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正月大祈祷会のお知らせと平成27年厄年早見表

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改めまして明けましておめでとうございます。

本年は「乙未(きのとひつじ)」です。

本年初の祈祷会への御案内です。

「正月大祈祷会」 

1月8日(木) 11:00~

家内安全、家運隆晶、身体健全、当病平癒、交通安全、安産祈願、開運除厄、試験合格、除災得幸、良縁成就、社運隆晶、商売繁盛、心願成就など、

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一年間皆様が心安らかに過ごすことができますよう、当山の「鬼子母神」さまの御前にて7名の日蓮宗祈祷師によります大祈祷会を執り行います。

なお、厄の方は下記の表をご参考ください。平成27年厄年早見表です。

 

*男性大厄 42歳

*女性大厄 33歳
前厄41歳 昭和 50年生まれ 前厄32歳昭和59年生まれ
本厄42歳  昭和49年生まれ 本厄33歳 昭和58年生まれ
後厄43歳  昭和48年生まれ 後厄34歳 昭和57年生まれ
*男性厄年 25歳 *女性厄年 19歳
前厄24歳 平成4年生まれ 前厄18歳 平成10年生まれ
本厄25歳 平成3年生まれ 本厄19歳 平成9年生まれ
後厄26歳 平成2年生まれ 後厄20歳 平成8年生まれ
*男性厄年 61歳*女性厄年 61歳
前厄昭和31年生まれ前厄昭和31年生まれ
本厄昭和30年生まれ本厄昭和30年生まれ
後厄昭和29年生まれ後厄昭和29年生まれ

また、女性の小厄として、昭和55年生まれ(前厄36歳)、昭和54年生まれ(本厄37歳)、昭和53年生まれ(後厄38歳)があります。気になる方は開運除厄のお祓いをうけてください。

『厄年』とは一生のうちに災難に遭うおそれが高い年です。厄払いをし、一年の大難を小難に小難を無難にし、安心して過ごせる年にしましょう。

厄年は数え年の年齢です。数え年は、母親のお腹にいる月日も命と考えますので、生まれた年は0歳ではなく1歳になります。【注意】立春前に生まれた人は、前の年が生まれた年になります。たとえば、昭和55年1月11日生まれは、昭和54年生まれになります。

当日、お寺にお参りできない方も祈願を受付いたします。祈願をし、木札と護符を郵送にてお送りすることも可能です。

お申し込みはお一人 3000円です。詳しくはお電話か、お問い合わせフォーム よりお申し込み下さい。その際は祈願名(どういったことを祈願したいか?)と生年月日と御名前、住所を忘れずにお知らせください。

お気軽にご相談ください。

明けましておめでとうございます!!

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いよいよ2015年の幕開けです。本年は「未」年!!

実は私、本年年男でございます。12年間の集大成としての一年にできたらよいなと思います。

さて、先日毎年大晦日の恒例行事「大晦日 竹灯篭 水行式」が行われました。

当日は暴風と雨、とにかくものすごいで心配しておりましたが・・・・

徐々に雨もやみ、風も弱くなり沢山の方にご参拝いただきました。

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本年の水行は私を合わせて4人、4人で来られた方々の一年の穢れをおとし、来る年の多幸を願いました!

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30日までとは寒風吹き荒れる中、偶然にも3人が玉名高校卒業生、玉名高校魂を見せました!

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 水行の後は新年初参りです。

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今年は初の電気を使用した竹灯篭を制作しました!

毎日制作に携わってくださった井上さん、お手伝いくださった藤本さん、檀信徒の皆様、そして寒い中妙国寺へと足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

今年も一年、よろしくお願い致します。

今年もいよいよ

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あっという間の12月、明日はいよいよ大晦日ですね。

ユニコーンの「雪が降る街」が似合う時期になってきました

今年もいろいろありました・・・。

楽しいこと悲しいこと、嬉しいこと辛いこと・・・・。

今年は例年に比べてたくさんの方と新しい縁を結ばせていただきました。

何より幸せなことだなぁ・・・と思います

みなさんにとってはどんな一年でしたでしょうか?

「すべてが思うようにいくならば、カニだって前に歩けますたい!!」

人生の酸いも甘いも経験されたお檀家のおばあちゃんが笑いながら仰っていた言葉で

「なるほど・・・」と、自分の心にストンと落ちました。

思うようにいくことも、思うようにならないことも、振り返ることができる時がくればどちらも同じように懐かしめることができるようになるのではないでしょうか・・・。

皆さんにとって来年がまた素敵な一年になりますよう妙国寺は心より祈念しております。

さて、明日は一年の最後の締めくくりの日!!

