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「死の体験旅行」の講義が開催されました。

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昨日、当山で「死の体験旅行」の講義が行われました。

「死の体験旅行」とはホスピスなどで死に関わる仕事を持つ方に死にゆく人の気持ちを少しでも共感し、理解してもらおうとアメリカの牧師によって作成されたプログラムです。このプログラムは自分が病にかかり、病気が進行し、やがていのちを終えていく物語です。命の終わりを追体験していくことによって「生きる」ということとどう向き合っていくのか?を感じることができます。

久留米大学文学部社会福祉学科准教授の片岡靖子先生にご講義いただきました

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自分にとって大切なものを書き出し一つずつ別れて行き、最後には一体何が残るのか?考えて考えて悩んでいくと「何のために今を生きているのか?」「命が尽きる時、一体自分は何を想うのだろうか?」命と向き合う貴重な体験をさせていただきました。

今回は浄土宗、浄土真宗、日蓮宗、一般の方を交えての勉強会で、懇親会では先生を交えての他宗同士の交流会で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました!!

いや、ほんと楽しかったですよ

私も社会福祉の大学出なので母校の先生の事もよくご存じで、しかもご実家が妻と同じ大阪の豊中でして・・・。これもありがたいご縁だなぁ・・・としみじみと感じました

私たち僧侶の本分はもちろん仏教の教えを説くこと、仏教の教え、宗祖の教えによって人を導くことです。

しかし、その過程にはもっと大切なことがあると思うのです。

 「人に寄り添う」 ということです。

悲しいことがあれば、一緒に泣いて、幸せなことがあれば一緒に喜び、楽しいことがあれば一緒に笑いながら、お寺に来られる方々、お参りに伺う方々と一緒に寄り添って生きていく。

それは、お亡くなりになられた方々にも同じことだと思います。その命を悼みながら寄り添ってお参りをする。

だからこそ、共感する。というのがとても大切なことだと思います。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。また、宗派の垣根を越えての勉強会開催できたらいいなぁと思います。

 

夜の顔!!

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妙国寺には夜の顔があります・・・

普段はお昼に利用される方が多いので、あまり知られてませんが・・・・

せっかくなのでご紹介します。

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7時近くになると表門の看板がライトアップされます。

9時過ぎくらいまでですが・・・。

表の静かな通りで一生懸命宣伝してくれています

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まるでフレンチレストランかカフェか!!と見間違えてしまいそうですが・・・(笑)

前を通られると「お、お寺!?」と思われる方もいらっしゃるでしょう!!

それが狙いです・・・!!

いやいや、この通りはどんどん家が無くなっていき、ほんと真っ暗だったんです。

安全のためにも明かりが欲しいなとは思っていました。

お隣に保育園もできますので、明るくして正解だったかな~と思います。

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普段はなかなか時間が作れない方のために 安産祈願などの祈願やお祓いも7時くらいまででしたらお受けいたしております!

お気軽にご相談ください!!

きっかけ

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「何故お寺で保育園もやっていないのに保育士になったんですか?」

とよく聞かれることがあります。確かに、お寺は保育園、幼稚園を経営しているわけでもなく、保育の専門の大学に通っていたわけでもありません。

お坊さんの大学に行く前に通っていた大学は社会福祉の大学でしたが保育士の免許を取得することはできませんでした

保育士になろうと思ったきっかけはボランティア活動にあります。

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大阪の柏原市の児童福祉課「子育て支援施設」が第一子を育児中のお母さん方を集めて週に一回2時間ほど計13回のプログラムで地域の保育園で働いていらっしゃる保育士の先生が中心になって一緒に遊んだり、グループワークをしたり、子育て相談にのったり、親子遊びを教えてあげたりする「らっこワールド」が開催されていました。

学生時代になかなか自分の道が見定まって無かった頃、先輩にボランティアに誘われて通い始めたのが始まりでした

最初は緊張していたお母さんや子ども達も教室が終わるころにはすっかり先生に打ち解けて、お母さん同士で友達になられたり「ここに来てよかった~」と色んな事を相談されておられました

