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4月8日 花まつり お釈迦様の誕生日!!

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今日いつものようにつけました朝のニュースで

「今日は何の日か御存知ですか~?」

とテロップが出ていて、おおっ!ニュースでも今日は「花まつり」がでるんだな~

と思っていましたら・・・・

「今日は4月8日 シワの日です!!」

とアンチエイジング特集がやっていました・・・・。

まだまだ「花まつり」が国民的行事になる日は遠いようです・・。

当山では十一時より「花まつり・月例鬼子母神祭」が執り行われました。

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お釈迦様の誕生されたお姿の仏像に甘茶をかけてお祝いいたします。

ご参拝いただきました皆様御苦労さまでございました。

お寺の「花まつり」が終わった後は荒尾シティモールで荒尾仏教会主催の「花まつり」のイベントのお手伝いに行って参りました。

「甘茶をかけてどうぞお釈迦様のお誕生日をお祝いしてください」

「甘茶を飲んで行ってください」

と声をかけますとご年配の方々は懐かしそうな顔をされて「甘茶ですか~懐かしいですね~」

と喜んでおられました。

宗派をこえて、ご年配の方々や若い方、お子様たちが一緒になってお釈迦様の像に甘茶をかけておられる姿を見ますと、この行事は他宗のお坊さんたちも、仏教が繋がりを持てる日でもあるのだから大切にしなくてはな~。と感じます

さて、来月10日はついに OTELIKE~お寺いく?~ のイベントです!

そろそろ本気になって準備にとりかかっていきます!

告知が増えると思います(笑)!

どうぞ御容赦ください!

 

花まつり

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4月8日 何の日かご存じですか?別名「花まつり」とも言います。

仏教の創始者 お釈迦さまの誕生日なのです

 イエス・キリストの誕生日であるクリスマスに比べて日本では周知されていないのが大変悲しいですが・・・。

 お生まれになった時に右手を天に指差し左手で地を指差された時のお言葉

 「天上天下唯我独尊」の言葉だけは何故か有名なんですよね・・。

今はあまり見ませんがその昔、結構この言葉を学生服なんかに刺繍していらっしゃったり、机に彫ったりしていらっしゃる、お釈迦様リスペクトの方々もよく見かけていましたね・・・

それはさておき、里帰り出産の旅の途中花が咲き誇るルンビニーの園でお産まれになり、天が喜び甘露の雨が降り注いだということから、4月8日 「花まつり」では お釈迦さまがお産まれになった御姿の仏像を花に囲まれた御堂に安置し、甘茶をかけてお祝いします。

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当山では、4月8日 11時15分より 「花まつり」 を執り行います。

その日はご参拝された方に甘茶のお土産もお渡ししております。

甘茶は飲むと抗アレルギー作用、害虫除けになるそうです。

 月例鬼子母神祭と一緒に執り行います。御祈祷を受けて法話を聞いてお食事をされ、甘茶のお土産をお持ち帰りください!どうぞお気軽にお参りください!

桜の花

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3月も本日で終わり、明日から4月新しい年度とともに出会いと別れの季節がやってきます。

そして連日の雨風で桜の花も満開をすぎて散り始めています。

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桜ばな いのち一ぱいに 咲くからに 

生命(いのち)をかけて わが眺めたり

 

芸術家岡本太郎さんのお母さん、歌人「岡本かの子」さんの桜を詠んだ短歌です

桜の花はまだ花弁が白いうちは散ることはなく、充分にその花弁を染めてからひらひらと舞い落ちるそうです。

いのち一ぱいに咲き誇り、そして散りゆく桜だからこそ私達もその生命を感じながら眺める価値があるのですね。

毎年、この季節になると、この短歌を思い出します。

人もまた同じですね。芽を出し蕾になり、養分をもらって色づいて花を咲かせそして時が来れば散りゆく・・・。

私達僧侶の役目は、まさにこの短歌のようなものです。

お亡くなりになられた方のそれまで歩まれた人生、いのち一ぱい咲かれた人生を全身で感じながら、こちらの世界からあちらの世界へと橋渡しをいたします。

満開の桜を見る度に「あなたは一日一日大切に、私のように命を燃やしてちゃんと生きていますか?」教えられているような気がします。

お寺で手作りせっけん教室と桜の制作

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今日は hand made soap copolatto  さんによります「お寺で手作りせっけん教室」が行われました。

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せっけんの良い香りにつつまれて、本堂内も華やかになりました。

参加された方々も楽しい方ばかりで、新しいご縁にまた一つ感謝です。

次回は4月30日に開催予定です。詳細はまた後日!

