今日から11月に入りましたね😁😀

朝晩は肌寒く感じる日も増えました。

お経周りにご自宅へお伺いするとストーブの姿が見える日もあります😯

2ヶ月くらいまでは、今年はまだまだ暑いですねぇ・・

と言っていた記憶があるのですが・・・😓

さて、先日行ったお葬式。

92歳のおばあちゃんでした。

 

とっても仲の良いご夫婦でお経に行くと、いつもお二人と楽しく時間を忘れてお喋りしていましたが、

ご主人は10年くらい前に旅立たれ、奥様はそれから数年後施設に入られたり入院を繰り返しておら

れました。ですので、ここ数年間はお会いしておりませんでした😓

 

お二人がまだご自宅におられ、お元気だった頃。

 

「あっちの世界ってのはよっぽど良かとこなんでしょうね~」

「何でですか?」と聞きますと・・・

「だって、誰も戻ってきてなかじゃなかですか~!」

 

そんなお話や・・・。

 

「自分は子も孫も立派になった姿を見れました。

 田舎の島からこっちに出てきてお父さんと一緒になって

 苦労もしたけど・・・本当に幸せだった~😊」

 

嬉しそうに幸せそうに笑うお二人の姿が大好きでした。

 

きっと今頃再会できることを心待ちにしていらっしゃるのだろうなぁ・・。

 

お二人が一緒なら・・

幸せに笑いあえるその場所は間違いなく、本当に良いところだろうなぁ・・😌。

 

またお二人の楽しいお話、向こうの世界で聞かせてくださいね😌

 

七・五・三

| ちょっとしたお話 |

今日は七歳のお子様に七五三のお参りにきていただきました😁

安産祈願から初参り、そして七五三と家族の節目に立ち会わせていただいたお子様です😊

節目ごとにお子さんの成長を拝見させていただく事は、何よりの幸せです😄

 

七・五・三はお子さまにとっても、ご家族の皆様にとっても大きな一つの節目ですね😄

 

七五三は11月15日を中心にその月の前後、お子様の成長をお祝いし、健康を願うとともに、

お子さまの厄を祓う大切な行事です👦👧

 

「七五三は本来祝い事ではなく子どもの厄年であり、一年の無事を祈願する行事である」

という説もあります🍀

 

数え歳で行うのが昔からの慣習でしたが、今は満年齢の時に行われる事も多くなりました🐼

 

どちらでも行われても大丈夫です😊

当山では、母と子どもの護り神 「鬼子母神さま」をお祀りし、お子様の健康と発育円満を願い、七・五・三のご祈祷をいたします😁

お参り頂いたお子様には木札、お護りを授与し記念写真、素敵なプレゼントなどご用意しております。

あ・・・当山の千歳飴はちょっと特殊です。

お子さま受けするものを準備しております😁

後、心ばかりのプレゼントもご用意しております!

 

祈願は一家族ずつ、ゆったりと対応いたします🐥

普段着でも、ちょっとオシャレな恰好でも全然大丈夫です🐻

祈願料は5000円です。

お電話 0968-62-2107
メール こちら

お早めにご予約されてからお越しくださいませ。

 

妙國寺に意外とお問い合わせの多いのが人形供養です・・😀

子供のころから一緒に過ごしてきた大切な人形を供養したい。

子供がお世話になったぬいぐるみに御礼を言ってお別れしたい。

護ってくれたひな人形を処分する前に供養したい。

 

そんなお問い合わせが結構ございます😌

 

古来より日本人は、この世にあるほとんど全てのものには魂が宿っていると考えていました。

動物はもちろんのこと、草にも樹木にも、山や川にも魂がある。

普通には生命体といえない石ころにも雲にも、みんなちゃんと魂がある。

想いがこもったものであれば尚更です😌

 

日蓮聖人もこうおっしゃっておられます。

 

「草木の上に色心因果を置かずんば木画の像を本尊に頼み奉ること無益なり」

 

草や木に私たちと同じように心やもの、因果の摂理がないとするならば、

木で作られた像を本尊として拝んでいるのは無益なのではないか?