2時間ほどのプログラムが終わったら必ず保育士さん達で集まり、先週に比べてお母さんの様子は?子どもの様子は?どうだったか?一家族ごとに丁寧にミーティングをされておられました。

そんな保育士の先生方を見て、「あぁ!こんな人になりたい!!こんな活動をしたい!」と思ったのがきっかけでした

この時の「らっこワールド」のしおりは15年近くなりますが、今でも持っています。

そして東京で保育士になり現場で数年間働き、お寺へと帰り夫婦で私達なりに子育て支援の一環として「寺活」を行っております。

テレビでコメンテーターの方がこれだけ情報や社会が発達した環境の中で人間が閉鎖された空間で一人の人間と長時間関係性を持つことはかなり負担である。とおっしゃっていました。確かに子育ても言わば一対一の人間同士の付き合いですね。

だからこそ、一時預かりの託児などを利用されてリフレッシュされることはとても大事なことです。

今は子育て支援施設も市や志を持たれた方々が様々なところで開設されていらっしゃいます。子育て中のお母さん達には是非利用していただきたいと思います。

そして!!

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育児中でもお母さん方の趣味や特技が少しでも生かしていただけたらと思い、去年に続き今年も5月17日(日)「OTELIKE2~おてらいく?」というお祭りをします

人形劇や小動物ふれあいコーナー、ワークショップやハンドメイド、美味しい飲食店、親子で楽しめるゲームなどなど・・・。

このお祭りでは、育児中のお母さん方がご自身で作られたハンドメイドの様々な雑貨を販売されるブースがあります!今年は子育て中のお母さん方のハワイアンフラ・タヒチアンダンスグループ「プアマリエ」さんも出演されます。お母さん方が生き生きとされているならばその心は必ずお子さんにも家族の皆様にも伝わっていきます。妙国寺はお母さん方を全力で応援します!!

輝いているお母さん方、是非見にいらしてくださいね!!

我が街、炭鉱の街!!

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お檀家さんから「これ面白いですよ!」

と貸していただいた本です。

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ようやく先日読了致しました。

一時は時代を担っていた炭鉱の町荒尾・大牟田が舞台になっております。

昭和~平成にかけての人や街の移り変わり、発生した事件、今でもあるお店の名前など小説の中でたくさん出てきます。

読んでいくと「こんな事が自分の街にあったのか!」とびっくりします。

お経に行くときに炭鉱で働いていらっしゃった方々や昭和38年の炭鉱爆発事故でご遺族になられた方々に話では聴いていたものの、改めて詳しく知ると感慨深いものがあります。

この大牟田・荒尾の街 炭鉱の歴史は連続ドラマにでもできそうなお話なんですが・・・。

そういえば僕が小学校くらいのころまではたくさん炭鉱社宅があって銭湯があって、閉山とともにたくさんの友達が引っ越しをしていった記憶があります。どんどん炭鉱社宅も壊されて道路になったり、お店になったり・・・・。

この小説の主人公の方は大牟田署の方で、実際におられた方がモデルになっているそうです!もう退職されて大牟田署に勤めていらした方からお聞きしました!!小説を書いた方も大牟田出身の方です!

まだお読みになっておられない方、若い方に是非読んでいただきたいです、自分が知らなかったこの街の歴史を一つのお話として知ることができます!是非ご一読ください!

 

 

2月の寺活 託児の様子~エコクラフト教室~

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2月の寺活の託児の様子です。

お母さんたちが色んな活動を楽しんでいらっしゃる間、お子様たちを別室にてお預かりしております。

2月1日は 節分の「お面」をつくりました!

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「鬼は~そと、福は~うち!」豆まきをしました!

先日はおひなさま制作、砂遊び、お子様たちも楽しい時間を過ごしています!