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3月、色々な教室開催の時間にお預かりしている子どもたちと一緒に桜の木を作りました。本日完成しました

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心にクッションを・・・。

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暑さ寒さも彼岸まで」

とは言いますけれど、ようやく寒い冬も終わり、春が訪れたのかな?と思えばまた逆戻り、皆さま体調はいかがでしょうか?

本年は3月21日を彼岸の中日として18日から24日までの一週間、春のお彼岸がやってまいります。

彼岸と申しますと、「お墓参り」に行かれる方もたくさんいらっしゃるかと思います。

「彼岸」とは読んで字の如く「彼の岸」、あちらの岸という意味です。

それはどこかと言いますと、お釈迦様やご先祖様、亡くなった方々がおられる世界、対にして私達がいる世界をこちらの岸、「此岸」と呼びます。

彼岸の期間は向こうの世界「彼岸」とこちらの世界「此岸」が一番近くなる期間、この期間に先祖をしのび、自分が今あることを先祖に感謝して、供養の法要やお墓参りをしましょうという意味があります。

彼岸の中日である春分の日は昼と夜とがちょうど同じになります。ちょうど太陽が真東から出て真西に沈んでいきます。いわば真ん中、中間の状態です。

このように「どっちにも偏らないで中間の状態である」という自然現象とお釈迦様の説かれた「中道」の思想が結びついてお彼岸は仏教行事となったようです。

さて、お釈迦さまが説かれました「中道」という教えはいったいどのようなものなのでしょうか?

私達は時折偏ったものの見方をしてしまいがちです。

正しいとか、悪いとか、好きだとか嫌いとか。気をつけていても、人の噂や誤解、ネットの情報、テレビや雑誌、ちょっとしたことで自分の立ち位置が、あちらへ傾いたりこちらへ傾いたり・・・。

私達の物事を判断する基準というのは自分の今までの経験に基づく限られた情報でしかありません。その判断は時代によっても、自分が今置かれている状況によっても変わってくるでしょうし、自分のものの見方というのは大変移ろいやすいものです。

だからこそ、移ろいやすくどちらかに傾いてしまうような「ものの見方」やこだわりは捨てて、もっとおおらかな視線で物事をとらえなさい。もっとゆったりとした目線で物事をとらえなさい。というのが中道の教えです。

先日、様々な処で問題提起された「明日、ママがいない」というドラマのなかで児童養護施設の施設長が子どもたちに「皆枕を持ってきなさい」とその胸に枕を抱かせて、こんなセリフが出てきました。

「一度、心に受け止めるクッションを、その胸に持ちなさい」

賛否両論湧き起こったドラマでしたが、このメッセージは非常に重要なものだと思います。

私達の価値観はそれぞれ違います。極端な例を除くと何が正しいか、何が間違っているかそれを判断するのは難しい、人は誰しもが間違ってしまう存在です。

そして私達に起る幸や不幸も様々です。幸せなことばかりではない、辛いことも自分の思い通りにならないことも必ず人生に起ります。いいことばかり続くと油断してしまうし、辛いことばかりが続くと沈んでしまいます。

そんな時私達は一度、心に受け止めるクッションが必要なのではないでしょうか?

一度心にあるクッションで物事を受け止める。すると、必ず傾きはしないはずです。

これがすなわち中道の教えにつながっていくのではないかと思います。

実はこの中道、人間の体に備わっているものです。いつもお参りされるように合掌してみてください。どうでしょう?

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その合掌は身体の丁度真ん中にきませんか?

