» 2021 » 9月
台風が過ぎ去り晴天が続きますね😊
夜空も綺麗で明後日21日は中秋の名月です🌕
一年で一番お月さまが綺麗に見える日ですね!
なんと、今年の中秋の名月は8年ぶりの満月だそうですよ😮
このお月さまの写真は18日の夜に撮影しました😊
とても神々しいですね!
お月さまにはウサギが餅つきをしていて・・・。
子どもの頃、そんなお話を聞いて満月を見上げ、その姿を思い浮かべていたものです😄
しかし、国によってその模様が何に見えるかは様々な様で・・・
ワニに見えたり吠えるライオンに見えたり、ヒキガエルの前足と頭に見えたり😊
日本の神話ではイザナギ・イザナミの子である月読命(つくよみのみこと)が住んでいることになっています。
アマテラスとスサノオとは兄弟で三貴神と言われていますが、ほとんどお話しの中には出てこないミステリアスな神様です😥
仏教でもお月さまのお話は出てきまして、仏教の世界観で東西南北の四方、その間の方角の四維、合わせて八方。そして上下、太陽と月。
合わせて12箇所、そこをそれぞれ護る神様を合わせて「十二天」と言います。
この世を守護する12人の神様の一人、月には「月天子(がってんし)」がおられます。
月天子は月宮殿というところに住んでおり、その月天子に使えているのが天女なのです😆
「天女の羽衣」という昔話ご存知ですか?
男が美しい天女が地上で水浴びをしている姿に出くわしました。
ふと見た近くの木にかけてあった天女の美しい羽衣を見て、思わず持って帰り、家に隠します。
知らないふりをして川に戻ると、天女が
「羽衣がない。羽衣がないと天に帰れない😭」
とシクシク泣き出します。
「どうか返してください」と天女
「いや返せない」と男
美しい天女に恋してしまった男は・・・
「これは返せません。私の妻になってください」
と、理不尽極まりない要求を天女に突き付けます😥
そして、天女はとうとう諦めて男の妻になりました。
今の世でならちょっとした事件になるような案件のお話しですが・・(笑)
やがて、天女は数年後隠された羽衣を偶然見つけます。
が、数年一緒にいると情も湧いてきますので迷います・・・
しかし、天女は天に帰っていきました。
このお話しの天女が月天子に仕える天女だそうです😊
天女は月へと帰っていったのですね🌕
月は「お月様」、太陽は「お日様」「お天道様」という言い方をしますが。
そこに神様がいらっしゃるという信仰から来ているのです。
月の満ち欠けは約28日がサイクルでカレンダーは昔、月の満ち欠けを使う
「太陰暦」を用いていました。これはどこの古代文明でもそうだったようです。
日本も明治5年までは「太陰暦」でした。
人々にとってお月様というのは身近で大切な存在だったのですね。
どうぞ、21日はお月様を見上げながら、お団子食べながら、いつの時代もそこにあって、人々を優しい光で包んで見守ってこられた「お月様」に想いを馳せてください😃
風も心地よく秋の気配を感じられるようになりました😊
本年は秋のお彼岸の期間が20日~26日までです。
その中日 23日 秋分の日 11時~
妙国寺本堂にて
「秋季彼岸施餓鬼法要」を致します。
彼岸とはご先祖様や亡くなった方々がおられる彼方の世界。
彼岸の期間は彼方の世界と私達がいるこの世界。
このふたつの世界の距離が最も近くなる期間と言われます。
近いという事は、思いも伝わりやすいという事です🍀
どうぞ、お墓参りとともに、ご先祖様へ、亡き方々へ。
感謝の祈りと共にお寺の法要にご参加ください🐼
まだコロナ禍でありますので、通常通りの法要ではありません😌
11:00~の小一時間の法要中良い時間に来ていただき、
お焼香をして退堂していただく流れになります。
マスク持参でお願い致します。
後日法要の様子は、映像にて配信致します😊
供養のお申し込みは当日「受付」にてお申し込みください。
卒塔婆はお一つ 三千円 です。
なお、ネットにても受付いたします。
お申し込みは こちら から
皆様こんにちは😃
