例年であれば「今年も暑いですね・・・」が決まり文句でお盆の回向へ伺っていたのですが・・・😅
酷暑でない涼しいお盆というのは、私は記憶にありません・・・😓
大雨続きで災害を心配しなければならないお盆になりました。
今日はなんだか久しぶりに雨がやみ、お墓参りの方々も続々といらっしゃっております。
お盆の期間は地域によっても違いますが、8月13日~16日。
ご先祖様や浄土の世界に行かれた方々がお家へと戻って来られます😯
元々、お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
実は、盂蘭盆とはサンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」という意味があるのです。
「盂蘭盆経」というお経の中
お釈迦様の弟子の「目連」が地獄の餓鬼道という世界に堕ちて飢えと渇き、まさしく逆さ吊りのような苦しみの母を見かねてお釈迦様の教えに従って多くの僧を招き、様々なご馳走を供えて供養したところ母を救い出すことができた。
というお話しからご先祖様を我が家に迎えて供養し、その功徳によって苦しみの世界から救いだし、浄土の世界へと送り返す「盂蘭盆会」の行事が生まれました😮
「先祖の霊が帰って来られる」という民間信仰とこの盂蘭盆会が融合して今のお盆の形になったようです。
浄土の世界で幸せにやっているのだからわざわざこちらの世界に帰ってくる必要はない。
帰って来るわけがない、浄土の世界は素晴らしいところだから!!!
と考えるところもあるようですが・・・。
そこは柔軟に・・・。
この時期だけは・・・。
浄土の世界から家族に会いに帰ってきてくれる。
傍にいてくれている・・・。
目には見えなくてもあの頃のように家族みんなで一緒に過ごせる。
そう思えた方が素敵だなと僕は思います😌
さて、明日当山妙国寺では11時から「お盆施餓鬼供養法要」を行います。
帰って来られたご先祖様、故人の方々をお見送りしましょう。
供養するための卒塔婆のお申し込みはお米代を入れてお一つ三千円です。
当日受付にてお申し込み下さい。
コロナ蔓延防止の為マスク着用にてお参りください。
順番にご焼香をされ、退出していただく形に致します😌
八月のお寺の掲示板からです😀
8月は13日~16日までお盆の期間。
お盆はお亡くなりになられた方々やご先祖様方がこちらの世界へと帰って来られる期間ですね!
なすびで牛、きゅうりで馬を作って飾るのは、「馬に乗って早く帰ってきてほしい」「牛に乗ってゆっくり帰ってほしい」との願いを込めるからです😀
皆さんが脈々と受けついでこられたその命と向き合う期間でもあります😌
「命」という漢字は、ゴルゴ松本さんの本によりますと。
人屋根に「一叩き」と書きます。
一叩きの連続、つまりは叩き続ける心臓の音。
あなたが寝ている時も休むことない、誰がお願いしたわけでもないのに、
ずーっと叩き続けている心臓。
その一叩きの連続が命、生きているってこと。
一叩きを意識できないくらいスゴイ事が生きているってこと。
だそうです😯
ご先祖様は10代前で1024人、20代前で104万8576人、27代前で1億人を超え、30代前には10億7374万1824人。
その誰一人が欠けても今の自分は存在することはないのですから、誰しも物凄い確率で沢山の方々の想いを受け継いで今を生きていることがわかりますよね😀
だからこそ、心臓の一叩き一叩きにはそれぞれ皆さんのご先祖様達の想いがこもっていますね。
お盆の期間、どうぞ皆様が受け継がれた命と向き合う時間にされてください😁
「生まれ出ること叶わぬといえども、
この妙経に依るならば、如来の慈悲に包まれて
吾が子必ず救われん。妙法の光に照らされて我が子必ず輝かん。」
色んな事情があり、母親の胎内からこの世界に生まれ出でることのできなかった命を供養することを
「水子供養」
と言います😌
水子供養は前から行ってはいたのですが、供養を行った証みたいなものがないと少し寂しいように感じられ、少しでもお参りに来られる方々のお気持ちが和らぐようにと
昨年の夏くらいから水子供養の時にお地蔵さんを当寺で購入していただき、お参りすることにしています😌
写真のようにお寺に安置してお好きな時にお参りしていただくかご自宅に持って帰っても良いようにしています😯
やはり、ご自宅に持って帰られる方が多いですが・・・。
「誰が悪いわけでもありません・・どうか、自分自身を責めないでくださいね。」
そうお声がけをしますが、お話ししていると、それぞれ皆様、色んな事情があり、深い悲しみ、後悔、罪悪感・・・。
色んな感情が巡ります。
あちらの世界へとお見送りをする時、
「どうかまた、この世界に戻っておいでね。この世界はとっても温かいものだからね😌」
そう心の中で言いながらお経をあげています😌
水子供養のお申し込みについては・・・ こちら をご覧ください。
夏真っ盛りですね🌻
毎日の猛暑とオリンピックの盛り上がりで、家族一同テレビの前で今年は例年より熱い夏を過ごしています😁
先日、子ども達がが理科の問題で「夏の大三角」を勉強していました!
