「消しゴムは使っている間に 丸くなる

 頑固なあの人も丸くなれば 良いのに

 角を使うことをしないから 無理なのかなぁー」

 

子どもの詩 中学一年生が書いた読売新聞文芸欄秀作の作品です😀。

お寺の総代さんが「子ども達にすごく良い詩が新聞にあったから」と夏の寺子屋との時にこの詩を持ってきてくれました。

 

角とは何ぞや?そして角を使うとは一体どういうことなのか?是非親子で考えてほしい。

とのお話をいただきました😀

石は上流では角だらけでごつごつしているそうですが、下流に行くにつれて角がとれ徐々に丸くなっていきますね。

人間もまた年を重ね、色んなことを経験していけば石のように人間的に丸くなっていけるのか・・・😌

 

子ども達にこの詩を見せながら、

「角ってなんだと思う?」

と聞くと

「わがままってことかな?

    皆わがままが減って、少しづつなくなっていけば喧嘩にならないよね🤔」

 

との答えでした😀。

 

なるほど・・・。

角は「我」

というものかもしれないなぁ・・。

 

昔読んだ「いいお坊さん ひどいお坊さん(著 勝圭子)」という 本の中で

「宗教とは執着と対極にあって、カネとモノの鬼神のメッキを剥ぎ取るために存在する」

という言葉がありました。

 

「我」をはぎ取っていくのもまた宗教の役割なんだろうと思います。

 

あなたにとって「角」とはなんでしょう?

是非身近な人と話し合ってみてください😀。