4月, 2022 | 熊本県荒尾市 日蓮宗大乗山 妙国寺のお知らせページ

ゴールデンウィーク突入しました。

明日から五月になりますね😊

この時期は毎年なのですが、お寺の行事やお参りもひと休み。

ゆったりとした時間が流れています😊

 

さて、五月五日は子どもの日、「端午の節句」です😉

 

男の子のいる家では鯉のぼりを立てたり、五月人形を飾り、菖蒲湯に入ったりしま

す。この行事は中国で始ったもので、中国ではこの日には菖蒲やヨモギを門につる

したり、菖蒲酒にして飲むなどをして邪気払いをしていたそうです。

 

これが日本に伝わり、「端午の節句」になりました👦

 

元々は日本では端午の節句は女の子のお祭りで、田植えが始まる前に「早乙女」と

呼ばれる若い娘たちが「五月忌み」といって田の神のために仮小屋や神社などに籠

ってケガレを祓い清めて田の神に対する女性の厄払いの日でした。

 

男の子の祭りに変わったのは平安時代からで、端午の節句で使われる菖蒲(ショウ

ブ)が「尚武」や「勝負」にも通じることから男の子が菖蒲を頭や体につけたり菖

蒲で作った兜で遊ぶようになり、女の子のお祭りであった五月忌みが男の子を祝う

行事に変わっていったのです。

さらに江戸時代に五節句の一つである「端午の節句」に定められ「武者人形」を家

の中に飾ったり、中国の伝説で「龍門を登って鯉が龍になった」という故事にあや

かって子どもの出世を願い鯉のぼりを立てるようになり、五月五日は男の子の節句

になりました。

 

その時代に合わせて少しづつ変化していく季節の行事ですが、その中にも色んな願

いや想いがこめられていますね😄

 

明日から三月荒神が「南」へと移ります。

お引っ越し先が不安な方はどうぞお気軽にお問い合わせください😄

 

妙國寺LINE 公式アカウントやっています。

チャットでご予約やお気軽に質問などできるので便利ですよ😃

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萬霊供養塔

| ちょっとしたお話 |

妙國寺の境内の一角には「萬霊供養塔」が建っています🍀

萬霊供養塔とは、文字通り、万の霊、一切の霊を供養するための塔です😐

ここに在るのが当たり前すぎて・・・・

何故供養塔がここに建っているのか?

いつ建ったのか?

子どものころなどは考えることも無かったのですが・・

改めて良く見ると・・

昭和三十六年十一月十七日

殉国 岩下陽子 第十七回忌

       父 岩下 末一

       母 岩下 こずえ

 

と刻んであり、岩下陽子さんの17回忌の為に作られたのか・・・。

昭和36年なら2代目の住職さんの時ですので、渡邊家は荒尾にまだ来ていません・・。

殉国ってことは、戦争でお亡くなりになられたのかな?

と思っていると・・。

横に詳しく刻んでありました。

 宝塔建立発願の意趣

 

殉国 岩下陽子 大正十五年十二月二十五日生 

大東亜戦苛烈となるや志願して北京陸軍病院看

護婦として勤務中 昭和二十年十一月十七日

悲痛極りなき死を遂ぐ

法名 大忠院婦道日玉大姉

荒尾市出身 千七百有餘人柱の戦没者も亦

同様無慙の死を遂げられし者多し、痛恨洵

に堪え難し、茲に萬霊供養塔を建立し以っ

て是等の英魂を慰め併せて有縁無縁萬霊の

冥福を祈願す

昭和三十六年十一月十六日 岩下末一

 

と刻んでありました・・・。

文字を写していくたびに体が震えるような感じがしました・・。

 

昭和20年11月17日であれば、岩下陽子さんはまだ18歳。

自ら志願して戦地にて看護師として勤められ、戦争は8月15日に

終わったはずなのに、日本に帰れず、そのまま戦地でお亡くなりになられた・・。

 

本人の無念さとご両親の悲しみはどれほど深かったことでしょうか・・・・。

 

そして、ご自身の娘さんの為だけでなく、荒尾市出身の千七百あまりの戦没者の

方々の無念さを想い、冥福を祈願し、この供養塔を建立されたその志に胸が熱く

なりました・・・。

 

そして、今のウクライナの状況がこの文章と重なりました・・。

 

ニュースで一方的にしか知ることはできませんが・・・。

戦争で悲しむ人が少しでも減るよう・・。

早く平和が訪れるよう・・・。

 

祈り、この塔をしっかりと受け継いでいきたいと思います。


本日は4月8日お釈迦様の誕生日!

