» ちょっとしたお話
初代住職の頃より行われております毎月8日「鬼子母神祭」。
来られた方々の祈願成就を願う祈祷祭です。
当山の守護神であります「鬼子母神」の御前にて11時より行います。
祈祷を受け、法話を聴いて仏教の教えに触れて、皆で食事をします。
参加費は祈願をしたい人のお名前と生年月日と祈願名(おねがいごと)を封筒の表
にお書きになって祈願したい人×500円を入れてお持ちください😀
封筒は始まる前に鬼子母神さまの前の机にお出しください。
今月は紫陽花の切り絵御首題をお参りいただいた方々にお配りします。
このまま御首題、御朱印帳に貼ることができます。
紫陽花には魔除け、厄除け、商売繁盛と金運を高めてくれるとも言われています。
この日だけしか配らない切り絵御首題です。
どうぞお気軽にお出でくださいませ😉
6月に入りました。
梅雨の季節がやってきますね😅
今月の吉凶表ができましたので掲載いたします。
今月は珍しく一粒万倍日が続きますね😄
さて、先月88歳のお檀家さんをお見送りいたしました。
12年前に奥様に先立たれた方で、
ご存命の頃お二人はとても仲良しのご夫妻でした。
奥様が先立たれた時、お経に行きますと。
「こんなに寂しくなるなんて思ってもいませんでした」
涙を流しながら仰ったのを覚えています。
夏の暑い日、お墓参りにいらしたとき。
「暑いのにご苦労様です」とお声をかけますと
「妻が寂しがるから来てやらんとですね~」
お墓参りも頻繁に来ていらっしゃいました。
体を悪くされ、入院の日々の中、一時的に退院された春。
「お墓参りに行きたい」と仰られ、お子様達に手を引かれながら、
墓地の桜を見ながら「綺麗かね~、お墓参り出来て良かった~」
と嬉しそうに仰っておられました。
そして、奥様の13回忌を7月に控えた5月下旬、旅立たれました。
再会を楽しみに、12年間の沢山の思い出話を胸に今頃一歩一歩歩まれているのだろうなぁ・・。
そんな風に思います。
あちらの世界に辿り着く49日は 7月7日
12年ぶりにの再会
そしてそれが七夕。
織姫と彦星みたいですね。
無事にお会いすることができますように・・・
そして僕もいずれそちらに行った時、色んなお話をお二人で聞かせてくださいね。

お寺の掲示板からです。
槇原敬之さんの「太陽」という曲の一節です。
お経の中に「諸法実相 しょほうじっそう」という教えがあります。
全ての事象、存在はそのままで、ありのままで真実である、最高の価値を持つ。
という意味です。
私達は物事の優劣、美醜を判断する時、自分の心情や経験、他人の意見等、色眼鏡で見てしまいます。
そういう見方をするのではなく、あるがままにその事象や存在を見つめなさい。そんな教えです。
人にも同じことが言えます。
私達は一面しか見ていないのに、その人をわかったつもりになっていないでしょうか?
自分で自分の事を理解するのだって難しいのに、他人を完全に理解できる人などいません。
まして、自分で勝手に作り上げたその人のイメージなのに、何かをきっかけに「イメージが崩れた、がっかりした、裏切られた」と貶したり、「素晴らしい人だ」と褒め称えたり。
心コロコロと言うように心は常に変化します。あんまりころころ変わるから「こころ」と名付けられたという話もあります。
心が見せる景色に惑わされず・・・
この歌のように全ての存在は美しい。
そして、変わることはない。
そう思って生きていきたいものですね😌
5月に入りました!ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
連休が終わると運動会シーズン、一気に暑くなりそうですね😀
5月は「五節句」の一つ、端午の節句、こいのぼりも街中で見られるようになってきました。
最近はこいのぼりを建てる家も減ってきていますね。
ちょっと寂しい気もします。
さて、お寺の掲示板です。
過去を思い出して悔やむことで目の前の「今」を台無しにしない。
未来に期待したり、不安になることで「今」を我慢しない。
先の事や昔の事はまるで関心がない。
目の前にある「今」この瞬間だけを見つめて生きている。
彼らにとって、「今」より大切な時間は存在しない。
まるで仏教者か哲学者ような生き方ですが、実は彼らとは「犬」の事なのです。
このことは、「犬が伝えたかったこと」 箸しろやぎ秋吾 解説三浦健太
という本の文中にて出てきます。
動物は沢山の事を私達に教えてくれますね。
「今」という瞬間の積み重ねが私達の人生です。
しかし私達人間は、どうにもならない過去を憂い悔やんだり、不確かな未来に期待したり、不安がったりして「今」という時間が何より大切な事に気づいていません。
お釈迦様は「一夜賢者の偈」という教えで
「過去を追うな 未来を願うな
ただ、現在をよく観察し
揺らぐことなく 動じることなく
見極めて実践しなさい。
ただ、今日あなたのやるべきことをなせ」
そう仰っておられます。
犬と一緒に暮らしていますとその姿で
過去でも未来でもなくご主人にとって大切なのは「今日」であり、「今」です。
僕と「今」をしっかりと生きていきましょうよ。
そんなことを教えてもらっているような気がします。
あっと言う間に4月も後半になりました。
4月8日は「花まつり」
沢山のお参り誠にありがとうございました😀