人間の右手というのは清浄の手、左手というのは不浄の手を表します。人間は清濁兼ね備えた存在ですから、それを手を合わすことによって自覚しなさい、人は正しくもあるし間違うこともある、だから「中道」の生き方をを心がけなさい。と仏様は合掌に示されているのではないでしょうか。

彼岸は先祖供養の期間でもありますが、自分自身を見つめなおす大事な仏道修行の時期でもあるわけです。彼岸の中日、心沈めて合掌して、「自分はどちらかに傾いてないだろうか?」問いかけながら「中道」の思想で心穏やかにすごしたいものです。

当山では3月21日 11時より 春季彼岸施餓鬼法要 がございます。

皆さまと一緒に合掌し、心を静め、仏道修行に精進したいと思います。どうぞお気軽にお参りください。

また会うための・・・

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熊本に戻ってきた当初、毎月お経にうかがっていた二人暮らしの老夫婦のお宅がありました。

古い2階建ての一軒家で仲良く暮らしていらっしゃいました。

 1階はご夫婦が過ごされる場所、2階はといいますと・・・。

 実はこのお宅には30年ほど前、悲しい出来事があったのです。

一人息子さんが18歳の若さでバイクの運転事故で亡くなってしまいました。

それからというもの、悲しみに打ちひしがれながらお二人は息子さんの部屋だった2階に仏壇を安置して息子さんを弔い、供養しながらずっと時を過ごされていました。

それは何十年経っても変わることはありません、お経に行くと

「今日はね~命日ですから、上でゴトゴトと物音がするんですよ~、あの子が帰ってきてるんですね~。」

 風の吹く音がすれば、何か物音がすれば、それが息子が帰ってきた合図なんだと嬉しそうに目じりを下げながら私にそう言われていました。

 しかし、ご高齢のお二人は共に体の調子も悪くなってきました。

 2階へあがる階段は急な角度で足が不自由なお二人には簡単には登れません、

それでも息子のためにとゆっくりとゆっくりと、息子のために・・・。階段を上がられます。

 自立した二人の生活も困難になり、二人とも施設に入られ、毎月お経に行き、お会いすることもなくなっていました。

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そしてつい先日、施設からおじいさんがお亡くなりになられたと電話がありました。

久々にお会いした柩の中に安置されたそのお姿、どこか穏やかそうなお顔をされていました。

 きっと、ようやくこれで子供に会える。そんなことを思いながら・・・きっと再会することを心待ちにしながら旅立たれたのだろうな・・。そう感じました。

 日蓮大聖人がお檀家さんに宛てた御手紙の中にこのような一節があります。

 

 「法華経は三途の川では舟となり、死出の山では大白牛車となり、冥土にては燈となり霊山へ参る橋なり」

 法華経は必ず霊山浄土、お釈迦様やご先祖さまがいらっしゃる浄土の世界に導いてくれる。

 

お経を拝読しながら、その旅立ちが安らかであるよう心から祈りました。

 そしてまた、私もいつか・・・

「お上人さん、ようやくね、息子に会えたんですよ~」

 

霊山浄土であのお爺さんの笑顔を見れる日を楽しみにしながら・・・。

 

2月8日 除災招福節分星祭会

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本日、2月8日 当山にて 「節分星祭会 豆まき」が執り行われました。

「星祭」先日少し触れましたが、本年の皆様の運勢を見、悪い方は災難を逃れることができるように、良い方は一層良くなるように、お護りをお一人ずつ作り、祈祷をしてお渡しします。

立春をすぎたとはいえ、全国的に寒い気候の折沢山のご参拝誠に有難うございました。

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祈祷会に先立ちまして、日蓮宗熊本青年会雅楽部によります雅楽奉納の演奏会がありました。

いつもはCDで流している雅楽の音色なのですが、今日は生で聴く音に皆様大変感動していらっしゃいました。

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豆まきの様子です。本年も当山総代藤本力さんに沢山のお菓子と豆の供養をいただきました。

豆を食べて心の中の邪気も追い払い、今年一年が心穏やかにまた良き年となるようにいたしましょう。

本年一年もまた「星祭りや特別祈祷」申し込まれた方々のご多幸を毎日当山の「鬼子母神」さまに祈り続けます。

良き一年になりますように!!

