当山では毎月八日の十一時より鬼子母神の月例祭を行っております。
月例祭では団扇太鼓をたたき、お題目を唱える修行とともに、日蓮宗常任布教師である住職の法話、日蓮宗大荒行堂を成満された四名の日蓮宗修法師によりますご祈祷、ご祈願を行っております。
なお、おとき(昼食)も用意しております。
来られる方の宗旨・宗派は問いません。
お友達や家族の方、お子さん、お誘い合わせのうえどうぞご気軽においで下さい。
当山では鬼子母神にその身を預けて健康を守っていただくという鬼子母神講を行っております。
お一人様月会費500円で鬼子母神の前に木札に名前を書いて写真とともに貼り出し毎日その身の身体健全を祈念しております。
申し込まれる方の宗旨・宗派は問いません。他宗の方も、大勢の方が鬼子母神さまに様々な願いを込めて申し込んでおられます。
鬼子母神とはもともと人の子をさらって食べる悪鬼でしたが、お釈迦様に諌められたことによって仏弟子となり、仏の教えを守り生涯人の命を奪わないことを誓い、幼児を守る善神となったのです。
また「法華経陀羅尼品」では仏に法華経の行者を守られる誓いを立てられたことから、日蓮聖人も法華経の守護神として大曼茶羅に勧請し祈念の対象とされ、宗門においても祈祷本尊として独自に祀られるようになりました。
当山の鬼子母神像は開基上人が日蓮宗大荒行に行かれた際にお祀りし、現住職、副住職も大荒行で修業中お祀りした由緒ある本尊です。