本日は4月8日お釈迦様の誕生日!

妙國寺では「花まつり🌸」の法要が月例鬼子母神祭と同時に行われました😊

お参りいただきました皆様、ありがとうございました😃

 

今年はお花を沢山いただいたので思い切って花御堂を豪勢にしてみました!

実は子ども達が前日から手伝ってくれました😥

甘茶のお話をする住職です😊

平日でしたが、沢山の方々にお参りいただきました😊

ありがたいことです。

花まつりという事で、誕生仏の切り絵も作ってみました・・。

御朱印・御首題帳に貼れるかな?と思います😁

 

4月8日は、シワの日です。という話は聞いたことがあったのですが・・・

4月8日は シバ で柴犬の日です🐶

というお話を始めて今日知りました💦 

 

柴犬の日でもあるということで・・・

最近、お寺にやってきた。

豆柴の くるみくん を紹介します。

あと数か月もすればお寺の境内を我が物顔で歩き回っているかと思います。

妙國寺の看板犬です。

どうぞ皆様よろしくお願い致します😉

4月8日は仏教の創始者「お釈迦様」のお誕生日です。

このお誕生日のお祝いの行事を

「花まつり」と言います🌸

 

お釈迦様のお母様が出産の為に実家に帰られる途中。

休憩の為に立ち寄ったルンビニーの花園の中、花を取ろうと右手を上方に伸ばされたその時。

その右わきからお生まれになったと言われています。

生まれてすぐに七歩歩かれ、右手で天を左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」(我にまさるほとけなし)と宣言されました😃

 

七歩歩かれたという事は、ぐるぐる生まれ変わる 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上 の六つの世界 

六道輪廻を越えて仏として生まれてきたという事を象徴し、

 

「天上天下唯我独尊」の宣言は、

 

私こそが生きとし生けるものを全て救っていくのだ

 

という決意表明でもあります。

 

花まつりは宗派を越えてほとんどのお寺で境内にルンビニーの花園に見立てた小さなお堂を作り、そこにお釈迦様の誕生された姿の仏像を安置し甘茶を注いでお参りします😊

これは、お釈迦様が生まれた時、喜んだ竜王が甘露の雨を注いだという伝説によるものです。
花まつりはインドで起こり、日本には奈良時代に伝わってきたと言われます。

当時は釈迦像に五種の香水を注いでいたようですが、江戸時代になると甘茶に変わっていきました。

甘茶は飲むとノンカロリーで抗アレルギー作用、抗菌作用など身体にとっても良いですよ😃

 

そして、甘茶で墨をすり紙に

 

「千はやぶる卯月八日は吉日よ

 神さけ虫を成敗ぞする」 

 

と書いて戸口に逆にして貼っておくと虫よけにもなるそうです。

 

当山の甘茶は 渡邊家の本家 山口県 鳴滝山 龍泉寺にて育っている

天然のアマチャの葉を乾燥させて、毎年送って頂いております😅

美味しいですよ~😃

 

そして、何故か毎年の恒例になっていますが・・・

駅弁についていた懐かしのポリ茶瓶容器にお入れしてお渡しします。

4月8日(金)11時~

「花まつり/月例鬼子母神祭」にてお配りしています😉

 

お参り、法話、おとき(昼食)まで入れて一時間くらいです。

参加費はお一人500円くらい(お気持ちで)😃

どなたでもお参りできますのでご遠慮なく是非お参りくださいね😃 

発心

| ちょっとしたお話 |

「あなたにとっての発心は何ですか?」

数年前に受講した「未来の住職塾」というお坊さんの学校で質問され。

いくつか思いつくものの・・・😶

 

自分にとって一体、「発心」とは何だったんだろう?と考えていました😑

 

「発心」とは、 普通の意味では

 

「物事を始めようと思い立つこと」

 

なのですが・・

 

お坊さんですので、仏教的な意味では、

 

悟りを得ようとする心を起こすこと。仏門に入る事。

菩薩の修行に入る決意。

 

という意味があります。

 

菩薩の修行に入る決意、とは・・・

 

簡単に言えば

「誰かが幸せになれるよう、救うため頑張ろう」

と修行をすることです。

 

先日、一人の檀信徒の90歳の中村さんという男性の方が旅立たれました。

お子さまは遠方で、奥様は早く亡くなられたので、一人暮らし。

背が高く、とっても温和でダンディな方でした。

よくお寺にもお参りくださり、回向に伺うといつもお経を一緒に読まれる信仰熱心な方でした。

 