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藤本先生のエコクラフト教室がしばらくの間先生のお引っ越しの為お休みになります。

藤本先生たくさんの楽しい時間をありがとうございました!こちらに戻ってこられる来年くらいに再開になります。

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それまでは、お母さん方での「エコクラフト会」が開催されます。

興味のある方は是非ご参加ください!!

龍が住む山 鳴滝山 龍泉寺

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本年も2月3日に本家のお寺「鳴滝山 龍泉寺」さんへと節分祈祷際のお手伝いに行って参りました!

山口県は豊浦市、下関ICを降りて30分くらい車で走ると川棚温泉の近く、細い道から山の中へと入っていくと「龍泉寺」はあります。

その名の通り、大きな大きな大蛇がある日この山に現れたということから「龍泉寺」と名付けられたそうです。

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八代龍王が祀られています。

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そしてこちらの龍泉寺には「滝行」ができる修行場もあるんです。

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今も多くの方がその身を清めるために、滝行をしていらっしゃいます。

この滝は嵯峨天皇の時代、勅願時であった僧侶たちが身を清めるために使用していた滝だそうですので、歴史は古く由緒のあるものです、修行されてみたい方、ご興味のある方は 龍泉寺までお問い合わせされてくださいね(^^)

さて、ここは、自分のお坊さんとしてのルーツがある場所。

よく聞かれますが、うちは先祖代々お坊さんの家系ではありません。

渡邊家にて一番最初にお坊さんになられた方、この龍泉寺を開かれた方は幕末の長州藩士だったそうです。

それから各地を修行されてこの山にお寺を開かれたようです。

幕末の激動の時代に何を想ってご出家されたのだろうか・・・・・。

考えると色々と面白いですね・・・。

毎年ここに来るたびに「よし、また一年頑張ろう!!」という気持になります。

暦の上では「立春」も過ぎ新しい季節のスタートです。

さぁ、今年も一年頑張りましょう!!

七面山 妙嚴寺さま

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先日、荒尾市樺の「七面山妙厳寺」さまの祈祷会へお手伝いに行って参りました。

 こちら七面山 妙嚴寺 さまは 来年で開山300年を迎えられます。

妙嚴寺さまでは七面大明神がお祀りされております。

七面大明神は七面天女ともいい、法華経を信仰する人々の神様として全国各地で信仰されています。

 

詳しい縁起や場所は こちらに 

 

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道路工事が行われる前まではこんこんと滝が流れており、ここでは「まっぽしさん」「拝み屋さん」と呼ばれる今でいうスピリチュアル専門の方々だとか、お坊さん、信仰熱心な方々が日々籠って修行されていたそうです。

今でも川は静かに流れ、修行場としての名残を感じることができます。

 訪れると、空気が澄み渡り身も心も清められます。

荒尾の聖地と言っても過言ではありません。

これだけの清らかな場所。もっと荒尾市が注目して観光名所として取り上げてもよいのに・・・と思います。

 是非一度訪れられてください。

さようなら・・・

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旧荒尾第三小学校、お寺の隣の小学校です。

何年か前に統合になって閉校になったこの校舎・・・。

閉校になってからは子どもたちの声もピタっとなくなり随分と寂しくなりました。

思い返せば色んな思い出があります。

家から走っても歩いても5分以内で着いてた小学校。

何せ僕らが小学生の頃には一クラスしかありませんでしたので皆とても仲良しでした。

先生との思い出、友達との思い出、笑いあったり喧嘩したり、恋をしたり、悔しくて涙を流したり・・・・

思い出はつきません。

そういえば、先日安産祈願に来てくれた若い夫婦が「実は僕たち三小の同級生なんですよ~」

と仰っておられ色んな思い出話を聞かせていただきました。

本当に学校ってのは色んな人たちの思い出がたくさん詰まっていますね

自分の子どもも、いつかこの小学校に行くのだろうなぁ・・。とばかり思っていました。

ずーっとそこにあったものがなくなるってことは寂しいですね。

一月中旬から三月にかけて取り壊しの工事が行われるそうです。

運動場には民営化された万田保育園が移転してくるようです。

またこの地区に子ども達の声が戻ってくるのかと思うと少し楽しみでもあります

今までずっと見守ってくれてありがとう。

さようなら荒尾市立第三小学校。

正月大祈祷会でした!

