昨日は中秋の名月でしたね😃

とてもよいお天気でしたので、お月見をされた方々も沢山いらっしゃったのではないでしょうか?

我が家も子ども達がお団子を作り、お月見をしましたよ

中秋の名月とは、その名の通り、秋の真ん中にみられる満月です。
この日を十五夜と呼び、満月にお団子などの供え物をして、お月見が催されてきました😄

中秋の名月を鑑賞する習慣は、すでに唐の時代、中国で行われていて、野菜や果物を供えて月を拝み、鑑賞していたという記録が残っているそうです😯

これが平安時代ごろに日本に伝わり、当初は貴族階級の間で十五夜を鑑賞していましたが、やがて一般庶民の間に広がり、全国的な行事となりました😯

農村では豊作を祈って、畑でできた秋の収穫物、特に里芋を供えていたことから「芋名月」とも呼ばれるそうです。

何故十五夜というのかは、簡単にいうと十五日間で月は満月になるからで、ススキをお供えするのは魔除けの意味があるそうですよ😀

 

時代や社会がどんなに変化しても、いつの時代も変わらず月は昇り、

色んな時代の人間たちが同じように、このお月さまを眺めていた。

 

そう思うとなんだかとても不思議な気持ちになりますね😁

 

 

皆さん、こんにちは季節はすっかり秋になりましたね🍁😀
10月の吉凶カレンダーができましたので掲載します。

カレンダーの中にありますように、明日は秋の真ん中の満月の日🌕
「中秋の名月」です!

お天気も良さそうなので、きれいなお月さまが見れそうですね~😀

さて、10月20日より11月6日まで秋の土用の期間に入ります🐻

「土用の期間」とは何か?

「五行」という中国の自然哲学では「木・火・土・金・水」万物はこの5種類の元素からできている。

という思想があります。

ちょっと詳しく言いますと・・・

 

木・・・万物を成長させる「暖かい気」を意味し、季節は春。樹木そのものだけでなく、すべての木製品を指します🌳

火・・・万物を旺盛にさせる「暑い気」を意味し、季節は夏。ものを燃焼させる火だけでなく発熱作用や明るく輝く光を指します💥

土・・・「湿った気」を意味し、季節では四季の中間に当たる土用の期間。土そのものだけでなく、土の作用全般、万物を育てる「生育」と全てを滅ぼす「腐敗」という相反する作用🍂

金・・・植物を結実させる「涼しい気」を意味する。季節は秋、鉱物及び金属製品すべてを指します💍

水・・・すべての物が静かに春を待つ「寒い気」を意味し、季節は冬。水そのものだけでなく、液体状のすべてを指します💦

ですので、春は木 夏は火 秋は金 冬は水 となり、それぞれの季節の合間、変わり目が「土」に当たり季節の変わり目の18日間の期間を「土用」というのです😄

日本では古くから土用の期間は土公神という土を司る神さまが支配される期間で、土を動かす工事(庭や植木の作業など)や家の工事(基礎工事や井戸掘り)などこの期間に行うことはよくないと言われます😅

しかし、それでは仕事に不都合も生じますね😅

そのためにそれぞれ土用の期間中、「間日」というのがあるのです。

この日は土公神が天界に帰る日であるので、影響が少ないと言われています😀

10月21日、23日、31日、11月2日、4日

が今年度の秋の土用の間日になります😀

どうぞご参考にされてください😁

再会」

「また会う日を楽しみに」

彼岸花の花言葉です🌺

今日から一週間秋のお彼岸の期間に入りました。

お彼岸の期間は私達がいるこちらの世界と亡くなった方々、ご先祖様がいらっしゃる浄土の世界が一番近くなる期間です。

あちらの世界にいらっしゃる方々に想いを馳せながら、どうぞ手を合わせてられてください😌

また、彼岸花には「あきらめ」という花言葉もあります🌼

「あきらめ」とは仏教用語で「明らかにすること」という意味があるのです。

何を明らかにするかというと・・・・

自分の中にある良い部分、悪い部分、自分自身の心と向き合い、見つめ直して、

つまりは自分の心を明らかにしていくことです🌝

 

お彼岸はそんな期間でもあるのです😌

 

当山 妙国寺では

9月22日(火)11:00~ 「秋季彼岸施餓鬼法要」

10:55分~本堂よりオンラインで法要を行います。

 