皆で甘茶をお釈迦様にかけてお祝いしました。

4月は新しい生活が始まる季節です、入学式や入社式などなど。
皆さんへの応援を込めて、お寺の掲示板は

さぁ、春です🌸
「子どもが全然家で勉強しない・・スマホばかり・・」
「学校の勉強についていけていない・・不安だ・・」
「塾に通わせたいけれども料金が高い・・」
そんなお悩みを持たれていらっしゃる保護者の方々も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
妙国寺では長年塾講師をされておられた中島先生をお迎えしての
妙國寺本堂でのお寺塾を開催しております😄
昨年から中学生の部も始まりました。
本堂の静かな環境で学ぶまさに寺子屋。
定員10名ですのでしっかりと学べます。
受験対策の塾ではありません。基礎を学んでいきます。
小学生クラスでは16時過には準備していますので学校帰りに寄られて宿題をされてもOKです。
中学生クラスは18時半から20時まで
勉強の習慣というのは、誘惑が多いお家ではなかなか難しいものです。
しかしながら、今の学校の授業スタイルではお家での学習は必須です。
学校に通う事が難しくなって勉強できていないというお子さんのご相談にも応じます。
こちらから もしくはお電話でお気軽にまずはご連絡ください😀
4月8日は仏教の創始者「お釈迦様」のお誕生日です。
このお誕生日のお祝いの行事を
「花まつり」と言います🌸
お釈迦様のお母様が出産の為に実家に帰られる途中。
休憩の為に立ち寄ったルンビニーの花園の中、花を取ろうと右手を上方に伸ばされたその時。
その右わきからお生まれになったと言われています。
生まれてすぐに七歩歩かれ、右手で天を左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」(我にまさるほとけなし)と宣言されました😃
七歩歩かれたという事は、ぐるぐる生まれ変わる 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上 の六つの世界
六道輪廻を越えて仏として生まれてきたという事を象徴し、
「天上天下唯我独尊」の宣言は、
私こそが生きとし生けるものを全て救っていくのだ
という決意表明でもあります。
花まつりは宗派を越えてほとんどのお寺で行われる行事です。
境内にルンビニーの花園に見立てた小さなお堂を作り、そこにお釈迦様の誕生された姿の仏像を安置し甘茶を注いでお参りします😊
これは、お釈迦様が生まれた時、喜んだ竜王が甘露の雨を注いだという伝説によるものです。
花まつりはインドで起こり、日本には奈良時代に伝わってきたと言われます。
当時は釈迦像に五種の香水を注いでいたようですが、江戸時代になると甘茶に変わっていきました。
甘茶は飲むとノンカロリーで抗アレルギー作用、抗菌作用など身体にとっても良いですよ😃
そして、甘茶で墨をすり紙に
「千はやぶる卯月八日は吉日よ
神さけ虫を成敗ぞする」
と書いて戸口に逆にして貼っておくと虫よけにもなるそうです。
当山の甘茶は 渡邊家の本家 山口県 鳴滝山 龍泉寺にて育っている
天然のアマチャの葉を乾燥させて、毎年送って頂いております😅
美味しいですよ~😃
そして、何故か毎年の恒例になっていますが・・・
駅弁についていた懐かしのポリ茶瓶容器にお入れしてお渡しします。
4月8日(火)11時~
「花まつり/月例鬼子母神祭」にてお配りしています😉
お参り、法話、おとき(昼食)まで入れて一時間くらいです。
参加費はお一人500円くらい(お気持ちで)😃
どなたでもお参りできますのでご遠慮なく是非お参りくださいね😃