 

滝修行

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山あいにひっそりと清浄な気に包まれて、滝と流れる川の水の音が境内に響き渡る・・。

その昔、ここは嵯峨天皇の勅願寺の僧侶が滝行をする行場だったそうです。

「鳴滝山 龍泉寺」

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山口県は豊浦、当山妙国寺の本家でございます。

節分も過ぎ、新しいスタートです。身も心も清められました!

今年一年頑張ります。

 

 

 

1月のお寺でエトセトラ・・・。

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先日、Florist Keri 沖先生のフラワーアレンジメント教室がありました

今回のアレンジ教室のテーマは「バレンタインデー」

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チョコレートの匂いのするお花だそうです。

先生曰く、日本ではバレンタインデーは女性が男性にチョコですが、海外では男性から女性にお花を贈る日らしいです!

初めて聞きました・・・。

お花屋さんでこの活動を広めて行くそうですよ!男性の方々ぜひ、バレンタインデーには花束を!!

次回の お寺でフラワーアレンジメント教室は 2月25日(火) 13:00~ 参加費は3500円です

お気軽にお問い合わせください。お問い合わせフォームからでもお電話でも結構です。

なお、託児が必要な方は事前にお知らせください。

そして、西村先生をお迎えして毎月行われています、スクラップブッキング教室。

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スクラップブッキングとは、お気に入りの写真を飾るペーパークラフトのことだそうです。写真をアルバムに貼り付けるだけでなく、台紙にイラストやタイトルを添えて写真ごとに思い出を書き綴り、家族の思い出を大切に保管します。

毎月第二火曜日に13:00~行われております。

ご興味がおありの方お気軽にお問い合わせください。

託児では、子ども達と雪だるまつくり、鬼の豆入れを作りました!

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泣語ってご存知です?

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先日テレビを見ていましたら、「落語」ならぬ「泣語」というのがあるらしいです。

 

 ご存知ですか?

 

 「泣語」

 

 ブータンの民族衣装に身を包み、話す様子は落語家さんと似たような感じですが、話し手さんがお話される内容は名の如くずばり「泣ける話」。

 

 涙を流して心も体もすっきりしましょう。能動的に泣いて心も体もデトックスを!という「涙活」(るいかつ)という活動の一種らしいです。

 

 なんでも、創作と実話、5分以内の話で最後は自分も泣いて人も泣かせる。ということでしたが・・・。

お坊さんをやっていますと、お通夜やお葬式、法要の場、何やかんやとお話をする機会が沢山あります。

「心を打つお話を!!」と笑っていただいたり、泣いていただいたりする時もありますが、なかなかこちらの想いが伝わらず、独りよがりの話になることも正直多々あります。練りに練って自信ありで話した内容が滑りまくって大汗かいたことも多々あります・・

 

 お話をする、自分の想いを誰かに伝えるというには大変難しいことです。

 

 しかも5分以内???自分も泣いて相手も泣かす??いやはや・・更に難しいですね・・・。

 

何故こんなにハードルを高く・・・。きっと何かしらの理由あってのことでしょうが・・。

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しかし、このような活動の場があるということは、どこかで心を動かされるような話を聞きたい。テレビや本よりもリアルな感動を呼び起こす生の声が聞きたいと思ってらっしゃる方が増えていらっしゃるのでしょうか?

 

 そんな方々にお勧め致しますのが、お坊さんがされるお話、法話です。

 

 お寺には人の生老病死、人生の節目節目に関わっていきます。色んな方々の想いが集まってくる場所です。その人と向き合い、人生と向き合い、一緒に泣いて笑って、一緒に死と向き合い、死してなお、その方と向き合っていく。

 

 ここまで深く人の人生と向き合っていく仕事は他にはないと思います。そのお坊さんがされる話こそ、今の時代に求められている「語り」ではないかと思います。

 

 お通夜の場であったり、法事の場であったり、有名なお坊さんでなくて結構です。近所のお寺の法要の場であったりとお坊さんのお話を聞く機会は意外とあるものです。

 

 「坊主の話なんて・・・」とおっしゃらず、是非少し耳を傾けてください。

 

終活、涙活、色々あるようですが、きっと全ての活動に通じる今をよりよく生きるためのヒントがそこに込められているはずです。ぜひぜひお寺へいきましょう!「寺活」を!!