「大晦日 竹灯篭・水行式」です!

妙国寺役員の井上さん藤本さんのお力添えにて今年は見事な竹灯篭が境内に並びます!!

すこーしだけ、お見せすると・・・

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こんな感じです!ほんの一部ですよ(笑)

なんとか間に合いました!!!

明日雨が降らないといいのですが・・・

雨が降っても「竹灯篭・水行式」はあります!

どうぞ、一年の締めくくりの日、妙国寺へとお越しください!

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竹灯篭・水行式 23:45~ 水行式 その後新年初祈祷がございます!!

どなたもお気軽にお詣りください!!

寺活の親子でハンドメイド教室、お楽しみ会!!

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びっくりするようなスピードで12月が過ぎ去ろうとしております。

12月26日に寺活の一年の総まとめとしてtick-tackさんの「親子でハンドメイド教室」と「一年お疲れさまでした!お楽しみ会」をしました!!

様子をupしようと思っていたのですが・・・。

バタバタですっかり遅くなってしまいました・・・。

「親子でハンドメイド教室」は来年の干支「未(ひつじ)」のフレーム作りです。

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同時に、紙灯篭つくりをしました!大晦日で使用します!好きな絵の色塗りをしてみんなそれぞれお願いごとを書きました!皆の願いがかなうように大晦日ははりきって水行しますよ!!

DSCF4889ハンドメイド教室の後は「お楽しみ会」、副住職夫妻がこの日のためにはりきって練習しました!

DSCF4897DSCF4901出し物の後は皆で色んなゲームをして遊びました!

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最後に持ち寄っていただいたお菓子を食べて楽しい時間を過ごしました!

ご参加いただきました皆様、tick-tackさん、ありがとうございました、楽しかったなぁ~と感じてもらえたなら何よりです!

寺活に参加してくださる皆様も徐々に多くなって、お寺にも少しづつ活気が生まれてきました。

お寺を地域の資源としてもっと活用できないだろうか?そんな試みで始めた寺活!

一年間、妙国寺を利用していただいた皆様、そして、「寺活」でお寺を盛り上げていただいております、copollatoさん、4cloverさん、西村先生、藤本先生、カーナさん、龍先生、中嶋先生、tick-tackさん、本当に一年間ありがとうございました!

また来年もよろしくお願い致します!

 

竹灯篭つくり

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寒いですね・・・。

確か、夏には「今年の冬は暖冬です」

って言っていませんでしたっけ・・・。

予定外のこの寒さで風邪をひいてしまいました

さて、毎年恒例の「大晦日 竹灯篭・水行式」に向けての竹灯篭作りもはじまりました!

今年も檀信徒の方々のご協力のもと、ノコギリ片手に竹山に入りました!

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快く竹を分けていただき、今年は太さのある良い竹がたくさん取れました!!

徐々に仕上げていきます!!

今年はLEDとかも竹灯篭に使っちゃおっかな~!!

とひそかに企んでおります!!

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何はともあれ、12月31日 大晦日竹灯篭・水行式 23:30~

お楽しみに!!

あ、水行を体験されてみたい方!まだまだ募集しております!

老若男女、どなたでも結構です!

一年の穢れを落とし、来年への良いスタートにしませんか?

もちろん、お参りだけでも大歓迎です!

 

中陰のおはなし

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人はその命がつき、霊前浄土という浄土の世界へたどり着くまでに四十九日という旅に出ます。

 
死出の山や冥途の道や三途の川が出てくる旅です。

 

その区切りである七日ごとには生前での罪を裁く裁判が行われるのです。

 

初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日 故人の前でお経をあげます。

 

そしてご遺族の方々と共に

 
「この方はこんなに素晴らしい方だったんですよ、この世界でこんなに多くの方に愛されて旅立たれたんですよ。」

とその裁判官に伝えるとともに、無事に浄土の世界まで行くことができるようにお祈りします。

 

この期間のことを「中有」または「中陰」と呼びます。死から次の生をうけるまでの期間という意味です。

 

その七日ごとのお経にお伺いした時のお話です。

 

お伺いしたその家には高齢の奥様が一人暮らしていらっしゃいました。

お亡くなりになられたのはご主人でした。八十三歳のご生涯でした。

 

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お経が終わりポツリポツリと思い出話を聞かせていただきました。

 

