をくわえたイヌがいます。

イヌはそれを見て、あいつの肉の方が、大きそうだな・・・と思いました。

そう思ってしまうとイヌは、くやしくてたまりません。

「そうだ!あいつをおどかして、あの肉を取ってやろう 」

そうひらめいたイヌは、川の中のイヌに向かって思いっきり吠えました。

「ウゥー、ワン!!」

そのとたん、くわえていた肉はポチャンと川の中に落ちてしまいました。

「クゥーン・・・・」  

川の中には、がっかりしたイヌの顔がうつっています。さっきの川の中のイヌは、水にうつった自分の顔だったのです。

 

人もまた同じではないですか?人のものは良く見え、欲を出すと結局損をしてしまいますね。 

京都の竜安寺におかれている、茶室に入る時に手を洗い清める「つくばい」にはこんな言葉が書かれています

「吾唯足知(吾れ唯足ることを知る)」

そのまま読めば「私はただ足ることを知っている」、噛み砕いて言うならば、満足することを知っている人は「もっと!もっと!」という物質的な満足を求めないでも幸せに暮らすことができる。という意味だそうです。

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妙法蓮華経普賢菩薩勧発品という妙法蓮華経第二十八番目のお経の中に、

「是の人は三毒に悩まされじ、亦嫉妬、我慢、邪慢、増上慢に悩まされじ、是の人は少欲知足にして能く普賢の行を修せん』という一語が出てきます。

法華経を信じ、読誦し書写する人は、心が質素、正直で、欲深く物を欲しがる「むさぼりの心」や自己中心的な心で怒る「いかりの心」、道理がわからず暗闇を迷ってしまうような心に悩まされることはありませんよ。ましてや嫉妬やねたみなど他人を羨んだりして苦しむことはありません。「少欲知足」を実践することができるんだよ。と書いてあります。

「少欲知足」とは文字通り欲を少なくすることで「知足」とは、「私はもうこれで十分です、こと足りました」と知ることを言います。

もっと、もっと、と欲望を膨らますのではなく、欲望の火を消してもうこれで十分だ、これくらいにしておこうという心を持つことです。

ものに溢れて、欲望を無駄に掻き立てる社会に踊らされず、流されずきちんと自分を持って生きること。

そのことによって欲は少し小さくなります

「欲が小さくなる」と心がその分満たされ易くなります。何でもない、日常の中のちょっとした幸せな事でも「ありがとう」、「ありがたい」と感謝できるようになります。

26日までのお彼岸の期間、どうぞこの「少欲知足」でもってすごされてください。

なかなか難しいなぁ~と思われるお方!!

当山では

9月23日 11:00~

秋季彼岸施餓鬼供養 を執り行います。

仏様のお力が皆様をきっとお導きくださいます。是非お寺にお参りに来られてくださいね

 

妙国寺ってどんなお寺?

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妙国寺ってどんなお寺?

ネットで検索してるうちに出てきたんだけれど・・・・・

人から聞いたことはあるけれど・・・

なんかお寺って行きにくそう・・・

初めて行くには勇気がいるな・・・・

という方々のために・・・

うちはこんなお寺なんですよ!!

どなたでもめっちゃウェルカムです!!

と精一杯の想いをこめて数ヶ月前に完成した妙国寺のリーフです!

妙國寺 裏02妙國寺 表02

 

マツムラクリエイティブ」さんにご縁をいただき制作していただきました。

ご夫婦で私の想いを受け止めてくださって形にしていただいたリーフです

どんなお寺だろう・・・。

と興味を持たれていらっしゃる方

行きたいけどどうしようかな・・・。

と不安に想っていらっしゃる方

是非このリーフをご覧ください。

妙国寺はこんなお寺です

葬儀・法事・水子供養、母と子どもの護り神「鬼子母神様」の御前にて行う安産祈願、方除け(三月荒神除け等)、家祓い、地鎮祭、厄除け、引越しの際の日取りや方位調べなど幅広くご相談に応じます

まずはお気軽にお電話ください

せっかくいらっしゃったのにお経まわりなどでお寺に不在の時もありますのでお電話でご予約をお願い致します

 

新聞の大切さ

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お盆も一日寺子屋も無事に終了して8月の慌ただしさが終わりお寺には静かな時間が流れています

 

さて、今回の一日寺子屋では「新聞活用法」と言いまして新聞離れ、紙離れのネットの社会になってきた現代だからこそもう一度新聞の大切さを子ども達に知っていただきたいと思い寺子屋のプログラムの中に入れさせていただきました。

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私達が何かを知りたい、調べたい、情報を得たいと思ったらまずネットで検索をかけるのが当たり前になってきました。