12年前、私が100日間の日蓮宗大荒行堂に入行する時、壮行会にも来てくださいました。

初めての荒行で、不安いっぱいの中、身命を賭して入る修行ですので、

「どんなことがあってもやり遂げるぞ」と覚悟も決めていました。

 

お一人お一人、

「命をかけて頑張ってください!」

「必ずやり遂げて帰ってきてください!」

 

そんな、お声掛けをいただく中、中村さんは・・・

 

「私はお寺の大切なお上人ですから、死んでほしくない。体も悪くしてほしくない。

 もう駄目だと思ったら、修行はやめて帰って来てください。待ってますから」

 

そう仰ったんです。

張りつめて力いっぱいに身構えていた自分。

すとん、と力が抜け・・・

 

こんな風に思っていただける方もいらっしゃるのだと涙が出るほど嬉しかったのを覚えています。

 

この修行を終えたら妙國寺を頼ってくださる方々を法華経で導き、救っていきたい!

そんなお坊さんになるために自分の精一杯を捧げよう。

 

あの時、そう決意しました。

 

色んなきっかけで大なり小なり発心はありましたが、

あの決意こそが自分にとって一番大きな発心でした😊

 

中村さんは徐々に足や体が不自由になられ、それでも奥様の御命日には一緒にお経をあげて・・。

自宅にてお一人で頑張っておられましたが、しばらくすると、施設に入所されてお会いする機会も無くなってしまいました。

 

あの時の御礼を言わなくては・・。

と思いながらも・・・結局言う事ができませんでした。

 

お葬式の日、棺の中にはいつもの中村さんの穏やかなお顔がありました。

 

あの時、あの言葉で私を導いてくださって本当にありがとうございました。

 

ゆっくり休まれてください。

また、あちらでお会いしましょうね。 

 

手を合わせ、そうお話ししました。

 

沢山の方々に導かれて、今私はここに居ます。

 

あの時の発心。

 

忘れることなく、これからも精進していかねばと思います🍀

今日から4月!

新しい年度の始まりですね😃

先月はお引っ越しシーズン。

沢山の方々の新しい門出にお祓いをさせていただきました😉

 

都会へとお引越しをする若者たちに18の頃大阪へと引っ越した自分を重ねながら・・。

旅立つ若者の姿は見ていて頼もしくもあり、少し寂しくもありますね・・😁

 

「辛くなったり、嫌になったらいつでも荒尾に帰ってきていいんだよ!」

そんなお話をしていました😃

 

皆さんの新しい生活に笑顔が沢山ありますよう・・・

妙國寺はいつでもお祈りしております!

 

さて、春といえば 桜

境内の桜も満開を経て散り際を迎えています🌸

 

詩人の金子みすずさんの「花のたましい」という詩を紹介します🌸

 

「散ったお花のたましいは、み仏さまの花園に、ひとつ残らず生まれるの

だって、お花は優しくて、お天道様が呼ぶときに、ぱっと開いて、微笑んで

蝶ちょにあまい蜜をやり、人にゃ匂いをみなくれて、風がおいでと呼ぶときに

やはり素直についてゆき 亡骸さえも、ままごとの、ご飯になってくれるから」

 

桜の花の咲き誇る姿とその散りざまは毎年私達の心を揺り動かしてくれますね😃

優しく、柔軟に、そして強く、儚く。

そんな桜の生き方を私達も見習いたいものです😊

本日は、春季彼岸施餓鬼法要 合同水子供養祭が開催されました😊

雨の心配をしていましたが、午前中は少しお陽様も出て心地よい気候となりました!

最近の妙国寺の法要には欠かせない折り紙ハンドメイドの蓮の花

作っていただいた「愛雪」さんも外で出店してくださいました😉

今日の法要は長男も出仕です!

長時間一生懸命お経を読みました😃

本年から妙国寺の役員が変わり、新体制となります。

そのご紹介もありました!

