» ちょっとしたお話

本日、hand made soap copolatto さんによります石けん教室が行われました!

本日は「あずきとココナッツミルク」の石けんです!

 

そっと覗いてみると、何やらたくさん良い香りのするものがあり・・・

 いろいろとご説明いただきました!う~ん、石けんも突き詰めていくと深いですね~

 

 女性同士で楽しく和気あいあいと行われておりました!

お寺中が良い香りに包まれて、よい感じです

 

参加された方々も非常に楽しんでおられ、またぜひ参加したいとのことでした!

また企画いたしますので、どうぞお気軽にご参加くださいね

 

お寺といって身構えることはありませんので・・・(笑)

逆に、「おぉ、お寺にいるぞ!」という非日常を楽しまれてください

プロ意識

| ちょっとしたお話 |

先日、娘の誕生日大分県にあるサンリオキャラクターパーク「ハーモニーランド」へ行ってきました!

ご存知ない方のために・・・キティちゃんのキャラクターがたくさんいるところです!!

車で3時間近くかかる距離で、行くのも帰るのも大変な距離で・・・

結構な山の中・・・

しかもあいにくの雨・・・

屋外施設なので、ショーもパレードも乗り物も中止になるからあまり楽しめないだろうな・・・。

とがっかり半分で残念に思っていたところ・・・

「ショーは雨で残念ながら中止ですが、せっかく来てくれたみなさんのためにキャラクターたちがみんなのところへ遊びにいきま~す!」

のアナウンス!!!

なんと!?傘をさしながら、キャラクターたちがやってきてくれました!!

いやはや、こんなにキャラクターと触れ合って写真を撮ることなんて初めてです!!おそらくこの先もないでしょう(笑)

雨の日でも充分楽しめました!いや、雨降ってた方が良かったのだろうか?と思わせるほど、子供たちも大喜び!

雨も昼すぎからは上がって乗り物も乗れました

「人を楽しませる!!」

ハーモニーランドの方々のプロ意識にすごく心打たれた一日でした

ほんと、ありがとうございました!!

さすが、この立地条件で、20年以上も営業されてらっしゃいます!!

お寺も「人」がいらっしゃってこそ成り立つ所です。

こられた方々に何を感じて得ていただくのか、一期一会を大切にしなくては・・・。

見習わなければなりませんですね・・・

 

 

 

数年前からご自宅の横に工房を作って営業されてる小さなケーキ屋「mogu-mogu」さん。

ご近所さんということもあって、当初興味津々でお店のドアを開くと・・・・

素敵な女性がお一人で営業されていらっしゃいました!!

普通のケーキはもちろんのこと、アレルギーを持っているお子さんのために、どう美味しいケーキを作っていくか?こだわりと情熱をもって一つ一つ手作りのオーダーメードで取り組んでいらっしゃる、凄い方です!

うちの子どもたちもアレルギーを持っていたので、こんなに丁寧にアレルギー対応してくださるケーキ屋さんがいるのかと感激しました

そのお人柄とケーキに魅了され、何かしらあると「mogu-mogu」さんにてケーキをお願いしています。

今回は娘の4歳の誕生日に誕生日ケーキをお願いしました!

DSCF3008

幼稚園から娘が帰ってくるのが楽しみです!

小さなケーキ屋さん「mogu-mogu」は

             http://0968806050.blog.fc2.com/ です!

一度訪れると、ケーキはもちろんのこと、「mogu-mogu」さんのお人柄に魅了されること間違いなしです

私は実は目が悪く、小学生の頃からメガネ、中学生からずっとコンタクトを使用しています。つい、先日左目がコンタクトをしていても見えづらく、なんだか焦点が合わず・・・

 

最近、一つ上の先輩が「左目が原因不明で見えづらくなった・・・何件か病院に行ったら網膜に異常が見つかった、疲れや老化でなるらしい・・・」と言われていたのを思い出し、「ついに自分にも来てしまったのか・・もう、俺やばいかもしれん」と妻に言い残し、取るものもとりあえず急いで眼科に向かいました。

 

視力を測定する機械の前に座り機械を覗き込みます・・・。

 

「あれ?これ全然、レンズが合ってない!これじゃあ見えないのも当然ですよ!大丈夫ですか?え?なんでだろう・・・・」

 

と心配そうな看護婦さん、

 

「えぇ・・・なんとか右目は平気ですから・・」

 

どうしよう・・・どうしよう・・・

 