妙國寺では「花まつり🌸」の法要が月例鬼子母神祭と同時に行われました😊

お参りいただきました皆様、ありがとうございました😃

 

今年はお花を沢山いただいたので思い切って花御堂を豪勢にしてみました!

実は子ども達が前日から手伝ってくれました😥

甘茶のお話をする住職です😊

平日でしたが、沢山の方々にお参りいただきました😊

ありがたいことです。

花まつりという事で、誕生仏の切り絵も作ってみました・・。

御朱印・御首題帳に貼れるかな?と思います😁

 

4月8日は、シワの日です。という話は聞いたことがあったのですが・・・

4月8日は シバ で柴犬の日です🐶

というお話を始めて今日知りました💦 

 

柴犬の日でもあるということで・・・

最近、お寺にやってきた。

豆柴の くるみくん を紹介します。

あと数か月もすればお寺の境内を我が物顔で歩き回っているかと思います。

妙國寺の看板犬です。

どうぞ皆様よろしくお願い致します😉


4月8日は仏教の創始者「お釈迦様」のお誕生日です。

このお誕生日のお祝いの行事を

「花まつり」と言います🌸

 

お釈迦様のお母様が出産の為に実家に帰られる途中。

休憩の為に立ち寄ったルンビニーの花園の中、花を取ろうと右手を上方に伸ばされたその時。

その右わきからお生まれになったと言われています。

生まれてすぐに七歩歩かれ、右手で天を左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」(我にまさるほとけなし)と宣言されました😃

 

七歩歩かれたという事は、ぐるぐる生まれ変わる 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上 の六つの世界 

六道輪廻を越えて仏として生まれてきたという事を象徴し、

 

「天上天下唯我独尊」の宣言は、

 

私こそが生きとし生けるものを全て救っていくのだ

 

という決意表明でもあります。

 

花まつりは宗派を越えてほとんどのお寺で境内にルンビニーの花園に見立てた小さなお堂を作り、そこにお釈迦様の誕生された姿の仏像を安置し甘茶を注いでお参りします😊

これは、お釈迦様が生まれた時、喜んだ竜王が甘露の雨を注いだという伝説によるものです。
花まつりはインドで起こり、日本には奈良時代に伝わってきたと言われます。

当時は釈迦像に五種の香水を注いでいたようですが、江戸時代になると甘茶に変わっていきました。

甘茶は飲むとノンカロリーで抗アレルギー作用、抗菌作用など身体にとっても良いですよ😃

 

そして、甘茶で墨をすり紙に

 

「千はやぶる卯月八日は吉日よ

 神さけ虫を成敗ぞする」 

 

と書いて戸口に逆にして貼っておくと虫よけにもなるそうです。

 

当山の甘茶は 渡邊家の本家 山口県 鳴滝山 龍泉寺にて育っている

天然のアマチャの葉を乾燥させて、毎年送って頂いております😅

美味しいですよ~😃

 

そして、何故か毎年の恒例になっていますが・・・

駅弁についていた懐かしのポリ茶瓶容器にお入れしてお渡しします。

4月8日(金)11時~

「花まつり/月例鬼子母神祭」にてお配りしています😉

 

お参り、法話、おとき(昼食)まで入れて一時間くらいです。

参加費はお一人500円くらい(お気持ちで)😃

どなたでもお参りできますのでご遠慮なく是非お参りくださいね😃 


発心

| ちょっとしたお話 |

「あなたにとっての発心は何ですか?」

数年前に受講した「未来の住職塾」というお坊さんの学校で質問され。

いくつか思いつくものの・・・😶

 

自分にとって一体、「発心」とは何だったんだろう?と考えていました😑

 

「発心」とは、 普通の意味では

 