筆頭総代 棚橋史雄 様

  

総代 井上利光 様

  

総代 吉村敏行 様

 

総代(会計) 片山 健 様

今年から色んな事が新しくなります。

そして、まだまだこれから妙国寺は色んな事に挑戦していきます。

総代の皆様、檀信徒の皆様と共に、皆様が笑顔になれるお寺づくりを進めていきたいと思います😁

今日の法要の様子はyou tube にてご覧ください。

「暑さ寒さも彼岸まで」

とはよく言ったもので、お彼岸が近づくにつれ徐々に暖かくなっていく気候に

心もなんだかウキウキしますね😊

 

「彼岸(ひがん)」

とは、仏教用語で「向こう岸」という意味です🍀

向こう岸とは、仏さまの世界。

お亡くなりになられた方々、ご先祖様のおられる浄土の世界のことです。

そこは、妬みや悩み、争いとは無縁の悟りの境地の世界😶

ちなみに、様々な苦しみに迷い、憂う私達の住むこの現世を「此岸(しがん)」といいます。

 

お彼岸の期間は、彼岸の世界と此岸の世界が最も近くなります。

なので、この期間中に現世にて法要に出たり、お説法を聞いたり、お墓参りをしたり・・・

仏道修行を通じて、彼岸の世界の心もちに近づきましょう。という期間です😊

 

近くなりますから、皆様お一人お一人の想いも

あちらの世界へときっと伝わります。

 

今回、春季彼岸施餓鬼法要では同時に合同水子供養も行います。

3月21日(月) 春分の日 11:00~

受付にて、写真の封筒にご記入していただき、せがき供養料・御供米料を入れて提出してください。

施餓鬼供養料・水子供養料は一つにつき二千円です。

御供米料は千円です。

 

メールでも受付いたします。 こちら よりお気軽にどうぞ。

ご不明な方はお電話にて、お気軽にお問い合わせください。

虫たちも土の中から動き出す「啓蟄」を過ぎ、いよいよ春が近づいてきましたね!

昨日は、新居へお引越し前のお祓いや安産祈願そして、

小学校へ入学前に通学時の交通安全や楽しく学校生活を過ごせるように・・・

ランドセルを背負って、祈願に来てくれました😃

新一年生!とっても初々しくて可愛いですね😍

明日はランドセルを持っていくんだと、寝る前に枕もとに準備されていたそうです!

 

妙国寺ではお子様のご入学前に学校生活が健やかで過ごせるよう・・・

学校の行き帰りが安全であるよう・・・

ランドセルと一緒に祈願を致します!

祈願に来てくれたお子様には・・・

可愛いランドセルお守りのプレゼントと

妙国寺特製!!

「あたまのよくなる?えんぴつ」

を進呈致します😄

進級前のお子様ももちろん大歓迎!!

 

当山の「鬼子母神さま」は100年以上荒尾、大牟田の子ども達

をこの地より護って来られました!

子どもが大好きな母と子どもの護り神なのです😃

ご安心してお出でください!

 

祈願料は5000円です。

 

お電話か、こちらよりお気軽にお問い合わせください!

昨日から急に昼間は春の気候になりましたね😊

熊本県の桜の開花予報も3月21日と出ていました!

長女は今年、24日に小学校の卒業式。

新たな旅立ちに桜が間に合えばいいなぁ~と思います😃

 

転職、就職や進学、新しい土地へのお引越しで、

三月荒神除け、方災除けのお祓いも徐々に増えてきました!

 

若い方々が都会へ旅立つ姿は頼もしくもあり、ちょっと寂しくもありますね😌

18歳の時、進学で大阪へ引っ越しした時の事を思い出します😃

 

さて、3月の吉凶カレンダーができたので掲載いたします!

1月は行く、2月は逃げる、三月は去る

 

とはよく言ったもので特にこの時期はあっという間に過ぎてしまいますね😓

 

先日読んだ漫画の中にナポレオンのこんな名言が出てきました!

 

「お前がいつの日か出会う禍(わざわい)は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。」

 

人生において時間は有限です。休憩することは大切ですが・・・。

きちんと使わないとダラダラと過ぎ去ってしまい・・

 

「やりたい😁」

強くそう思っていたことが・・・

「明日やろう😉」

に変わって・・・

「いつかやろう😥」

に変わり・・・

「やればよかったな・・・😭」

に変わってしまいます。

 

後悔しないよう、しっかりと時間を使っていきたいものですね😃

今日は戌の日😊

本日は一体何事かと思う程・・・ご予約をいただきまして・・・。

今までで一番多くの妊婦さん、ご家族の方々にお参りいただいた日でした😞

お参りいただきました皆様ありがとうございました😊

また、ご予約いただけなかった方々大変申し訳ございませんでした。

いつもはこんな事はありませんので・・・😅

どうぞよろしくお願い致します。

 

戌の日は安産祈願に適した日と言われます。

何故か?