どなたもオンラインで参加できます。

ご先祖の供養をされたい方、故人の供養をされたい方は こちら よりお申し込みください😌

お彼岸が近づくにつれて、境内の彼岸花もちらほらと出てきました🌱

本年はコロナ禍で学校や自治会、お寺も色んな事が例年通りにできず、右往左往していますが・・😥

そんな私達に構うことなく例年と変わらずに、その姿を見せてくれるその姿に、

「あぁ、今年もお彼岸の時期が来たのだなぁ・・・」と、ほっとします😀

先月の「お盆施餓鬼供養」も例年なら檀信徒の皆様に本堂に来ていただき沢山の方々と一緒にお参りするのですが、「三密」を回避するため、お経中良い時間にそれぞれ入堂していただき、お焼香をして、お弁当を持って退堂していただくという形にしました😫

 

「お寺に行きたいけれども、コロナが心配でいけません・・・😨」

というお声もお聞きしていたので・・・

どうにかしなければと、先月の「お盆施餓鬼供養」でyou tube で法要のライブ配信を企画しました。

 

法要の案内状に you tube のチャンネルのQRコードを記載し、

高齢者の方々には、お経の時にスマホの使い方を教えてさしあげて話題が広がったり、ご家族の若い世代の方々が高齢の方々と見られて、お寺とつながる良いきっかけになったり、

今までは、供養料だけを送っていただき、参列することの難しかった遠方の檀信徒の皆様に法要の様子を伝えることができ、その時間に一緒にお参りできたりと・・・😌

 

良いきっかけが沢山生まれました😁

 

そして、檀信徒の皆様から予想以上に法要のyou tube 配信、反響が良かったのです😁

 

日産自動車のCM、

「上等じゃねぇか、逆境なんて」

木村拓哉さんが、仰っていますね😁

 

コロナ禍という逆境があったからこそ、

生まれるものもあるのだなぁ・・・。

 

そう感じました。

 

さて、今月の22日の妙国寺の秋季彼岸施餓鬼供養の法要もyou tube にてライブ配信致します。

詳しくは後日、お知らせいたしますね😄

 

 

 

今月のお寺の掲示板より。

槇原敬之さんの「四つ葉のクローバー」という歌の歌詞です🍀

2012年発売なので、もう8年前の曲になりますね😀

中学生のころから槇原敬之さんの曲が大好きで、青春時代、

その歌詞やメロディに何かあるたびに励まされてきました😊

お坊さんになって、人の想いや、浄土の世界や、神様や仏様・・。

目には見ることのできない世界と深くかかわるようになり、

色々と考えていると、車のラジオからこの曲が流れてきたのです👦

 

この目で見ることができないからと言って

そこにはないと決めつけてしまうことは

夢とか希望とか絆とか愛が

この世界にはないと

決めつけることと同じなんだ

 

この歌詞を聞いたとき、うまくは言えませんが・・。

何か自分の中でパズルのピースがはまったような・・・

何かが「ストン」と腑に落ちた感じがしました😀

 

目には見えないからこそ、その存在は無いのではなく。

ただ、決まったカタチがないだけで・・・。

 

沢山の人の心の中で色んなカタチになって

色あせる事なく、存在し続ける。

 

だからこそ、目には見えないものは、

いつでもどんな時でも、変わらずに感じることができる。

 

そういう風に思えるようになりました😀

 

槇原さんの歌だからこそ伝わる言葉やメロディがあります。

 

また沢山の方の心に響く歌を歌ってほしいと願っています😀

 

9月になりました😀

8月は例年お盆が終わると、ゆったりしているのですが😅

今年は子ども達の夏休みが8月18日迄でしたので、慌ただしく・・・

あっという間に終わった感じがします😅

 

さて、9月の吉凶カレンダーができたので、掲載いたします。

どうぞご参考にされてください😀

 

それにしても、今年の夏は暑かったですね・・・😅

8月18日に車に乗った時の温度です・・・。

記念に写真を撮ってしまいました。

 

42度・・・😂

体温ならかなりの高熱です・・・

猛暑も当たり前のようになってきました😅。

この先、夏の暑さは一体どこまで上がるのでしょうか・・・

法要で読むお経、如来寿量品第十六のお経と意味も添付しておきます。

どうぞご覧ください😀。

 

本日よりお盆の時期に入りましたね😀

今年も暑い!!

