» 2016 » 9月

七・五・三

| ちょっとしたお話 |

今日は雨の中、七・五・三のお参りにきていただきました!

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お二人ともとってもイケメンで将来楽しみですね~!

七・五・三のお参りはなかなかご依頼されることが少ないもので・・・

とっても嬉しくて写真を撮らせていただきました

 

当山の「母と子どもの護り神 鬼子母神さま」

にご家族の幸せとお子様の健やかなる成長を祈願させていただきました

 

「七・五・三」はお子さまにとっての大きな節目でもあります

節目に厄を祓い、ご先祖さまや神さまからお護りいただけるようにお参りすることが大切です。

七・五・三のお参りについては・・・・こちら ご覧ください

ホスピスなどで死に関わる仕事を持つ方に死にゆく人の気持ちを少しでも理解してもらおうとアメリカの牧師によって作成された「死の体験旅行」というプログラムがあります

このプログラムではあなた自身が病にかかり、病気が進行し、やがて命を終えていく物語を仮想体験していただきます

命の終わりと向き合った時に、あなたはいったい何を思うのか・・・

普段の生活では気づくことのできない、見失っていた何か・・・

きっとあなたは・・・見つけることができるでしょう。

今回は、「大人の寺子屋」として開催します。

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開催日 10月29日(土) 

    19:00~

参加費 1000円 定員 10名ほど

場所  荒尾市万田239 妙国寺

持参品 筆記用具

詳しくは 08064736322 か こちら より お申し込みお問い合わせください

*定員となりましたので締め切らせていただきます。

 

 

朝晩と徐々に冷え込むようになってきました

今日は彼岸の中日 妙国寺では

「秋季彼岸施餓鬼法要」が開催されました。

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お参りの御修行、誠にご苦労様でございました。

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お彼岸の法要の時はいつも檀信徒の皆さまより「おはぎ」か「ぼたもち」の供養をいただき皆様にお配りしております。

お彼岸のお供え物には、おはぎ、ぼたもちがつきものですが、この二つはどう違うのでしょうか?

ご存知ですか?

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つぶし餡かこし餡かの違いだとか、もち米とご飯をを混ぜる割合の違いとか・・・

地方による呼び方の違いとか色々な説があるようです。

実際は同じもので、ぼたもちは元々「牡丹もち」おはぎは「萩もち」であったと言われます。

今では一年中売られていることもあって混合して用いられるようになりましたが。

本来、牡丹の季節、春のお彼岸に供えるのは「ぼたもち」で萩の季節・秋のお彼岸に供えるのが「おはぎ」だそうです。

昔は砂糖も米も大変貴重なもので、それを先祖に供えて供養するとともに、多くの人に分け与えることは功徳を積むことだったそうです。

25日(日)までお彼岸の期間です。

お墓参りの際はどうぞお気をつけてお参りくださいませ。

本堂にもどうぞお気軽にお参りくださいね

暑さ寒さも彼岸まで、その言葉の通り朝晩と随分と涼しくなってまいりました。さて、皆さま今回のNHKの大河ドラマは見ていらっしゃるでしょうか?

戦国時代最後の名将 真田信繁(幸村)の生涯を描いたドラマ「真田丸」。このお話の中に熊本のシンボル的な存在、「せいしょうこうさま」、加藤清正が度々出ていらっしゃいます。

加藤清正といえば法華経を篤く信仰された方、熊本市内にございます、日蓮宗のお寺「本妙寺」にさまにそのお墓があり、何より「熊本城」をおつくりになられた方です。

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こんなお話が残っております。

 

徳川家康が、1606年に江戸城の増築工事を諸大名に命じました。

各地の大名にとってみては、その労力と費用が無償で提供しなくてはいけませんので、たまったものではありません。自分達に割り振られた部分をいかに速やかに終えるかが経費の負担を大きく左右するのでした。

 