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本年の正月大祈祷会は晴天に恵まれとても活気のある祈祷会になりました。

お詣り頂きました皆様ありがとうございました。

11:00より四人の祈祷師によります水行式

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新春のお参り、たくさんの方にお参りいただきました。

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そして「特別祈祷」を申し込まれた方々を囲んで8名の日蓮宗祈祷師によります祈祷

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皆さんの今年一年の息災と祈願が成就しますよう祈願をいたしました。

竹灯篭も今日までで片づけに入ります。来年はもっと電気の竹灯篭を増やしてみようかと思います。

せっかくなので昨日の夜灯りをともして写真を撮ってみました

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今年も皆さんにとって良い一年になりますように祈念しております

乙未(きのとひつじ)年!!

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本年平成27年は「乙未(きのとひつじ)」年です。

 

「今年の干支は未なので未年ですよ~」

 

 くらいしかあまり馴染みのないものですが、お坊さんになり暦で吉凶をよく見るようになってから干支というものが急に身近になってきました。

 

干とは 十干 甲 乙 丙 丁 戊 己 康 辛 壬 葵

支とは十二支 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥

 

木に例えるなら干は幹、支は枝を表しており、生命の発生から順次その終わりに至るまでの過程を干は十段階、支は十二段階解説して、この干と支の二つを組み合わせて六十通りにしたものだそうです。

 

なので、六十番目に元に還ってくる。これを還暦と呼びます。

ですから60年前の1955年 昭和30年 乙未 生まれの方が本年還暦になるわけです。

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さて、この干支には先ほど言いました通りにそれぞれに意味があります。

 

年「乙未(きのとひつじ)」を見ていきます。

昨年は甲午(きのえうま)年でした。

十干の「乙」は前年の甲で堅い殻を破って出た芽が、まだ外界の抵抗が強いために、真っ直ぐに伸びないで曲折している、「乙」という字は草木の芽が曲がりくねっている象形文字なので新しい改革創造の歩みを進めるけれども、まだまだ外の抵抗が強い、しかしいかなる抵抗があっても、どんな紆余曲折を経ても、それを進めていかねばならない。という意味を持ちます。

 

そして十二支の「未」という文字は漢字が上の短い一と木から成っており、一は木の上層部、すなわち枝葉の繁茂(はんも)を表す、ところが枝葉が繁茂すると暗くなるから未を(くらい)と読みます。未は昧(くらい)に通じる、つまり支の「未」は暗くしてはいけない、不昧でなければならないという意味です。

 

 60年前の1955年は高度経済成長の始まりとなった年と言われています。また、今日のニュースでは今の状況はバブル前期の状況と似ているとも言っていました。

 

さて、この一年で迫りくる障碍と暗闇をうち祓い、来年に向けて大きく飛躍するための年にできるかどうか?各々の課題となるのかもしれませんね。

 

闇を祓い、良き一年になりますように、年の初めに是非ご祈祷を受けられてください。

 

一月八日 正月祈祷祭 にてお受けいたします。

 

一月八日は、11:00より祈祷会に先立ち、日蓮宗祈祷師によります水行もごさいます。

是非お立会いの下、水行の迫力とパワーをその身に受けられてください。 

一月八日以外でも、家内安全、家運隆晶、身体健全、当病平癒、交通安全、安産祈願、開運除厄(厄払い)、試験合格、除災得幸、良縁成就、社運隆晶、商売繁盛、心願成就などのご祈祷は随時いつでもお受けいたします。

お気軽にご相談ください。