「ちょっと、右のレンズをかしてもらえますか?」

 

「はい・・・」

 

何かの機械にレンズをいれ、過去の問診票を見て一言・・・・

 

「これ、右と左、逆につけてらっしゃいますね・・・」

 

「え?いやいやそんな馬鹿な・・・」

 

「どうぞ、つけてみてください」

 

「え?えー?」

 

もうコンタクト使用歴は15年くらい経つはずなのに・・・目、異常、病気、やばい、という連鎖によってなしくずしに眼科に特攻してしまった33歳の私。もう充分すぎるほどの大人なのに・・・。

 

「今日は、料金は結構ですよ~」

 

と笑顔で看護婦さんに見送られ、ただただ

 

「スイマセン、すいません」と頭を下げて退場しました・・。

 

これはとんだ笑い話ですが、思い込みの力というものは案外バカにできないものです。人間「こうだ!!」と思い込んでしまうとなかなかそこから抜け出すことができないものです。ちょっと視点を変えて、「こんな見方もあるんだよ~と」示してもらえば簡単に解決できるのにです・・・。

 

人は何故悩み、苦しむのか、どうすれば苦しみと向き合うことができるのか?それまでになかった「ものの見方」で人を救う手段をお説きになられたのがお釈迦様です。お釈迦さまは、苦しみをどう向き合って越えていけばよいのか?人の最大の苦しみである「死」というテーマに「求めるべきは死なないことではなく、死を越えていくことなのだよ」と教えていらっしゃいます。

 a0027_002809

今年一月亡くなられたおばあさんが以前、こんなことを仰っていました。

 

「お上人さん、私は死ぬのはいっちょん(全然)怖くなかですよ。だって、向こうの世界はとってもよかとこなんでしょうね~」

「え、なんでですか?」

「だって・・・、誰も帰ってきとらんじゃなかですか」

 

お亡くなりになられるとき、静かに眠るように息を引き取られたそうです。早くに旦那さんに先立たれ、昭和の激動の時代、働きながら女手一つでお子さん方を立派に育てられ、一生懸命自分の人生を全うし天命を迎えられました。

命がいつかは終わってしまうということは、いずれは誰でも向き合わなければならない問題です、さて、みなさんはこの問題とどう向き合いますか?

毎月、お宅へお参りへ伺う、とある一軒に昭和8年生まれのおじいさんがいらっしゃいました。

 

この方は車を持っていらっしゃらなかったのでいつもどこに行くにも自転車でした。お子さんたちは遠方に住んでいらっしゃいました。入院されている奥さんに面会するため、毎日自転車に乗って、「昼には妻が待っておりますけん・・・」と病院に通われていました。

 

奥さんの体は徐々に悪くなっていました、「どがんしようもなかばってん、それでも待っとるけん行ってやらんとですな~」と雨の日も晴れの日も自転車で通われていました。

 

その後、残念ながら奥さんはお亡くなりになられ、心の支えが失われたのがショックだったのでしょう。おじいさんも随分と落ち込んでいらっしゃいました。

 

その年のお盆のことです。炎天下の中80歳間近のその体でよろよろしながらも、車で15~20分くらいかかる道のりを自転車でお寺の墓地へ奥さんのお墓まいりにいらしていました。

 a0990_001366

額に汗をたくさんかきながら一生懸命お墓を磨いて、お花と供物をあげ手を合わせていらっしゃった姿が目に焼きついています。

 

「ちゃんと来てやらないと、妻がさびしがりますけん」

 

日蓮大聖人は持妙尼御前御返事というお手紙の中で「親子の別れ、主従の別れ、別れというものは、いつでもだれでも辛い、その中でも夫婦の別れほど切なく辛いものはない、しかし、一度通いあわせた想いというものはいつも離れることはないのだよ、だからこそしっかりお参りしなさいね」と語りかけておられます。

 

つい先日そのおじいさんも旅立たれました。数えで84年の生涯を終えられました。仏教では母親の胎内に生命を授かってからの年で数える数え年の年齢でみます。

 

奥さんと再開できることを心待ちにしながら、お子さんやお孫さん方に「たくさんの良い思い出をありがとう」とそんなことをおっしゃりながら四十九日の長い旅路に就かれたことでしょう。

 