桜田から日比谷にかけての石垣造りは、熊本城主の加藤清正と和歌山城主の浅野幸長(よしなが)に命じられました。

 

加藤家では、建設現場に沼が多い事を確かめますと、まず付近の山からカヤを刈り取ってくるように指示を出しました。毎日、大量の「カヤ」が運び込まれてくる。それを次々に沼に投げ込んでいく。さらに土をかぶせて、平坦なグランドが出来上がると、今度は、十歳から十四歳くらいの子どもを大勢集めてきて、思う存分、遊ばせました。朝から夕暮れまで、大人も交じって、笛や太鼓をたたき、踊ったり、唄ったり、大変な騒ぎが何日も続きました。

 

一方、隣の浅野家では、沼を埋めたらすぐに石を積み始めました、工事は至って順調です。石垣が半分以上に出来上がる頃になっても、加藤家の持ち場には石さえ運ばれてこない。子ども達と一緒に遊んでいるだけなので、浅野家の家臣は「一体、何を考えているのか、もっとまじめにやれ」と嘲笑っていました。

 

加藤家の現場監督は、子ども達に踏みしめられて、充分に固くなった地盤を確かめてからようやく石垣を築き始めました。

 

当然ではありますが、完成したのは、浅野家よりもずっと後でした。

 

間もなく、江戸を台風が襲いました。すさまじい暴風雨です。この大雨で地盤が緩み、浅野家が築いた石垣は、何か所も崩れおちてしまったのです。しかし、慌てず、急がず、じっくりと基礎を固めてから築いた加藤家の石垣には、少しも損傷が無く、基礎をおろそかにした浅野家は、かえって修復工事に莫大な経費を投ずることになってしまったそうです。

 

加藤清正公は治水や築城、土木事業でその手腕を振るわれ、治山・治水の神として崇められるまでになりました。これも何よりも工事の根本かなめである基礎を大切にした清正公の想いがあったからです。

 

先日の熊本地震では、熊本城は大変な損害にあいました。しかし、城の崩れた部分は新しく積んだ石垣や新しく建築した屋根が大部分であったそうです。400年間風雪にも西南戦争の砲撃にも耐え抜いた宇土櫓は無事でした。

 

何事も「基礎」が大切。そんな清正公の想いを大切にしていきたいものです。

 

私たちの心の基礎を育むために、お彼岸中に行う「六波羅蜜」という修行方法があります。

 

お彼岸の期間は私たちが住んでいる世界「此岸」と仏さまがおられる「彼岸」の世界が最も近くなる期間です。

 

だからこそ、欲や煩悩にまみれた様々な苦しみがあるこの「此岸」にて、欲や煩悩から解放された「彼岸」に至るための修行をしましょう。という期間なのです。

 そのための修行方法が六つあります。

 

「布施波羅蜜(施しをすること)・持戒波羅蜜(戒律を持って生きること)・忍辱波羅蜜(耐え忍ぶこと)・精進波羅蜜(努力すること)・禅定波羅蜜(心を常に落ち着かせること)・智慧波羅蜜(五つの修行を実践することによって得られる智慧)」です。

 

難しいですね・・。

 

簡単に言うならばいつもよりちょっと人に対して親切な心、施しの心を持つ、生き物の命を大切にする、節制を心掛ける。人の迷惑に対しても広い心でもって接する。いつもよりちょっと色々な事に対して努力をしてみる。心が乱れないように心掛ける。そうすると自然に心に何かひらめきが得られる。

ということです。

 

どうぞ9月25日までのお彼岸中、皆様の心の基礎を育むためにご精進ください。

 

9月22日 11:15~

「秋季彼岸施餓鬼法要」

 

お気軽にお参りください

大牟田の素敵なカフェ olive さんで わらべうたベビーマッサージ教室を行います

心と体に優しい美味しいランチとベビーマッサージで素敵な時間を親子ですごしませんか

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9月26日(月)

11時~12時

ランチ付き 1500円(一家族)

詳しくは 080-6473-6322にお電話ください。

子育て中のママさん達に少しの間でも息抜きに楽しんでいただきたいとワークショップやヨガなどの最中に託児室を設けて妻と二人で託児をさせていただいてもう3年くらい経過したでしょうか・・・・

 

保育士として目まぐるしく働いていた日々から解放され、せっかく持っている資格や経験を地域のために生かそうと始めた託児付きワークショップ、「寺活」!

