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フラワーアレンジ 裏

            お寺でフラワーアレンジメント教室

   毎月 第4火曜日 13:00~(2時間程度)

      参加費 :¥3,500(花代 レッスン代込)

   場所:日蓮宗 大乗山 妙國寺(熊本県荒尾市万田239)

             電話:0968-62-2107

    季節のお花に触れ、月に一度の癒しの時間を過ごしてみませんか?

      初めての方でも大丈夫です。お気軽にご参加ください。

                                                   FLoRist KeRi  沖 慶子 

 

*普段経験できない「お寺の本堂」という静かな環境の中、来られた方々と楽しいひと時を過ごしてみませんか?「子育てで趣味の時間がとれない」というお母様方のために、レッスンの間お子様が楽しく遊べる環境を用意しています、どうぞお子様と御一緒に御参加ください。詳しくはお電話ください*

                                     妙國寺

今日は12月31日、大晦日です。今年も振り返ってみますと色々なことがありました。

皆様にとってどのような年だったでしょうか?

2012年、マヤ歴で世界が終ってしまうというような物騒な噂もありました・・・。

外国では騒ぎになったところもあるようですが、結局何もありませんでしたね。

繰り返される終末予言に耐性ができてきたのでしょうか。

まぁ、時代や文明や国によって思想はちがうのに、そこで生まれた終末思想に今それぞれ違う場所で現代を生きている人たちが振り回されるのはなんだか滑稽な気もします。

閑話休題・・・・・

良いことたくさんあって幸せな一年だったという方、あまり良いことがなかったという方。

すべての人に平等に時間の流れは訪れます。様々な事が時の流れと共に過去になっていきます。

一年が始まるということは、考え方を変えてみるならば、ゼロに戻って新しいスタートから一歩を踏み出せるということです。

昔は歳の数え方も誕生日に一つ年を重ねる満年齢ではなくて、新年を迎えた時に皆一斉に年をとる数え年という数え方でした。

一から始まる、という新鮮な気持ちで一日一日を大切に生きていきたいものですね。昨日からお手伝いをいただき、ようやくお寺もお正月を迎える準備ができました。

 本日11:30~ 「竹灯篭・水行式」 予報では雪ということですが、今は晴れです。

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寒いですが、一年の締めくくりとして、良き年がスタートできますようにどうぞ初参りに御参加ください。お待ちしております。

皆様の新しい一年の笑顔と幸せが多きことを妙国寺はいつも祈っております。

12月25日と27日に、フラワーアレンジメント教室がありました。

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今回のアレンジの題名は「花おせち」だそうです。すごいです。

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お母さんたちがフラワーアレンジをされている最中は子どもたちは別室でクッキーに絵を描いたり、風船で遊びました。

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おかあさんも子どもたちも楽しい時間を過ごしました。ご参加ありがとうございました。

さて、悲しいお知らせですが、「お寺でフラワーアレンジメント」で講師をしていただいていました、natural garden MUM のsatomi先生が遠方へお引っ越しのためにsatomi先生のアレンジメント教室は12月で終了になります。たくさんの癒しの時間をありがとうございました。先生の新しい旅立ちにたくさんの笑顔と幸せがありますようにお祈りしています !!

なお、1月の「お寺でフラワーアレンジ」は第5火曜日の13:00~です。新しい先生をお迎えしてのアレンジになります。詳しくはホームページ上でまたお知らせいたします。お楽しみに!

平成25年 1月8日(火) 11時より

       「新春 大祈祷会」

 

がございます、水行式の後、日蓮宗加行所にて100日の苦修練行を修了し、加持祈祷の秘法を受けた七名の日蓮宗祈祷師によります特別祈祷により、身体健全、家内安全、当病平癒、安産祈願、交通安全、社運隆昌、合格祈願、学業成就、厄年に当たる方の「開運徐厄」など様々な御祈願を受け付けます。祈願成就のお祓いの後、お一人お一人に木札と護符を授与いたします。