「物事を始めようと思い立つこと」

 

なのですが・・

 

お坊さんですので、仏教的な意味では、

 

悟りを得ようとする心を起こすこと。仏門に入る事。

菩薩の修行に入る決意。

 

という意味があります。

 

菩薩の修行に入る決意、とは・・・

 

簡単に言えば

「誰かが幸せになれるよう、救うため頑張ろう」

と修行をすることです。

 

先日、一人の檀信徒の90歳の中村さんという男性の方が旅立たれました。

お子さまは遠方で、奥様は早く亡くなられたので、一人暮らし。

背が高く、とっても温和でダンディな方でした。

よくお寺にもお参りくださり、回向に伺うといつもお経を一緒に読まれる信仰熱心な方でした。

 

12年前、私が100日間の日蓮宗大荒行堂に入行する時、壮行会にも来てくださいました。

初めての荒行で、不安いっぱいの中、身命を賭して入る修行ですので、

「どんなことがあってもやり遂げるぞ」と覚悟も決めていました。

 

お一人お一人、

「命をかけて頑張ってください!」

「必ずやり遂げて帰ってきてください!」

 

そんな、お声掛けをいただく中、中村さんは・・・

 

「私はお寺の大切なお上人ですから、死んでほしくない。体も悪くしてほしくない。

 もう駄目だと思ったら、修行はやめて帰って来てください。待ってますから」

 

そう仰ったんです。

張りつめて力いっぱいに身構えていた自分。

すとん、と力が抜け・・・

 

こんな風に思っていただける方もいらっしゃるのだと涙が出るほど嬉しかったのを覚えています。

 

この修行を終えたら妙國寺を頼ってくださる方々を法華経で導き、救っていきたい!

そんなお坊さんになるために自分の精一杯を捧げよう。

 

あの時、そう決意しました。

 

色んなきっかけで大なり小なり発心はありましたが、

あの決意こそが自分にとって一番大きな発心でした😊

 

中村さんは徐々に足や体が不自由になられ、それでも奥様の御命日には一緒にお経をあげて・・。

自宅にてお一人で頑張っておられましたが、しばらくすると、施設に入所されてお会いする機会も無くなってしまいました。

 

あの時の御礼を言わなくては・・。

と思いながらも・・・結局言う事ができませんでした。

 

お葬式の日、棺の中にはいつもの中村さんの穏やかなお顔がありました。

 

あの時、あの言葉で私を導いてくださって本当にありがとうございました。

 

ゆっくり休まれてください。

また、あちらでお会いしましょうね。 

 

手を合わせ、そうお話ししました。

 

沢山の方々に導かれて、今私はここに居ます。

 

あの時の発心。

 

忘れることなく、これからも精進していかねばと思います🍀


今日から4月!

新しい年度の始まりですね😃

先月はお引っ越しシーズン。

沢山の方々の新しい門出にお祓いをさせていただきました😉

 

都会へとお引越しをする若者たちに18の頃大阪へと引っ越した自分を重ねながら・・。

旅立つ若者の姿は見ていて頼もしくもあり、少し寂しくもありますね・・😁

 

「辛くなったり、嫌になったらいつでも荒尾に帰ってきていいんだよ!」

そんなお話をしていました😃

 

皆さんの新しい生活に笑顔が沢山ありますよう・・・

妙國寺はいつでもお祈りしております!

 

さて、春といえば 桜

境内の桜も満開を経て散り際を迎えています🌸

 

詩人の金子みすずさんの「花のたましい」という詩を紹介します🌸

 

「散ったお花のたましいは、み仏さまの花園に、ひとつ残らず生まれるの

だって、お花は優しくて、お天道様が呼ぶときに、ぱっと開いて、微笑んで

蝶ちょにあまい蜜をやり、人にゃ匂いをみなくれて、風がおいでと呼ぶときに

やはり素直についてゆき 亡骸さえも、ままごとの、ご飯になってくれるから」

 

桜の花の咲き誇る姿とその散りざまは毎年私達の心を揺り動かしてくれますね😃

優しく、柔軟に、そして強く、儚く。

そんな桜の生き方を私達も見習いたいものです😊