 

赤ちゃんから幼児さんまで様々な年代のお子さんを教室が開催されている間お預かりしております

 

短時間ですが、一時預かり保育とでもいいましょうか・・・・

 

2時間未満の短い時間ですが、これが結構色々と面白いのです。

 

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お子さんたちもそれぞれ個性があって、最初に15分くらい泣いて後は平気で遊んでいるお子さん、最初は平気だけど徐々にお母さんを思い出して泣いてしまうお子さん。

 

男の人がダメなお子さん・・・(笑)

これはもっと僕がイケメンでしたら大丈夫なのかもしれません!!

 

子ども達は何しろ正直です。一時は遊びに夢中になっても、間があいたり、ふとした瞬間、あ、もうつまらないや、飽きた!という時には「ママ―」と思い出して泣いてしまいます。

 

いかにこの時間に楽しく、すごしてもらうか!!お子さんたちとの真剣勝負です(笑)

 

でもどうしてもぎゃん泣きしてしまうお子さんもいらっしゃいます。

いや、いいんですよ。それが普通なんですけどね

 

いきなり初対面の知らないおじさんがいるとこに預けられたら泣くのが普通です(笑)

 

しかし、どうやってか常にお子さんの表情を見て、場の雰囲気を読むか!!この空気をかえるか!!楽しい雰囲気にもっていくか!!

 

常に心掛けております。

 

それに失敗するとずっと泣かれてしまうのですよね・・・

 

でも、やはり子育を経験している女性は上手ですね~。

託児は妻と二人でやっていますが、うまいなぁ~。と感じることは多々あります。

まぁ、現場での経験も僕の倍くらいはありますからね・・・

 

それはさておき、お坊さんとしてお話しをさせていただく機会があるのですが、この「場の空気を読む」というのは、なんだか同じだなぁ・・・と思います。

 

法話をしている時、

「あぁ・・・もう退屈されているなぁ・・どうしよう・・・」

とか全く何もリアクションがかえってこない時なんて

「あぁ・・・このお話は面白くないんだ!面白いって思ってたのは自分だけだったのか~0rZ。それともお話の仕方が悪かったのか~」

なんて落ち込むことも多々あります(笑)

まぁ自分の力不足なわけですが・・・・。

 

「場の雰囲気を読む力と空気をかえる力」

 

とらわれ過ぎると社会の中で生きにくくなってきますが、これって大切なことだなぁ・・・と思います。

 

「場の雰囲気を読む力と空気をかえる力!」

 

鍛えたい方は一時預かりのお手伝いにぜひ!!!(笑)

9月も中旬になりました

気候も徐々に穏やかになってきましたね~。

台風が心配ですが・・・・

さて、今月のブリザーブドフラワー工房 カーナ さんの

ブリザーブドフラワーアレンジメント教室のお知らせです!!

以下 カーナさんのブログより抜粋です!

 

〜9月の1dayレッスン案内〜
ラブラブフォトフレーム・アレンジラブラブ
今回は2パターンですウインクアップ
合格ソーラーローズバージョン合格2,800円
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合格プリザーブドフラワーバージョン合格4,000円

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縦・横、どちらでも飾れます♪

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お子さま・お孫さん・ラブラブ写真・ペット・思い出の写真・亡くなった大切な方の写真…などなど音譜
お花と一緒に素敵に飾りませんか?
サイズ…16×19×6cm
お花は、お好きな色を選べますビックリマーク
…レッスン日程…
9月27日(火)13〜15時半
   荒尾  妙國寺
   託児あり(300円)

 

*どなたでもお気軽に参加できます!「託児有」と書いてあるところは別室にて保育士が託児致します。

ご自身への息抜きに、頑張ったご褒美に!!子育て中のリフレッシュにお気軽にご参加ください!