ここ数日間のお盆の回向周りもいよいよ後半戦です😅

 

お盆の期間中は、あちらの世界におられるご先祖様やお亡くなりになった方々がこちらの世界へと帰って来られる期間です。

 

あちらの世界から早く来てほしい。そしてゆっくり帰ってほしい。

との願いを込めてきゅうりで馬、なすびで牛、を作ったり・・・🐮

あちらの世界から迷わないようにお盆提灯を出し、灯りをつけて飾ったりします😀

 

一年に一度、帰って来られた方々に心からのおもてなしと感謝を伝えるとても素敵な日本の行事ですね😀

 

そんなお盆の期間の最後の日

8月16日(日)11:00~

供養祭を行います😀

 

今回のお盆施餓鬼供養法要は、コロナウイルス蔓延防止の為11時からの法要の45分間、お好きな時に来ていただいて、自由にお参りしていただき、来られた順番に焼香をしていただくようにしております😌

と、同時に、初めての試みですが・・・

you tube で法要を生配信致します😳

ご自宅でも法要に参加することができます。

法要の時間になりましたら、以下のサイトでご覧ください。

卒塔婆を立てて、ご先祖様や故人の供養をしたいという方は

お一家族3000円にて申し込めます。

こちら からお申し込み下さい😀

「歳月人を待たず」とはよく言ったもので・・・😅

大雨やコロナ、私達の都合を待つことなく、月日は淡々と過ぎ去っていき。

今年も9日からお盆の回向周りのシーズンがやってきました🌻

思い返すと、小学生の頃、父に連れられ夏休み毎日何軒かお檀家さんのお宅を一緒に回り・・・。

中学生、高校生になると反抗期や恥ずかしいという気持ちもあって辞めていたのですが・・・😅

20歳になったら、改めて手伝うと約束し20歳から、お盆の回向周りを手伝ってきました😁

 

学生の頃は夏休みに・・・社会人の頃は有休を利用してお休みをいただいて・・・

丁度今年で20年!!

なんだか感慨深いものがあります😄

「おはようございます!妙国寺です!」

緊張しながらお経本を片手にお仏壇に向かっていた姿が懐かしく思い出されます😀

 

温かい笑顔で出迎えていただき優しく見守ってくださることもありましたし、

怒られることだってありましたし、色々教えていただくこともありました。

 

最初の頃は色んな事がありました・・・😄

 

お宅に入り、仏壇の前に座って、お経をあげて・・・・

しばらくして、仏壇の中がいつもと違う!!と気が付いて、おそるおそる・・・。

 

「もしかして・・・妙国寺ではないですか」と聞くと・・・

「違いますよ!OO寺の息子さんではなかったのですか~?」

 

という事もありました😆

 

このコロナ禍の中、温かく出迎えてくださるお檀家様に感謝しながら・・・

今年も例年通りお盆の回向周りができるという事を有り難く思いながら・・・

 

あの頃の新鮮で一生懸命だった頃を忘れずに・・。

 

皆様のご先祖様に「おかえりなさい」という温かい心で供養してまいります😀

蝉の寿命

| ちょっとしたお話 |

8月に入りあれだけ続いていた長雨もすっかり止み。

蝉の声が一気に激しく聞こえるようになりましたね😀

いよいよ夏本番です😊

今月のお寺の掲示板。

「やがて死ぬ景色は見えず蝉の声」

元禄3年に詠まれた松尾芭蕉の俳句です。

 

地上に現れてから、短い命であるセミであるが、この勢いのある声を聞いていると、とてもそんな儚さは伝わってこない。それが無常というものであろう・・・😦

そんな意味のある俳句です。

しきりに大きな声をあげて夏の到来を告げ、その命は7日間で短く儚い、8日目まで生きた蝉はもう一人ぼっちになってしまう・・・😭

蝉は自分自身が儚い命だと知っているからこそ精一杯なくのだろうか・・・

それとも、そんなすぐに終わる命だとは思ってないからこそ精一杯なけるのだろうか・・・

蝉は鳴いているのだろうか・・・泣いているのだろうか・・・

 

小さい頃そう覚えて、私もずっとそう思っていました

が・・・・😱

昨年、ニュースで、

広島県笠岡市の笠岡高校3年生の植松蒼さんがセミは数年から十数年を土の中で過ごし、成虫になって地上に出てからは1週間ほどで死ぬと言われているが、実際には10日以上、種によっては1か月ほど生存するということを突き止めた。植松さんは捕まえたセミの羽根に油性ペンでマーキングを行い、後日再捕獲するという手法で調査を行った。その結果、最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、クマゼミが15日間だったという。(山陽新聞)

この記事を見て驚きました😳😳😳

確かに、よくよく考えてみますと・・・

卵からふ化した後種類によって違うようですが、7年間ほど土の中で暮らしますし。
外の世界で1ヵ月くらい生きるなら・・・・。

蝉、結構・・・長命かも・・・😩

調べてみると、地中の中の期間も入れると昆虫の中でもその寿命は相当長い方だとのことですよ😀

うーん・・・
蝉に持っていた「儚さ」というイメージが・・・

とはいえ、夏と言えば「蝉」。

日本の夏の代名詞🌻

精一杯、全身全霊を込めて力強く夏の到来を伝える蝉たちに見習ってこの暑さを元気に乗り越えていきましょう😁