写経のこと

| ちょっとしたお話 |

毎年この時期になりますと、日蓮宗熊本県青年会「写経の会」の写経セットを購入された皆様が写経を終えられてお寺にもって来られます😀。

 

妙法蓮華経、69384文字の中の一部分がそれぞれ参加者の皆様に振り分けられ、その写経が集められ製巻されて、

7月23日、加藤清正公の御命日に清正公の眠っておられる「本妙寺」へと納経されます😀。

 

 

「毎年正月に清正公に、本妙寺へお参りに行っていましたが、ここ最近は体の調子が悪くなり行けなくなってました・・・。

清正公さんに祈る気持ちで仏壇の前で書かせていただきました~!本当によかった😀」

と仰る方

「2年前に妻が何年もこの写経の会の写経に参加してまいたからね~、妻に届ける気持ちで私が代わりに続けていきます😀」

と仰る方

 

参加される皆様それぞれが色んな想いを込めて一字一字、書いてくださっています😀。

 

写経をしていますと、その時、その時の想いや心の持ちようが字にあらわれてきます。

 

「経教はこれを喩うるに鏡のごとし」(善導)

お経は自分を映す鏡のようなものである。という言葉がありますが、

 

まさしく写経は自らを映し出しているなぁ・・・。

と思います。

 

今回 日蓮宗熊本青年会「写経の会」の申し込みは終了しましたが、来年よろしければ是非参加されてください😀。

 

写経をされたい方はいつでも妙国寺にて受け付けております。

なぞるだけの簡単な写経から、本格的なものまで・・・。

やってみたい!と仰る方いらっしゃれば是非お問い合わせくださいませ😀