お一人三千円です。なお、当日来られない方でも祈願は受付致します。木札と護符は郵送させていただきます。お申し込みは、お電話でもメールでも受け付けいたします。当日、古い木札や御守りなど粗末にできないものがございましたらお持ちください、お炊き上げいたします。

         平成25年度厄年早見表               

        「大厄」  女性 昭和56年生まれ 

               男性 昭和47年生まれ 

             (前後の年も厄にあたります)

         「小厄」  女性 昭和52年生まれ 

             (前後の年も厄にあたります)

          「厄」   女性 平成7年生まれ 

                男性 平成元年生まれ 

             (前後の年も厄にあたります)

          「厄」   女性 昭和28年生まれ 

                男性 昭和28年生まれ 

             (前後の年も厄にあたります)

 

本年も、竹灯篭の準備に当山の檀信徒の方々のお力添えをいただきました!

先日竹を山へ切りにいき、着々と準備がすすんでおります。

年々と竹灯篭のクオリティが上がってきています。今年も新しく100本近く製造しました。

今までの竹灯篭と合わせるとかなりの数になります!

大晦日、どうぞお楽しみに!!  

12月31日 23:30~ 竹灯篭 水行式 於 妙國寺

 

10月から始まりました、natural garden MUM さまによります「お寺でフラワーアレンジメント教室」託児有。季節の花を使われての癒しの時間、来られた方に毎回「非常に良かった!!」感想をいただいております。

先月は

このような感じではじまり、

 

このようなアレンジが完成しました。いやはや、このようなアレンジをされる先生方の発想力、創造力はすごいです。 

以前保育園で働いていた私たち夫婦が日々子育てに追われるお母さんたちを応援するため、短い時間ですがフラワーアレンジの時間だけは日ごろの疲れから解放していただこうと託児付きで始めた企画ですが、楽しそうに過ごされて帰って行かれるお母さんたちの顔を見ると「あぁ、やってよかったな」と思うとともに、お寺の中でで楽しそうに遊んでいる子どもたちや、「お寺の本堂って今まで来たことがありません!すごい何か癒されました~」などのお声を聞くとお寺ってこういう可能性もあるんだなと、改めて有発見させていただいた感じです。

毎月、第四火曜の13:00~15:00 行っております。レッスン料は花代含めて3500円です。お気軽にお問い合わせください。

かねてより、お墓参りはされても本堂までお参りされず帰られる方が多く、墓地のところにお墓参りに来た方々に何とかお寺との縁を結び、お寺の情報を見ていただく方法はないかな?と考えておりました。「そうだ!掲示板があればいいな!」と思い、そのことを総代さんにご相談しましたら「じゃあ、作りましょう」という頼もしいお言葉をいただきまして、作っていただきました。

当山 総代の井上利光さんの手作りです。細部までこだわってあります。 

設計から材料まですべてお任せしてしまいました。何にしろ、あまりの出来栄えに驚きましたhappy01。是非お墓参りの際は掲示板をご覧ください。井上さん、ありがとうございました。

あれだけ暑かった季節も終わり、あっという間の秋が過ぎ今日からいよいよ12月ですね、本格的な寒さがやってきました。この季節になると、マフラーや手袋が恋しくなりますsnow

「人間て本当にいいものかしら・・・」こんな言葉で締めくくられる狐の親子のお話、『手袋をかいに』という絵本があります。こんなお話です。

とある雪の降り積もった日・・・・

「お母さん、お手てが冷たくて痛いよ~」

「あらあら、可愛そうに・・手に霜焼けができてるわね~、夜になったら町まで降りてぼうやにぴったりの手袋を買いにいきましょうね~」

しかし、夜一緒に街の側まで降りてきた狐親子ですが、お母さんは昔町で人間に捕まりそうになり命からがら逃げ出してきたことを思い出して怖くなってしまい、どうしてもお母さんの足が前にすすみません。

