昨日、当山で「死の体験旅行」の講義が行われました。

「死の体験旅行」とはホスピスなどで死に関わる仕事を持つ方に死にゆく人の気持ちを少しでも共感し、理解してもらおうとアメリカの牧師によって作成されたプログラムです。このプログラムは自分が病にかかり、病気が進行し、やがていのちを終えていく物語です。命の終わりを追体験していくことによって「生きる」ということとどう向き合っていくのか?を感じることができます。

久留米大学文学部社会福祉学科准教授の片岡靖子先生にご講義いただきました

DSCN0186

自分にとって大切なものを書き出し一つずつ別れて行き、最後には一体何が残るのか?考えて考えて悩んでいくと「何のために今を生きているのか?」「命が尽きる時、一体自分は何を想うのだろうか?」命と向き合う貴重な体験をさせていただきました。

今回は浄土宗、浄土真宗、日蓮宗、一般の方を交えての勉強会で、懇親会では先生を交えての他宗同士の交流会で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました!!

いや、ほんと楽しかったですよ

私も社会福祉の大学出なので母校の先生の事もよくご存じで、しかもご実家が妻と同じ大阪の豊中でして・・・。これもありがたいご縁だなぁ・・・としみじみと感じました

私たち僧侶の本分はもちろん仏教の教えを説くこと、仏教の教え、宗祖の教えによって人を導くことです。

しかし、その過程にはもっと大切なことがあると思うのです。

 「人に寄り添う」 ということです。

悲しいことがあれば、一緒に泣いて、幸せなことがあれば一緒に喜び、楽しいことがあれば一緒に笑いながら、お寺に来られる方々、お参りに伺う方々と一緒に寄り添って生きていく。

それは、お亡くなりになられた方々にも同じことだと思います。その命を悼みながら寄り添ってお参りをする。

だからこそ、共感する。というのがとても大切なことだと思います。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。また、宗派の垣根を越えての勉強会開催できたらいいなぁと思います。