懐かしい!デネブ・アルタイル・ベガ💫
夜空を見るといつも思い出すのは宮沢賢治さんの
「銀河鉄道の夜」です。
「本当の幸いとは一体何だろう?」
いくつもの場面であなたにとっての幸せとは何なのか?
訴えかけてくる場面がありますね😄
幸せの価値観は人それぞれ千差万別でもありますが・・・🤔
先日読んだ本の中に、
「人が幸せを感じるための三原則」
というものが出てきましたので紹介します。
一時期大流行しました、アドラー心理学。
アドラーの「幸福三原則」というもので、
1つ、自己容認(自分を好きであること)
2つ、他者信頼(他人を信頼できること)
3つ、社会貢献(社会や世の中に貢献できる。役に立っている)
この3つが揃って人は幸せを感じることができるそうです😀
1つ目、自分自身を好きである。
「うん、自分大好きです!」
と答えれる人はとても素敵だと思います😄
まぁ・・しかし・・・実際そんなに胸張って言える人は少ないのではないでしょうか😅?
しかしながら、駄目な自分も、良い自分も、誰かと比べたりせずに、
「まぁ、自分、そこそこ頑張ってるよ!」
と自分自身を認めてあげることはとても大切ですね😄
2つ目、他人を信頼できること。
友達や家族、何でも話せる、信頼できる、相談できる人がいること。
「昔は、何でも話せる友人がいつも傍にいたのに、結婚して家族ができて、引っ越したりして、すっかり縁遠くなってしまった・・・😅」
そんな方も多いのではないでしょうか?
年を重ねるごとに、新しい友人というのはできにくいですよね😅
コロナ禍で飲み会もすっかりなくなってしまい、仲良くなるきっかけも難しい昨今。
新しい友人ができないのであれば、今ある人間関係を見つめ直して、より一層深い関係を築き上げたり、家族の時間を一層作り、絆を深め合うのもよい機会ですね😀
3つ目、社会や世の中に貢献できる、役に立っている。
これは確かに難しい事ですよね・・😅
社会貢献といえば一番わかりやすいのはボランティアでしょうか?
お仕事で「社会の為に役に立っている!」
と胸張って言えるならば一番良いのでしょうが・・・。
「社会の為になること」と「生活していく為の仕事」
というのは、なかなか結び付きづらいものはありますよね・・。
確かにボランティアも良いきっかけでしょうが、やり慣れていない方には敷居が高そうにも思えます😅
飛び込むのはきっかけと時間と勇気もいりますよね。
まずは近いところで考えるならば、町内会などのお住まいの組織のお手伝いも立派な社会貢献ですね。
地域の美化作業や行事の手伝い。地域の組織は今、高齢化で慢性的に人手不足なのできっと大歓迎してもらえます😀
地域の掲示板や回覧板で呼びかけは常にやってますので、チェックされてみてはどうでしょう?