しかたないので、お母さんは子狐を一人で街に送り出すことにしました。

「坊や片方おててをお出し」お母さんが手を握ると子狐の片方の手は人間の手へと変化しました。

「変なの、これは何?」

「それは人間の手よ、いいかい坊や、町へ行ったら人間の家がたくさんあるからね、帽子屋さんを探すんだよ。そして、トントンと戸を叩いて、今晩はって言うんだよ。そうするとね、中から人間が少し戸をあけるからね、その戸の隙間から、こっちの手、ほらこの人間の手をさし入れてね、この手にちょうどいい手袋頂戴って言うんだよ、わかったね、決して、こっちのお手々を出しちゃ駄目よ」

「どうして?」

「人間はね、相手が狐だと解ると、手袋を売ってくれないんだよ、それどころか、捕まえておりの中へ入れちゃうんだよ、人間ってほんとに恐いものなんだよ」と言って母さんの狐は持って来た二つの銀貨を、人間の手の方へ握らせてやりました。

「うん、わかったよ!!じゃあいってくるね~」

子狐は教えられた通り、看板の家を見つけトントンと戸を叩きました。

「今晩は」

 すると、戸が一寸ほどゴロリとあいて、光の帯が道の白い雪の上に長く伸びました。

 「まぶしい!!」

子狐はめんくらって、まちがった方の手を、――お母さまが出しちゃいけないと言ってよく聞かせた方の手を隙間からさしこんでしまいました。

「このお手々にちょうどいい手袋下さい」

「おやおや、これはこれは・・・。狐の手が手袋をくれだなんて、きっと木の葉で買いにきたんだな・・・よし、先にお金を下さい」

「はい、どうぞ」

「あれ・・これは・・・木の葉じゃない、ほんとのお金だな・・。ちょっと待っててくださいな。」

「はい、どうぞ」

子狐は、「ありがとう」と、お礼を言ってまた、もと来た道を帰り始めました。

「お母さんは、人間は恐ろしいものだって言ってたけどちっとも恐ろしくないや。だって僕の手を見てもどうもしなかったもの、いったい人間てどんなものだろう・・」

子狐は途中通りがかった家の中、人間の子どもが自分と同じようにお母さんに甘えているのを見て、急にお母さんが恋しくなって急いでお母さんの元へ帰ります。そして物語は母子の会話で幕を閉じます。

「お母さん、人間て・・・ちっとも怖くないや」

「どうして」

「僕、違えてほんとうのお手々出しちゃったの。でも帽子屋さん、つかまえやしなかったもの。ちゃんとこんないい暖い手袋くれたもの」

まぁ、とあきれながら、「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」とつぶやきました。

この『手袋をかいに』の作者は児童文学者の新美南吉という人です。彼は29歳の時に若くして亡くなってしまいました。南吉は、短い生涯の中人を信じては裏切られ、激動の人生を過ごしています。母狐の最後の言葉は南吉の呟きだったのではないかと言われています。

日々のニュースを見ると目を覆いたくなるような事件ばかりが後を耐えません。

「人間てほんとうにいいものかしら・・・」誰もがこのようにつぶやくことはあるでしょう。しかし、絵本の中でも、結果として子狐は手袋を買うことができました。南吉は信じていたのでしょう、どんな時代でも、「人間はいいものだ。人間はいいものだ」と。

人間の持つ善の面、必ず仏になれるという、「仏性」をひたすら信じ尊重した生き方の見本として法華経の中に『常不経菩薩』という菩薩さまが出てきます。

この菩薩さまは「私はあなたたちを敬い、決して軽んじません。なぜならあなたたちは未来に仏となられるからです」と、どんなに馬鹿にされても道で出会った人々の仏性を信じてひたすらに礼拝され、やがて後の世にお釈迦さまとなって生まれて仏となられました。

人を礼拝し続けるというのは一見簡単そうに見えてある意味ではとても難しい修行です。なぜなら悪人も善人も怠ける人も努力家も皆から好かれる人も、皆から嫌われる人も、すべての人を肯定しなければならないからです。どんなに裏切られても心の底から人を信じなくてはならないからです。

 「理想論」、と言ってしまえばそれまでですが、他人の悪い面ばかりを見ていても何も解決はしないし、人間関係はすすみません。行き詰った時はどんな人でも必ず持っている「仏性」、ほとけさまの心に目を向けてみること、このことも大切なのではないでしょうか?