お彼岸が近づくにつれ境内の彼岸花も徐々に咲き誇ってきました🍀
今年の秋のお彼岸は秋分の日23日を間にして一週間。
9月20日~26日までの期間です🌸
お彼岸が近づくとその姿で教えてくれる「彼岸花」本当に美しいですね😆
さて、今月のお寺の掲示板は荒尾出身の詩人、「坂村真民」さんの
「何かをしよう」です。
他の人の事を考えず「私が私が!」や「自分さえ良ければよい!」など、自分の利益や幸せばかりを願う心を「利己心」と言います。
逆に自分の事はさておいても、誰かの為に行う行為や誰かを幸せにしたいと願う心を「利他心」と言います。
「利己心」と「利他心」は私達の心の中で時と場面によってその姿を大きくしたり、小さくしたりしますね😊
「利己心」つまり自分が大切、そして欲望を叶えたい!という心がなければ世の中は発展していきませんが、
「利他心」がなければ欲望にブレーキがかからず大きな悲劇になってしまいます😌
「誰かの為に」と心と体をすり減らしてただひたすら利他の心でもって、誰かを救い、誰かの幸せの為に
活動し、自らを省みなければそれもまた、大きな悲劇となってしまいますね😓
要は中道的なバランスが大切なのだとお釈迦様は説かれております😊
法華経の中に「小欲知足」という教えが出てきます。
「欲を少なくして満足する事を知る」という意味です。
欲が大きければ大きいほど、求めるものは大きくなりその代償も大きくなります。
なので、できるだけその欲望を小さくする、つまりは願いを叶いやすくするわけです。
そうすれば、必ず満足感が得られるという事です。
最近ではSDGs(持続可能な開発目標)が盛んに言われていますね。
お彼岸の時期は浄土の世界とこちらの世界が近くなる期間です。
この期間に積む善行はご先祖様や仏さまのいらっしゃる世界へと届くことでしょうから
どうぞこの期間は利己の心を小さくし利他の心を大きくして、この詩のように何かご自身に出来る事を務められて下さいね😃
9月に入り、徐々に秋が近づいてきたような気がします!
暑さも一段落して朝晩と涼しくなってきました😊
子ども達も夏休みが終わった!かと思ったら・・・
コロナの蔓延防止の為、2日から今日までオンライン授業になりました😥
時代は変わりましたね・・・。
昨年から、妙国寺もオンライン法要をやりましたが・・。
色んな事がリモートでつながり、オンラインになり😥
荒尾市では2月から一人一台ネットにつながった状態でタブレットが配布されていたので
いつでもオンライン授業ができる体制にはなっていましたが・・・
このような事態になるとは・・。
学校と同じように出席扱いになるので、朝8時過ぎにはzoomを起動して、
クラス全員でつながり、朝の健康確認や挨拶などから始まり、授業が始まります😊
12時過ぎくらいまでですね。結構集中して取り組んでいました😃
休憩時間に友達とお話しするのも楽しそうでした😁
子ども達の為に柔軟に動いてくださる先生方、本当に頭が下がります。
始まった当初はバタバタあったようですが・・。
徐々に扱いも慣れて、授業も難なく進んでいました!
とはいえ、30人以上の子ども達相手なのですから、こうしてオンライン授業が成り立つのはやはり今までの
学校生活の中で先生と子ども達との信頼関係ができているからなんだろうなぁ・・・。と感じました。
低学年の子ども達や家の中、集中できない環境で受けざるを得ない子ども達。
自分では集中して取り組めない子ども達。
どう対応していくか?というのがオンライン授業の難しい所でしょうね・・。
とはいえ、あくまでもオンライン授業は学校教育の最後の砦。
勉強や授業だけが学校じゃありませんし、学校に行かなければ学べない事もありますからね😇
子ども達がきちんと学校に行けるよう、大人たちがしっかり協力しなければいけませんね。
明日からの登校になりますが、校内の様々な教室を使用してクラスを分散し、オンラインでつなぎ
感染対策を十分にされて学校生活が始まるようです。
長女は今年最後の学校生活です🐔
どうか、修学旅行行けますように・・・。