 

人形供養は個別でいつも対応させていただいておりますが・・。

この度落合葬儀社さん第一斎場にて合同供養祭を行います。

 

11月13日(日) 13時~ 供養祭を始めます。

人形供養をお考えの方はどうぞこの際にお出でくださいませ😀

本当に久しぶりのイベントです😅

秋の寺子屋復活です😁

 

11月20日(日) 13時~15時30分くらいまで

 

みそつくりは本年も山鹿木屋本店より井口裕二様をお迎えして行います😀

麹のお話を聞き、みそつくりに入ります。

仕込んだ後数か月・・・

毎日毎日「美味しくなりますように・・」

と麹さんたちに、お経をきかせながら・・・・ねかせます😴

DSC_0330

完成の後、1キロずつお渡しいたします!

毎年とても評判の良いお味噌ですよ😌

 

そして、今年は・・・

佐賀出身、現在荒尾在住、素材を生かした抽象画からポップアートまで、多彩な表現で

活動の幅を広げる画家、橙屋三蔵さんをお迎えし・・・

プラスチックごみを活かしたアート。

「プラゴミアート」を体験します😁

 

制作するのは「神獣」!!

手本を持ってきてくださるそうなので簡単に作れます!

 

皆さんの守り神になってくれるよう、完成後にお祈りしますよ~😁!

 

持参品はマスク、エプロン、三角巾、です!

汚れても良い服で参加してください!

 

詳しくは 09092060026にお電話いただくか、こちら より お申し込みください!

今月の19日~21日まで、日蓮宗の総本山 身延山久遠寺へと総代4名の皆様と行ってきました😀

身延山久遠寺は山梨県身延町にあります。

新幹線を乗り継いで、新富士駅からレンタカーを借りて・・・🚘

19日新大牟田駅10時58分発の新幹線に乗り、久遠寺に到着したのが、18時くらい。

約7時間の道のりでした🍀

 

20日朝6時からの朝勤に参加し、午前中は私の学生時代の同級生のお寺、南部町 妙浄寺さんへ

皆でお参りに行きました😀

副住職の望月本謙上人とは12,3年ぶりの再会。

とても懐かしいひと時を過ごさせていただきました😄

じつは、こちらのお寺は日蓮聖人が宿泊され、使用された井戸もあるのです・・。

そして、午後からは身延山久遠寺にて住職担任認証式へ

全国から新たに住職担任になられる32名のお上人が参加されていらっしゃいました!

心が一段と引き締まりました。

21日は、朝勤に出席後静岡の龍華寺へ皆で参拝。

御住職の小倉規敬上人も学生時代の同級生。12,3年ぶりの再会です。

こちらのお寺からは、富士山がとても綺麗に見えます😆

南総里見八犬伝の作者 滝沢馬琴が「日本一美しく富士山が見える場所」

と言ったそうですよ😃

見所満載のとっても素敵なお寺でした!

またゆっくりと時間をかけて訪れたいものです😀

 

2泊3日、身延山の宿坊「竹之坊」さんにはとってもお世話になりました。

細かいところまで心遣いをしていただき、料理もとっても美味しい素敵な宿坊です。

是非皆さん、身延山にお参りの際は行かれてくださいね😀

 

約20年前、お坊さんになるための修行「信行道場」へ入って以来の身延山でした。

あれから随分と時が流れましたが・・・。

あの時と同じ場所に立ち、同じ景色を見ているんだけれども・・・

 

色んな方々の想い、自分の経験や想い、積み重なるとこうも違うものか・・。

と心に染みていくものがありました😦

 

この場所で皆さんと共に・・・

素晴らしいお寺、このお寺で良かったと思われるようなお寺づくりを

初心に戻って始めて行きたいと思います🙂。

 

総代の皆様、一緒に来てくださって本当にありがとうございました!

 

今日から10月😀

別名 「神無月(かんなづき)」

これは、神様がいない、神いない月というわけではないのです😅

 

6月は梅雨で水が多い季節なのに「水無月(みなづき)」

と言いますでしょ?

 

「無」とは字をあてたもので、本来は「水の月」になるそうです。

田んぼに水を入れ、張るので「水の月」🏞

 

ですから10月も「神の月」という意味になるのです😄

 

島根県の出雲大社に日本全国の神様達が集合して神々の大会議が開かれます。

ですから、出雲地方では10月は「神在月」になり、それ以外の地方は「神無月」だそうですよ😐

 

今月は天赦日もありますが、「土用」の期間がありますね。

「土用」の期間は季節の変わり目、充分体調に留意されてくださいね!

 

さて、朝晩涼しくなり、秋が始まりましたね🍁🍁

 

お寺の境内で何か写真を撮ろうとしていたら、擬態しているのを見つけました。

いるのわかりますか?