また、お子さんがいらっしゃれば、保護者会やPTAの活動だって立派な社会貢献です。
ちょっと勇気を出して参加してみれば・・・
「地域の為に、誰かの為に役に立っている」
という意識が自然と沸き起こってくる事かと思います😀
ちょっと勇気を出して自分から動いてみると、その活動の場所で気が合う仲間ができ、他者との信頼が生まれ、そんな自分を好きになる、そして地域や社会、世の中に貢献できることを感じれるようになる。
そして、自分自身の「幸せ」になる。
なるほど、確かにこの3つは繋がっていますね・・・🤔
この3つをよく考えていくと・・・。
兼ね備えているのは実はお寺参りだったりするかもしれません😏
まずお寺に行くと、意識するのは自分の先祖とのつながりです。
長い歴史の中、その血の流れを受け継いで今、自分がここにいる。
繋がりを意識することで自分は一人ではないことを知り、自分自身の存在の理由を改めて意識できます。
それは自分を認めてあげるための第一歩になります😀
お寺は祈る場所、聖なる場所でありますから、人の善なる部分を引き出してくれます。
お参りに来られる方々に悪い方はいらっしゃいません!他者との信頼も築きやすい場所です😄
そして、お寺というのは公の機関でもあります。
お寺の行事やお参りに参加されること、お手伝いをしていただくことは誰かの為、そしてご先祖様の為、ご自身の為にもなるのです😁
どうでしょう?
それぞれ皆さんご先祖様を供養されている「菩提寺」というのをお持ちのはずです。
お盆の機会に足を運ばれてはいかがでしょうか?
もちろん、当山でもかまいませんよ😁
御朱印をもらいに行くだけでなく、是非色んな行事に参加されてみて下さい。
それは金曜日の夕方、長女が帰って来るなり!
「お父さん!庭に蜂が!蜂が!😬」
から始まった我が家のちょっとした事件でした!
蜂がたまに巣をつくるのは良くあることで・・。
あ~ぁ、かわいそうだけれども、また駆除しなくてはいけないかなぁ・・😩。
そんな感じで思いながら庭へ出ると・・・。
なんだこれ😨?
巣?巣?
というかいつの間に?
頭には沢山の???
とりあえず、近づいてズームで写真を撮ると・・・。
おぞましいほど沢山の蜂😱
しかもあまり見たことない蜂😱
これは、ミツバチなのかな・・・。
近づけないので更にズームをかけますと・・・。
ミツバチですね・・・。
駆除かなぁ・・・😰
どうしたものか迷っていると最近昆虫にハマってて詳しくなっている小5の長男が、
「ミツバチは優しいんだよ!大人しいから攻撃して来ない!
そして花粉を運ぶ大切な役割をしているから駆除しちゃだめだよ😳」
おぉ、そういえば昔、ミツバチがいなくなったら大変だというテレビ番組がやってたなぁ・・・😮
そんな事を思い出し・・・
どうしたものか・・・😓
とりあえずネットで調べてみると・・。
なるほど、しばらくのお付き合いという訳か・・・😩。
そして、2日目。
なんか・・・更にこんもりしてきたような気がします😓。
ミツバチの周辺に呼ばれたのか・・・足長蜂まで数匹きていました。
そして3日目の今日。
よくぞここまで、そしてどこから集まってきた😓?
こんもり具合が更にアップ😥
あのさ・・・君たち一時集合なんだよね・・・。
ずっとここに、いるつもりではないんだよね・・・。
一抹の不安に駆られます。
昔大学生で一人暮らしが始った時に、かなり遠方から通っているクラスメイトが
「家に帰るのきついから泊めて~」
と言われ、まだ友達も少なかった頃でしたので、嬉しいな~😌
「いいよ!泊まっていきなよ~」
一日目の夜、男同士、大盛り上がりし、次の日の学校帰り、
「今日も泊めてよ~」
「うん、いいよ~、また盛り上がろうぜ!」
そして、次の日、「今日もいい?」
「う・・・うん」
4日目「帰るのめんどくさいから今日も泊めてよ~」
「う・・・・えぇぇぇぇぇ?」
さすがに4日目の夜は寝顔を見ながら、
もう、正直、明日は帰ってくれないかな・・・。
何故かそんなことを思い出した夏の夕暮れ・・・😬😹
さて、話は戻ります。
動画でも撮ってみるかと撮影してみました😀
この約2時間後・・・
外で作業中だった住職が、
「ぶ~ん、と物凄い音がして!!!