託児料は300円です!

詳しくは 08064736322 か こちら より お申し込みお問い合わせください

おしゃべりチーターズのベビーアート!

昨日開催されました

今回はバースデイアート!第二弾!!

でした!お子様達とママさんたちの笑顔があふれるベビーアート!!

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本当にいいものですね!!

デジカメでなくてもスマホでもOK

ママさんたちによるママさんたちのためのベビーアートなので、どなたもお気軽に参加できますよ~

お友達つくりでもOK!!ちょっと覗くだけでもOK!!お気軽にご参加くださいね!!

来月は

10月21日(金)10:30~14:30くらいまで!!

ハロウィンスペシャルだそうです!!

チーターズはりきってます

改めてまた告知します!

お楽しみに!!!


来週のお知らせ!!

9月12日(月) 13時~14時頃まで

*「クレイ&クリスタルボウルのコラボイベント」*

天然の鉱物、クリスタルボウルとクレイ

2つが聖なる場所、お寺の本堂にて出会います。

クレイの担当は 水縹~みずはなだ~ 杉本里菜さん

クリスタルボウルの担当は ナノハナさん

アイズパック+クリスタルボウル(パックは各自でぬって頂きます)

参加費 2000円

*託児が必要な方は別途300円で別室にて保育士が託児致します*

詳しくは・・・こちら

 

*パステル(和)アート教室*

●開催日時 ・9月13日(火曜日)*託児有

13:00~15:00終了予定

●場所・妙国寺様 御本堂
荒尾市万田239

●参加費(材料費・お茶付)・2,000円

 

*お寺deYOGA教室*

9月14日(水) 13:00~(託児有)

 

*お寺deハンドメイド教室*

「アロマワックスバー」を作ります!

9月15日(木) 13:00~(託児有)

ドライフラワーやポプリ、ハーブなどをアロマオイルと一緒に固めたものです。

玄関やお部屋に飾って楽しめます!

お好きな香りのアロマをお持ちください。

  参加費 2つで1000円 

      講師 tick-tack さん

 

参加の詳細は・・・・・こちら

 

 

今月の言葉

| ちょっとしたお話 |

お寺の入口に掲示板があり、いつもはお知らせやお寺の宣伝を掲示していたのですが・・

案外、「見てますよ~

というお言葉をいただいていましたので今月から自分自身が心打たれ救われた言葉、お経の一部や宗祖のお言葉などを毎月掲示していこうかな~と思っています

今月は最初ということでお経の中で自分が一番心を打たれた箇所

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「常に悲観を抱いて 心遂に醒悟す」

という法華経のお経、如来寿量品第十六の中に出てくる言葉です。

人生は楽しいこと、嬉しいことばかりではありません。

 

苦しいこと、悲しいこと、辛いこと、数え切れないほど沢山あります

 

悲しんで悲しんで・・・

 

その悲しみが大きければ大きいほど、どうにもならない悲しみに打ちひしがれた時

「心は目覚める、光を見出すことができる。」

ということです。

 

「こんな辛いことがあるなんて神も仏もいない」

と仰られる方がいらっしゃいます。

私は逆に、

「人生辛いこと、悲しいことがあるからこそ常に私たちの傍には仏様、神様がいらっしゃるのだ」

と言います。

 

悲しみの中で、仏さまに一心に救いを求める。

そこで必ず、一筋の光明が照らされる。

受け取り方は人それぞれです。

気づきであったり、人との出会いであったり、一つの転機であったりします。

 

「その悲しみは無駄ではありませんよ、必ず何か意味を見出すことができますよ。」

 

そう仏さまは教えてくださっているのです