そして、鬼子母神のお寺なのだからそのトレードマークの「ザクロ」がほしい・・

と2月に植えた「ザクロの木」に蕾が!!

心配してましたが、よく育ってくれています😁

実になるのが楽しみです!

今日は彼岸の中日 秋分の日です🌅

妙国寺では秋季彼岸施餓鬼供養が行われました。

雨になるかな?と心配していましたが、何とか持ちました😌

お参りいただきました皆様ありがとうございました😁

住職の挨拶では、住職の交代を本年度行い、式を来年春に行う事をお話されました😮

いよいよ住職の交代の時期が近づいてきました。

身の引きしまる想いがします😨

お焼香台は、沢山の彼岸花を並べました。

本日法要中に撒いた散華です🌸

最近、法要ごとに散華を作るのに凝っています😁

そして、今日は檀信徒の小島さんによるギター演奏がありましたよ😄

普段から老人ホームなどへボランティアで慰問に行かれていらっしゃるそうです😄

素敵な歌声とギターの音色に感動でした😊

 

本日、「使ってください」といただいたお線香がとても素敵でしたので写真に撮りました!

燃え切った後に絵とお題目が出てきました😁

 

お参りいただきました皆様、本当にありがとうございました。

来月は10月8日(土)11:00~月例鬼子母神祭がございます。

どうぞお気軽にお参りくださいませ😄

昨日より彼岸の期間に入りました😉

今年の秋の彼岸は23日秋分の日を真ん中に一週間。

20日~26日までです🍁

 

台風が過ぎ去ったと同時にすっかり涼しくなり、

急に秋がやってきましたね😰

 

気候の変動が激しい期間ですので皆様どうぞお体ご自愛くださいね。

 

さて、お彼岸は私達の住む世界と亡くなった方々がおられる世界が最も

近くなる期間と言われます😀

 

近くなると想いも届きやすくなるものです。

ご先祖様や亡き方々へ感謝の気持ちと共に手を合わせてくださいね😌

秋分の日 23日 11時より

秋季彼岸施餓鬼供養を行います。

お申し込み希望の方は、下の画像の封筒の内容を書き込んでこちらからメールされても良いですし、

当日受付にこの封筒がありますのでお申し込み下さい😌

せがき供養料(卒塔婆代)はお一つ 二千円~

御供米料は 千円~ です。

 

お参りいただいた方にはお弁当とおはぎを差し上げます😌

 

芸術の秋という事で、今回法要後、ギター演奏もございます。

法要はどなたもご自由に参加できます😌

 

どうぞお楽しみに😌

暦ではもう秋のはずなのですが、残暑が厳しいと言った方が良いのか・・

暑い秋ですねと言ったら良いのか・・・😅

 

毎日暑い日々が続きますね・・・😅

しかし、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、朝晩は涼しくもあり、

境内では「彼岸花」が咲き始めました🌱

彼岸花、リコリスは土の温度が最低気温20度前後になると「待ってました」とばかりに花茎を伸ばし、花を咲かせるそうです。

 

彼岸花の別名は、色々ありますが一番代表的なものは「曼珠沙華」ですね!

この意味は、サンスクリット語で天界に咲く花、仏教ではめでたい事があった時に天から降ってくる花という意味があります。

 

実は、法華経の中にこの場面が出てくるのです😯

 

妙法蓮華経序品第一という最初の章のお話です。

 

お釈迦様がありがたい教えを説き終わると、瞑想状態となられ、心も身体も全く動揺しない状態になりました。

するとその瞬間に、曼陀羅華と大曼陀羅華、曼珠沙華大曼珠沙華がお釈迦様と教えを聞いていた聴衆の上に雨のように降り注ぎ、

大地が六種類の振動を起こしました。その素晴らしい光景に集っていたすべての者達は喜び合掌しお釈迦様を仰ぎ見ました。

すると、お釈迦様の眉間の白毫(眉間にある イボみたいなところ、実は一本の長い毛が丸まっている)から光をお放ちになり、

全ての世界を照らし出しました。

 

という、何とも不思議な場面😌

 

雨のように降り注ぐ「彼岸花」とても素敵で綺麗でしょうね・・・。

 

ただ、この彼岸花は「毒」を持ちます。

 

仏さまの世界ですから、雨のように降り注いでも大丈夫でしょうが・・

実際に口に入るとえらいことになります・・😓

 