黒い塊が!塊が本堂の屋根の上を飛んで消えてった~😱😱😱」
と家に飛び込んできました!
おぉ!ついに旅立ちか!
カメラ片手に急いで庭へ出ると・・・。
びっくり😬
あの面影は一切なく。
全て無かったかのように・・・。
取り残されたミツバチが数匹ブンブンと・・・
「あれ~?みんなどこ行った?」
という感じで飛び回っていました😨
「立つ鳥跡を濁さず」とは言いますが・・・。
まぁ、ほんと、面影もなく、綺麗にいなくなりました😦
一安心のような、ちょっと寂しいような・・・。
あれ?ハチミツは・・・置いてはいかないんだね・・・。
とても貴重な体験をさせていただきました😮
ミツバチよ!また来年も良かったらおいで~!
でもちゃんと三日くらいで帰ってな~!
7月3日(土)にバブリーたまみさんのコンサートがありました😀
今回のコンサートも沢山のママさん達がお子様と一緒にお寺に来てくれましたよ😁
三密を避けるため、チケットに制限はかけたものの、
なんとチケットは販売して数分ですぐ売り切れになったという程の大人気。
最初の頃から見させていただいていますが、毎回進化しているような気が・・😅
そのバイタリティとパワーは一体どこから生まれてくるのか!
コンサートがない時も、頻繁にネットで活動し、動画を届けたり、ママさん達の悩みに一緒に寄り添い、
一緒に泣いて、一緒に笑い。
たまみさんは、ママさん達に「戦友たち!」と呼びかけます。
そして、いつもママさん達にこんなメッセージを送っています。
ありのままでいい。
無理しなくていい。
弱くていい、泣いていい。
あなたはもう十分頑張ってる。
一人じゃないからね。
苦しみや喜びを分かち合い、絆で結ばれた関係はまさしく戦友ですね😀
本堂の中はママさん達の笑い声と子ども達の楽しそうな声。
そして、ママさん達の涙。
コロナ禍で、色んな場所や機会が制限され人がどんどん孤立化してしまいつつあります。
子育て中のママさん達にとっては深刻な問題です。
一人じゃないよ。
皆を受け入れ、笑顔にし、そうメッセージをくれるたまみさんに菩薩の姿を見た
素敵な時間でした😁
もうすぐ7月とはいえ、毎日暑いですね・・・。
最近朝、蝉が大きな声で鳴いています。
もうちょっと来るの後でも良いんじゃないの?
と思いますが・・・。
自然は正直ですから、カレンダーに関係なく、季節は「夏」になっているのでしょうね~😅。
さて、7月の吉凶カレンダーができましたので配信致します😀。
早いもので、思いつきで始めたこの吉凶カレンダーも一年経ちました。
7月は何といっても「土用の丑」ですね。
土用とは季節の変わり目のこと。
夏の土用の期間は7月19日~8月6日まで、木・火・土・金・水という万物を形成する5つの元素がごちゃごちゃになり、気が乱れやすくなり、何かとバランスが悪く身体の調子がおかしくなる期間でもあります😅
だからこそよく最も暑さが厳しいとされる夏の「土用の丑の日」に精のつくうなぎを食べましょう!!
と盛んに宣伝されているのです。
この夏の厳しい土用の期間に執り行う頭痛封じ、夏バテ封じの日蓮宗独特のお祓いがあります
「ほうろく灸祈祷」
といいます。
どんな祈祷かと言いますと・・・。
「ほうろく」という素焼きの土鍋の一種で、そこにもぐさをのせ祈祷します😀。
頭に護符をのせ、その上にこの「ほうろく」をのせ、祈祷を受けます・・・。
ちょっと暑いかもしれませんが、それもまた良しです🔥
祈祷によって心身を整え調和します。
護符はもって帰っていただき、その晩は枕の下に敷いて寝ます😁
7月19日~8月6日 土用の期間中、いつでも受け付けます!
料金は3000円お電話か こちら から予約してください😀