以前のように辞書を引いて調べることはもう皆無といっていいかもしれません。

 

それが良い事だ、悪い事だとは一概には言えないと思います

 

ただ、ネットには検索するととても膨大な量の情報が出てきます。

 

膨大な情報の中、検索をかけて

「どこどこの専門家らしい人がこういうことを言っていたからこれが正しいんだ!」

「私と同じ考えの皆がたくさんいる!だから私は正しいんだ!」

 

と正確な情報より自分が正しいと思う情報こそが正しいとさえ思ってしまうような風潮にあるのが今のネットの社会かと思います。

 

こうなってくると、自分の意見とは違う意見に耳を傾けるということは置き去りにされてしまいますね

 

「こうだから、こうである!」と決めつけてしまうことは非常によくありません。

 

物事には色んな角度からみると色んな意見が出てきます。

 

「一度心に受けとめるクッションを、その胸にもちなさい」

 

前にブログでも書きましたが「明日、ママがいない」というドラマの中で出てきた台詞です。

 

自分の考えとは違う意見も一度きちんと心のクッションで受けとめ、きちんと自分の頭で何が本当に大切な事なのか考えて行動しなさい。ということです。

 

膨大な情報が得られる時代だからこそ、子ども達に情報をどう自分で整理して導いていくかを教えていくのはとても大切なことだと思います。

 

新聞の中には沢山の人の様々な意見やその土地ならではの情報があります。新聞を読むことは色んな人の意見やものの見方を知れる機会でもありますね。

 今回この新聞活用法を通じて子どもたちが情報の大切さ、違う意見の大切さを知るきっかけになってくれればよいなと思います。

今一度私達も新聞の大切さを見直していくことが必要かもしれません。

平成27年 一日寺小屋 in 妙国寺が開催されました!

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平成27年度 一日寺小屋 in 妙国寺 が開催されました

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今回は34名の子ども達、一年ぶりに会うお子さん方、檀信徒の方々のお子さん方、いつもイベントに参加してくれるお子さん方、遠方は埼玉、名古屋、岡山など県内外からたくさんの子どもたちが参加してくれました

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午前中は「熊日日新聞」荒尾販売センターの方々によります「親子で新聞活用講座」です。新聞を使っての色んなクイズや勉強方法や、新聞が発行され私達の処に届くまでには色んな人たちの想いが詰まっていることを教えていただきました!最後は新聞を使ってカブトや紙鉄砲を作ったり、とてもためになる楽しい時間を過ごさせていただきました

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お昼は恒例の流しそうめん!みんなの食べる勢いがすごいです(笑)

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工作の時間はペットボトルで空気砲!

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室内に並べられた的を倒して班ごとに点数を競いました

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ペットボトルで風鈴作り!かなり苦戦しましたがなんとかみんな完成しました

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おやつ作りは氷で実験、アイス作りです!アイスの材料をボールとジップロックに入れて

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とにかく振り回します(笑)

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好きなトッピングをしてミニパフェの完成です!

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心を落ち着かせるために瞑想をしたり、

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写仏や写経をしたり、新聞つながりで「おばあちゃんのしんぶんし」というお話を読み、命についてのお話をさせていただきました!

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最後の工作、スカイスクリュー作りです。

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最後はこれも恒例のカレーを食べて終了です!

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閉校式のお参りは子ども達に練習をしてお題目の太鼓をたたいてもらいましたとてもみんな上手でびっくりしました!

今回もたくさんの笑顔に出会うことができました!

参加していただいた皆さんありがとうございました!

あの時、お寺で遊んで勉強したりしたなぁ~

楽しかったなぁ~ なんて大人になった時振り返ってもらえるならば何よりの幸せです

何よりお手伝いをいただきました寺活の先生方、檀信徒の皆さま、地域の方々、保護者の方々、長時間に渡り御苦労さまでした。皆様がいらしてこそできる行事です、本当にありがとうございました!

一日寺小屋では参加者はもちろんのこと、子ども達と一緒に一日過ごしてお手伝いいただける大人の参加者の方も募集しております。大人の方はもちろん参加費無料です(笑)よろしくお願い致します

また、熊日日新聞の荒尾販売センターの皆さま、「新聞活用講座」を快く引き受けていただきありがとうございました!新聞を読み、子どもたちにもその面白さ、大切さを伝えていこうと思います!

みなさん本当にありがとうございました

お盆施餓鬼供養・ゆめのねいろコンサート

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本日はお盆施餓鬼法要がありました。暑い中お詣りいただいた皆様大変御苦労さまでした。

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そして本日はお盆の終わりに、夏の終わりにふさわしいとっても素敵なコンサートが行われました!