「この人は、六十歳の時に大病を患いましてね・・・

 それはもう大変だったんです・・・。

 半身不随になってしまって・・・。

 だけどそれから二十三年間生きてくれました。

 ほんとうに強い人でした。厳しい人でした。

 私にも厳しかったけれど・・。

 ご飯は固めじゃないと食べなかったし、

 ご飯の時間はきっちり守らないと気がすまない人で・・・。

 だけれど、自分にも厳しい人でした・・・。

 ちっとも弱音を吐かずに、

 暇さえあればバーベル片手にリハビリをして・・。

 いつもビニール片手に落ち葉を拾って家を掃除して・・・。

 

 今でも病院に行けば会える気がして・・・。

 いつものご飯の時間になったら、台所に来るような気がして・・・。

 全然、いなくなった気がしないんですよ。」

 

祭壇には「ありがとう・・・」心のこもったお孫さんからの手紙、

家の中には、まだご主人の思い出の品がたくさんそのままの形でありました。

 

四十九日はお亡くなりになられた方々の旅路ではありますが、同時に遺族の方々の心の整理の旅でもあるのです、ゆっくりゆっくりと思い出を大事にしながら時間をかけて・・・。

少しづつ、少しづつ七日ごとに区切りをつけていく・・・。

遺された方々がその後きちんと歩いていけるように、四十九日に納骨をし、お墓や納骨堂にお骨を収めて一応の区切りをつけていくのです・・・。

 

「残り生(よ)が 一年刻みと なりしこと 妻と笑えり あとさきいずれ」

 

大正―昭和時代に活躍された歌人 坪野哲久さんの歌です。

 

きっとお二人ともこのような心持ちではなかったのでしょうか・・・。

だからこそお亡くなりになられた後も温かい日差しのように傍にいるように感じれるのでしょう。

 

お傍で共にお祈りしてゆきたいと思います。

今日は立冬です!!明日は宗祖御会式法要です!

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今日は11月7日 「立冬」 季節の移り変わりの「土用」の期間が終わり暦の上での「冬」になります。

そういえば、急にここ何日かで朝晩と冷えるようになりましたね

さて、明日 11月8日(土曜) 日蓮大聖人報恩御会式法要と月例鬼子母神祭 が当山にて執り行われます。

御会式は、日蓮大聖人の御命日に営む法会です。

日蓮大聖人は弘安5年10月13日の午前8時、東京池上の地で御入滅されました。しかし、その教えは現代においても受け継がれ、その教えによって沢山の方々が救われ、導かれることができました。そこで、10月13日を中心に10月11月と、全国の日蓮宗寺院では宗祖への報恩(恩にむくいること)の法会として、お会式が執り行われます。

御入滅の際に大地が振動して季節外れの桜が咲き誇ったことより、御会式法要では皆様に、手作りのさくらの模造花をお配りしております。

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そして、綿帽子を皆様にお配りしております。これは日蓮大聖人が「小松原の法難」の時、東條影信に切り付けられ、額に三寸ほどの疵をうけてしまわれました。夜道を逃れ、小湊山の近くに辿りつかれ、谷間の水で疵を洗い、経を読みながら、身を隠した岩窟の砂を疵口にぬって血を止めたということです。その翌朝、額に深い疵をおって岩窟に隠れている聖人の姿を見かけた「おいち」という老婆が、とっさに自らかぶっていた綿を聖人に差し上げたということです。寒くなると痛んだであろう聖人を偲んで、冬になると仏壇の日蓮聖人象に綿帽子をかぶせるためのものです。

なお、お参りいただいた方々に「紅白まんじゅう」もお渡しします。

また、月例鬼子母神祭も同時に執り行います、日蓮宗のご祈祷を受けられたい方もどうぞ、お気軽にお誘いあわせの上お参りください

受け継がれていくもの・・・

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「手から、手へ」

 

先日テレビの番組で「一万円選書」という、アンケートに基づいて、その人におすすめの一万円分の本を選んで送ってくれる本屋さんの特集がされていました。その中で紹介された本「手から、手へ」という本にもの凄く興味を魅かれその日のうちに注文したのですが、人気のようで・・・ようやく昨日届きました。

 

詩と写真とで綴ってある優しく、心打つ本です

 

一度読み返して、二度、三度、四度と読み返すその都度、色んな「気づき」を与えられます。

 

父と母から、今、自分が受け継がれてきているものは、父の両親、母の両親、そしてそのまたさらに遠くから受け継がれてきているもの・・・

 

そしてそれは今、子ども達が大きくなるたびに、ひとつひとつ受け継いでいるのですね・・・。

 