田や畑の近くに沢山咲いているのはその毒でモグラやネズミから作物を守るためだとも言われます。

 

土葬の時代、墓場にも動物除けで植えられたので、「死人花」「地獄花」とか、「毒花」など別名で呼ばれました。

 

赤い彼岸花の花言葉は、あきらめ、悲しき思い出など・・・。

 

何となく、怖そうな悲しそうなイメージが先行する花なのですが・・・😒

 

「再会」という花言葉もあります😁

 

墓地に植えられたのは 「また会えますように」

という意味もあるのかもしれませんね。

そして、白色の彼岸花の花言葉は「また会う日を楽しみに」 なんですよ😄

来週20日から26日までの一週間はお彼岸の時期です。

 

お彼岸は私達が住むこの世界と亡くなった方々がおられる浄土の世界が最も近くなる期間です。近いというのは想いが伝わりやすいということです😉

 

お彼岸の時に決まって彼岸花が咲くのは、こちらの世界にいる私達の想いとあちらの世界にいらっしゃる方々の想いが通じ合う時期だからかもしれませんね。

 

あちらの世界に旅立たれた方々を思いながら・・。

そしてまた会う日を楽しみに・・・。

 

お彼岸の時期、心安らかに過ごされてください😌

中秋の名月

| ちょっとしたお話 |

今日は中秋の名月ですね😀

 

地球が太陽を一周する時間を基準とする今のカレンダー「太陽暦」

の前に使用されていた月の満ち欠けを基準に作られたカレンダー「太陰暦」

 

この太陰暦では7,8,9月が秋になります。

7月は初秋、8月は中秋、9月は晩秋と呼ばれていました。

旧暦の8月、中秋15日の夜に出る月は一年で一番美しいと言われてきました。

旧暦の8月は今でいう9月ですね!

今日は旧暦の8月15日なのです😀

 

月のお話しと言えば・・・。

「竹取物語」ですね🌕

 

日本最古の物語にして作者不明というかなりミステリーな背景を持つお話です😮

皆さんどんなお話しだったのか覚えていますか?

 

竹を取って売っていたおじいさんが竹林に入った時光る竹を見つけ、切ってみると

その中から小さい女の子を見つけました👧

 

竹の中から金も見つかり、お爺さんとお婆さんはお金持ちになり、

女の子は「なよ竹のかぐや姫」として美しく育っていきます。

 

その美しさに魅かれ、5人の有名貴族から求婚されますが、5人それぞれに「私が望む

ものを見せてくれた方と結婚する」と、仏の御石の鉢、火鼠の皮衣、龍の首の五色の玉、

蓬莱山の玉の枝、燕の子安貝、いずれも伝説級の品物を持ってこいという無理難題を突き

付けます😓

 

5人はそれぞれニセモノを作らせて持って来たり、旅の途中で怪我をしてリタイアしたり・・。

結局誰もかぐや姫の願いを叶えることはできませんでした😩。

 

そして、ついにかぐや姫の噂は帝に届き、帝とかぐや姫は手紙のやり取りをして仲を深めていきます。

 

しかし、8月の満月、今でいう中秋の名月に近づいた頃🌕

 

月を見て悩んでいたかぐや姫はお爺さん達に

 

「自分は月の都の人間で、罰としてこの世に来たこと、もうすぐ帰らなければいけないこと」

 

を打ち明けます。

 

お爺さんも帝も「姫を連れていかれてなるものか!!」

とかぐや姫を警護しましたが、結局姫は月へと帰って行ってしまいました。

 

お爺さんには着物と手紙を、帝には手紙と不死の薬を残しました・・・。

 

しかし帝はかぐや姫がいないと不死になっても仕方がないと月に一番近い富士山で薬を焼きました。

 

というお話しですね!

子どものころうっすらと「竹取物語」の実写映画を見た記憶があるのですが・・・。

とにかく、5人の貴族が不憫でならなかったという記憶があります(笑)😵

この貴族たち、帝とかぐや姫の当て馬じゃん!と・・・(笑)

 

こうして改めてお話を読んでみると・・・。

 

本当に不思議なお話しですね。

平安時代前期、900年ごろにできたお話のようですが・・・。

 

実は・・その時代本当に月から使者がきていたのかもしれませんね😬

 

時代や社会、人がどんなに変わっても、決まった時期に変わることなく私達を優しく照らして、

その美しさで私達を魅了するお月様🌕

 

自然がくれる最高の贈り物ですね。