たまきな楽奏団 ゆめのねいろ の皆様によります おんがくかい です!!DSCN1190

当山で楽団のコンサートが催されたのは初めてのことです!

昭和の名曲や唱歌、皆さんが気軽に口ずさめる曲を演奏していただきました!

子どもさん方もたくさんいらっしゃていて手拍子をしたり、とても楽しい時間でした。

最期に演奏された朝ドラ「ごちそうさん」の主題歌「雨のちハレルヤ」や「花はさく」とっても素敵な演奏で、気がつくと僕ものりのりで口ずさんでいました!!

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「ゆめのねいろ」の皆様ありがとうございました!素敵なご縁を結んでいただいたtick-tackさん、本当にありがとうございました!

黒ダイヤとお盆と・・・

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7日から始まったお盆のお経まわりも残すところあと三日となりました

今年は本当に暑かったですね・・・

毎月お経に伺っているお宅が多いのですが、お盆の時期のお経の時は何か特別な感じがあります

お檀家さん宅でお経が終わり昼食をご馳走になり、勤めていらっしゃった三井三池炭鉱時代のお話をたくさん聞かせていただきました。

炭鉱に係る技術や人間模様、荒尾、大牟田が輝いていた時代のお話はとても楽しく時間も忘れて聴き入ってしまいました。

「お寺にはこれはあったっけ?うちには二つあるから一つ持っていく?」

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といただきました 「石炭」 です。三池坑でとれた石炭だそうです。

石炭は昔は「黒ダイヤ」と呼ばれるほど重宝されていたそうです。

炭坑節にも歌詞の中ででてきますね!

がっつり大きいです!!

昔小学校の頃理科室とかに置いてあったような・・・。

 

さて、本日よりお盆の期間に入りますのでお寺も本堂に盆提灯を出して準備万端です。

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盆提灯の光はこちらの世界にご先祖様方を導く光になります

8月16日は11:00より

「お盆施餓鬼供養」が執り行われます。

受付にて卒塔婆をお申し込みになってご先祖様の供養をされてください。

なお、13時30分からは たまきな楽奏団 ゆめのねいろ の皆様によります 

夏の終わりの音楽会が行われます!どうぞ、お楽しみください!

遊び場

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猛暑が続きます・・・

 

なのでちょっとここで涼しいお話を・・・。

 

お寺で暮らしている人達の住居を庫裏(くり)と言います。庫裏の一階は住職夫妻、私達家族は庫裏の2階に住んでいまして2階のベランダからは裏門、お墓、駐車場が見えるようになっています。

 

その日も暑い6月中旬くらいの頃でした。

 

夜になり、布団に入っても何か寝苦しく、子ども達も何度かうなされるように起きて、暑くて窓を網戸にして寝ていました。

 

朝起きてきた妻が一言・・・・

 

「あのさ、昨日トイレに起きたら裏門の駐車場で子ども達が楽しそうに遊んでいる声が聞こえたから窓の外から覗いてみたんだよね・・・。どこかの子どもが遊んでるんだな~と思ってまた寝たんだけどさ、良く考えてみたら・・・・

 

明け方の4時くらいだったんだけど・・・

 

小学生くらいの子がえらい楽しげに2,3人で遊んでいたそうです・・・・。

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ふと、思い出してみると去年の大掃除、お檀家さん達が来て掃除をしているときに4歳の息子が

 

「あれ?お兄ちゃんは?」

 

と言っていたのを思い出しました。その時来ていたのは大人だけ・・・。

 

どうやら誰かと遊んでいた様子・・・。

 

う~ん・・・ここにはお子様方がよくいらっしゃるようです。

 

ここ何年かお寺でイベントやったり、お祭りをやったりしているもので、そんな時は

 

「え?まじで?動物来てるじゃん!!人形劇もやってるし!!

うわっ!スーパーボールすくいとか、ヨーヨ釣りとか射的もあんじゃん!!楽し~!!」

 

みたいな感じで楽しく遊んでおられたのでしょうか・・・。

 

隣の小学校が廃校になった後今年の4月で崩れてしまったので行き場所がなくて来てみたのかな?

 

なんて思ったりもして・・・。

 

どうぞ、思う存分楽しく遊んでってくださいな~。と手を合わせました

 

何はともあれ!生きている時も、亡くなってからも、楽しく過ごせる場所!!

 

それがお寺の醍醐味なのかもしれませんね・・・。

 

8月13~16日までお盆の期間になります。亡くなった方々が帰って来られます。

 

皆様をいつも護ってくださっているあちらの世界に行かれた方々が、こちらに帰って来られる。

 

「いつもありがとうございます。おかえりなさい

 

そう感じながら過ごされてくださいね