お坊さんになり、亡くなった方々をお見送りし、一族の方々が眠っていらっしゃるところへと納骨をし、お弔いをする度に私達は一族の血のつながりから生まれ、そしてまた一族の血へと帰っていくのだなぁ・・・・と強く感じます。

 

だからこそ私達は「お彼岸」や「お盆」などご先祖さまを敬う心があるのではないかと思います。

 

一周忌、三回忌、七回忌・・・などの追善法要は五十回忌を「弔いあげ」と言ってこれで法事を打ち切りそれからは、「ご先祖さま」として呼ばれるようになります。

 

お墓や仏壇の前で、目を閉じて心を静めそっと手をあわせると、自分に今、受け継がれてきたものがきっと感じることができることでしょう。

 

そんなことを改めて感じさせられる本です。

 

「手から、手へ」 

 

是非一読されてみてください。

 

宗教と教育 と お彼岸施餓鬼法要 9月23日(火) 11時~ ご案内です!!

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「今の子供たちにはもののありがたさや、目に見えないものを大切に思うこころが大切だ!だから今こそ宗教教育が必要だ!!」

 

と宗教界ではよく聞きます。

 

しかし、「宗教教育」と言ってしまいますと何か堅苦しくって敬遠されがちになってしまいますね・・・(笑)

 

悲しいことに「宗教」という言葉すら今の日本では「え~・・・」って怪しげな目で見られたりするご時世です

 

それを払拭するためにいろんなところで仏教界では若い方々が一生懸命いろんな活動をしていらっしゃいますが・・・

 

 以前読んだ本、今巷によくあります、お寺、お坊さん批判ではなく、世間とお寺の間に何故溝ができてしまったのか?そしてそれをどうやって埋めていったらよいのか?を行政書士の立場から考察されてます、勝桂子さん著「いいお坊さん わるいお坊さん」の本の中でこんな言葉が出てきます。

 

宗教とは執着とは対極にあってカネとモノの鬼神のメッキをはぎとるために存在する。」

 

と書かれています。まさしくその通り。

 宗教は凝り固まった視点や物事の考え方を、もっと違う視点で、やわらかく、おおらかに物事や人生を受け入れるために存在しております。

 そんなことを子ども達や、お寺に来られる方々にどう伝えていったらよいものか?

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法華経のお経の中で最後の章 「妙法蓮華経普賢菩薩歓発品第二十八」のお経の中のお話です。

 

お釈迦さまが霊鷲山という場所で法華経を説かれているのを、遥か遠い東の国で聞いておりました普賢菩薩(ふげんぼさつ)がたくさんの菩薩とともにやってきます。

お釈迦さまが今まさに法華経を説き終わろうとされています時に、普賢菩薩がこう言いました。

 

「お釈迦様、私達は遥か東方の国において、お釈迦さまが法華経をお説きになられているのを聞いておりましたが、どうしてもお釈迦さまにお尋ねしたいことがありまして、たくさんの菩薩たちと共にこの娑婆世界にやってまいりました。お釈迦様、どうぞ、お教えください。お釈迦さまがお亡くなりになられた後、どうずれば法華経の教えを、真理を理解することができるのでしょうか?」

 

問われたお釈迦様は普賢菩薩に4つの方法を示されました。

 

一、「諸仏に御念される。」 

どんな時どんな場所にいても必ず仏様は見ていてくださる。護っていてくださるんだと信じなさい。

 

二、「諸々の徳本を植えること

つまりは陰徳を積むという事です。いくら立派な事をしても、「私はこんな立派なことをやりました!」というようにそれを自慢し、ひけらしているようではだめです。人に知られようが知られまいが、褒められようが褒められまいが、そんなことは関係なく、コツコツと善の徳を植えなさい。

 

三、「正定聚に入る

自分本位な生き方を捨てて仏さまの教えのままに生きる。自分の生き方が常に自分勝手な生き方、「自分が!!自分が!!」になっていないか?常に謙虚な姿勢を忘れずにいなさい。

 

四、「一切衆生を救おうと発心すること

この世界の人々を、困っている人がいたら自ら救おう!!という仏の慈悲心を起こして行動しなさい。

 

「この四つを成し遂げていれば必ず私が亡き後でも法華経の真理を本当に理解することができるんですよ」

 

と言われたお釈迦様に普賢菩薩は、

 

「あ~なんとありがたいことでしょう。お釈迦様、私はお釈迦さまがお亡くなりになられた後でも法華経を修行するものがあるならば、私が守護いたします」

 

というのが、普賢菩薩勧発品第二十八の一場面です。

 

ここで出てきました、法華経の真理を理解するための四つの項目、振り返ってみますとこの四つこそは「宗教教育」という観点上欠かせない項目なのではないでしょうか?