無事に愛する奥様のもとへ、御先祖さまやお釈迦様がおられる霊山浄土の世界へとたどり着くことができますように、心からお祈りいたします。

5月19日(日)フラワーアレンジメント教室がありました

DSCF0620

今月のアレンジは、このような感じです。皆さん夢中になって笑顔で参加されていらっしゃいました。

子ども達も別室でマラカス制作をしたり、そのマラカスで音楽遊びやお絵かきなどして遊びました

来月のお寺でフラワーアレンジメントは6月25日(火) 13:00~15:00です。参加費は、お花代、お茶、お菓子込で3500円になります。

どうぞ、皆さんで楽しい時間をお過ごしください!!詳しくは当山までお電話ください。

*お花の発注がありますのでお申し込みは18日までにお願いします、なお当日キャンセルは全額負担になりますのでご注意ください!!

 

昨日、荒尾仏教会主催での「よいこの花まつり」が行われました。

DSCF2888

市内の幼稚園の子どもたちや保護者の方々に参加していただいて、甘茶をかけてお参りをしたり、「はなまつり」の歌を歌ったりお話を聞いたり、お釈迦様の誕生日を一緒にお祝いしました

私も、微力ながら子どもたちに手品やギターを弾いて一緒に歌ったり、遊んだりして協力させていただいております。

 DSCF2906

たくさんの子どもたちの元気な声と笑顔にパワーをもらった一日でした

 

「あったらいいな こんなもの」

パパのところに行きたいとき

すぐに行けるかいだんがあったらいいのになぁ

学校がお休みのとき いいことがあったとき

パパのお誕生日のプレゼントをやりに行く時

そんなかいだんが あったらいいのになぁ

天国のかいだん お誕生日 おめでとう

若くして亡くなってしまったお父さんの誕生日に小学校1年生の娘さんが作った詩です。県の小学校の詩のコンクールで入賞して本に載ったのを嬉しそうに見せてくれました。三人兄弟の一番上のお姉ちゃん、本堂にお預かりしているお父さんに会いに、保育園の弟の手を引いて高いお寺の階段を一生懸命昇っていつもお参りにきてくれます。そして、学校であったいろんなこと、弟や妹のこと、たくさんのことをいつもお話しています。

DSCF2814

そこに行けばいつでも会える場所、そこに行けばいつでも誰かを感じられる場所、誰もが心が安らげる場所、お寺とはそういうところです。

 

 

せっかくお寺にお詣りにきてくださった方々に縁があるようにと、わかりやすい仏教系の本や今まで法話なんかで使用した絵本などを本堂に並べてあるんですが、これが結構好評で皆さん手にとってゆったりと読まれています

DSCF2796

昨日も法事に来られた方が

「あ~地獄の絵本がありますね!」と手に取られ「極楽」の本も出てますよね?

確かに、極楽浄土の絵本も出ています。差し上げましたが以前持ってはいました。なかなか魅力的な絵本ということもわかってはいますが、さすがに極楽浄土は浄土真宗さん方の教えですので、本堂には置けません日蓮宗はお釈迦様がいらっしゃる「霊山浄土」です!!霊山浄土の絵本も出たら嬉しいのですが・・・。

その中に「聖おにいさん」という漫画を置いています、漫画といってあなどることなかれ、これがなかなかに面白いし、勉強になるんです。漫画の舞台は日本の立川、安アパートで二人の聖人「お釈迦さま」と「イエス・キリスト」が共に生活する漫画です。

今度映画化されるようで楽しみなのですが、宗教関係者じゃないとこの笑いはわからないのではないだろうか?と思うネタが満載です

ぜひぜひ、読んでみてください!また、お寺に来られた際は御遠慮なくゆっくり読書されてくださいね!

今日は、4月8日、「花まつり」お釈迦様の誕生日です。

当山でも、お釈迦様がお生まれになった「ルンビニーの花園」に見立てた花御堂にお釈迦様を安置し、甘茶をかけてお祝いしました。

甘茶には飲むと抗アレルギー作用、外にまくと害虫除けになるありがたい成分が入っています。お参りにこられた方々にお土産の甘茶をお配りしました。

DSCF2777

また、荒尾シティモールでは「荒尾仏教会」によります、荒尾シティモール花まつりが行われました。

普段は皆さん、各お寺や宗派ごとに活動されていますので、荒尾の様々な宗派のお坊さんたちが集まっている姿はなかなか見ることはできません。実は大変珍しい光景なんです!!こられた方々甘茶を飲みながらいろんなお坊さんとお話をされ、楽しい雰囲気を味わっていただきました。

DSCF2783