「犬が動物の中で一番安産だからそれにちなんで」

というお話はよくありますが・・・🐶。

 

実はこんな説があるのです😇。

 

それは、12支の盤を見ていただくとわかるのですが・・・

戌の反対側に辰があります。

辰に女で娠(はらむ)、子を身ごもるという意味があります。

祈祷というのは悪いものを良くする。つまり裏を出したい。

なので、戌の日にするのがベストである😮

 

という説です。

 

毎月吉凶カレンダーを配信していますが、案外「日取り」

というのは当たっているなぁ~と思う事も多々あります😉

 

さて、コロナ禍と言われもう2年経過してしまいましたね・・・。

一体いつになればマスク外して普通の生活ができるのか・・・。

 

2年前の2月28日のとあるドラッグストアの写真ですが・・・。

こんなこともありましたね・・・。

 

マスクが品切れ・・・

そして、デマで紙製品も品切れ・・・

なんだか懐かしくも感じますが・・・。

いつになったらこのコロナ禍というものが終わりを迎えるのでしょうね・・。

 

毎月お経に行く独居高齢者の方々がここ2年本当にガタっと身体が悪くなられたのを感じます。

今まで行っていた老人会の催しやカラオケ、体操、友達の家に行っておしゃべりなど・・。

楽しかったことは全て自粛したり、無くなって・・。

ただ家にいて、買い物に行ってすぐ帰るだけ。

 

ワクチン打っても、マスクをしてもテレビを見るたび怖くなって、

感染者の数ばかり気になってしまう・・・。

 

 

誰にも会わず、話さず、家にずっと閉じこもって・・・。

そして、余計に不健康になっていく。

これは独居高齢者の方だけの問題ではないと思います。

 

コロナは確かに怖い病気だと思いますが・・。

こんな不健康な生活を長い期間強いられることの方がよっぽど怖いのではないかと思ってしまいますね・・😓

 

どうか今年は、少しでもいいので、落ち着いた日々が帰ってきますように・・・。

八大龍王

| ちょっとしたお話 |

「龍」

こちらの龍の像は本堂内18体ありまして😏。

本堂内の天井近くに飾りとしてあるので気づかれる方は稀です・・😥

 

龍はおもに海や池などの水中に住み、雷雲や嵐を呼び、竜巻となって天空に昇って飛翔する生き物として、

たいそう恐れられると同時に、恵みの雨を降らしてくれる存在として信仰されてきました😶

 

荒尾ではお隣の大牟田市で夏に行われる「大蛇山」で登場するので馴染みが深いと思います。

 

日本の昔話にも、神話にも度々出てきますね。

 

お経の中にも出てきています。

 

善き竜としては仏教の信奉者として、お釈迦様を護る存在としてそのご生涯に登場してきたり、

悪き竜として人に害をなしていたが、お釈迦様や弟子たちに諭され仏門に入ったり😊。

 

その描かれ方は様々です。

 

ちなみに先日のブログで十の世界、動物の成仏について書きましたが😑、

 

実は竜は畜生界の存在に分類されるのです。

犬や猫、うさぎと同じ世界なんです。

なんで竜が動物と同じ扱いなんだろう・・。

ちょっと不思議に思っていましたが・・・。

 

よくよく考えてみると、畜生界の動物たちも例えば・・

カラスが神になったり(八咫烏)、犬や猫、狐、うさぎだって

神様になって祀られている所がありますものね。

 

法華経の中で釈迦様の教えを聞きに

 

難陀竜王、跋難陀竜王、娑伽羅竜王、和修吉竜王、

德叉迦竜王、阿那婆達多竜王、摩那斯竜王、優鉢羅龍王

 

という八つの龍の部族の王様達がやってきました。

総称して八大龍王と言います。

 

提婆達多品第十二の中では、海にすむ娑伽羅竜王の八歳の竜女が文殊菩薩の導きにより

法華経を受持することで成仏をし、お釈迦様の前に現れるというお話も出てきます😄

 

実はその八大龍王が妙国寺の境内に祀ってあるのです。

初代上人が勧請され、写真のように大正11年に設置されたのですが・・・

詳しいいきさつはわかりません。

何にしろ、初代上人はカリスマ性と不思議な力を兼ね備えた

凄い方だったようなので、何かしらの意味はあると思うのですが・・・。

残念ながら、この妙国寺は血縁で受け継がれてきたお寺ではなく、

戦時中にほとんど焼けてしまったので詳しい事がわからないのです・・・😥

 

裏手の墓地の中心にお祀りしてありますのでどうぞご自由にご参拝ください😊