 

「誰かが見ていなくても、おひさまや、ご先祖さまはちゃんとみていらっしゃる、お天道様はみていなさる。」

 

 

誰かが見ていなくても、ちゃんと自分を見てくれている存在がある、そして大きな優しさで護ってくれている存在がある。だからこそ人に見ていられようが見ていられまいが、褒められようが褒められまいが正しいことをしなさい。

自分さえよければそれでいいという自分勝手な生き方を捨てて自分も他人も仏様に護られているかげがえのない存在であることを自覚して、困っている人がいたら慈悲の心をもって救いの手を差し出しなさい。

 

要約するとこんな感じでしょうか?

 

先日の一日寺子屋では、写経で御守りつくりの時、子どもたちにこのお話をした後に、このような人に成長して欲しいなぁという願いを込めてこの部分を写経していただきました。

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お渡ししたお守り袋の中に入っています(^^)

 

さてさて、長くなりましたが、

9月23日(火) ~彼岸の中日~ 11時より

秋季彼岸施餓鬼供養を当山にて執り行います、彼岸の期間は亡くなった方々の世界とこちらの世界が最も近くなる期間です。

 

こちらの世界から卒塔婆を立てて亡くなった方へ祈りを捧げて功徳と善根を積まれてください、卒塔婆の申し込みは当日当山でも受付いたします。お気軽にお申し込みください。

 

また、8日は11時より月例鬼子母神祭です。日蓮宗修法師によりますご祈祷を受けることができます。

こちらもお気軽にお参りください。

オリジナルハンコができました!

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当山では「鬼子母神(きしもじん)」さまをお祀りしております。

もっと親しみやすく皆さんに「鬼子母神」さまを知っていただくために何か良いアイデアはないかと考えておりまして

ついに!!

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当寺 オリジナルのハンコ が 「消しゴムハンコ いろえんぴつ」さんによりデザイン、制作していただきました。

ここで、鬼子母神についてちょっとご紹介いたします。

「鬼子母」とは元々はインドの邪神でした。

インドの王舎城という町に来ては幼児を奪い取って食い殺していました。

人々が困り果ててお釈迦さまに救いを求めたところ、お釈迦様は彼女の一万もいる子どもの中で一番可愛がっている末の子供をさらって隠してしまったのです。

鬼子母は七日間、世界中我が子を探し求めましたが見つからず、ついにお釈迦様の元へ来て子供の行方を尋ねました。

お釈迦様は、「お前はたくさん子供がいるのに、ただ一人失っただけで悲しみ苦悩しているではないか、世間の人々が持つ子供は一人、あるいは三人五人であるのに、しかもお前はその子供を殺したではないか」とその悪行を厳しく諌めました。

鬼子母はやっと自らの悪事の罪を悟り、我が子が戻れば二度と人の子は殺さないと悔いたのです。そして我が子が戻った鬼子母はお釈迦様の弟子になり、仏の教えを守り生涯人の命を奪わないことを誓い、幼児を守る善神となり「鬼子母神さま」となられました。

古くインドから鬼子母神さまは子授け・安産・子育ての神として盛んに祀られてきたのです。

子どもにとっての神様であり、母親にとっての神様でもあるんですね。

それに、だれしもが誰かの子どもとしてこの世に生を授かりますから、すべての人にとっての護り神さまであるわけです。

当山の鬼子母神像は開基上人が明治の頃より祀られ、お参りに来られた方々の様々な祈願を成就して参りました。

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どうぞお気軽に「鬼子母神さま」にお参りください。

スタンプもお詣りされた方に押していただけるようにする予定です!!

なお、当山では鬼子母神さまにその身を預けて護っていただく「鬼子母神講」をやっております。

月会費500円にて鬼子母神さまの前に木札に名前を書き、写真を貼って毎日身体健全を祈願しております。

なお、会員になられた方は「毎月8日 11:00~ 月例鬼子母神祭」にて日蓮宗の修法師4名によります祈祷会、法話、昼食つきに参加できます。祈祷料は月会費の500円のみです。

祈祷ですので、来られる方の宗旨や宗派は問うていません。さまざまな方が来られます。

どうぞ毎月8日 11:00~ 鬼子母神祭 お詣りにきてみられませんか?