» 2020 » 10月 » 17

ちょっと独特のお姿をした神様🍀

どんな神様かと言いますと・・。

日蓮宗辞典にこういう一文が出てきます。

 

古書に「竈神を三宝荒神と称して、頭が三つあり、髪が逆さに生えたる神なり、何事にも障碍をなすものとして、修法の始まりにこの神を祀り和らげるところがある

 

この文章の通り、「三宝荒神」という神様です。

 

荒神とは日本古来の荒ぶる神の思想を背景とし陰陽道が説いた民間信仰の神様で、三宝荒神のことを意味するそうです。

主に火と竈(かまど)の神として台所に祀られてきました💥

竈というのは生命を支える食べ物を作り出す場所。そして、不浄や災難を除去し、焼き尽くす神聖な火がある場所。

ですので、物凄い力を持つ神様とし、信仰されてきました😀

 

どう日蓮宗に関係があるかと言いますと・・・

 

法華経の中に「普賢菩薩勧発品」というお経があります。

 

この中で、普賢菩薩が法華経を信じ、修行しようとする者があれば、必ず六牙の白象に乗ってあらわれ、守護されることを誓われます。

普賢菩薩信仰が平安時代から盛んになり、色んな経緯があって江戸時代初期まで庶民の間に竈の神として祀られてきたそうで、荒神信仰と普賢信仰が結合して、日蓮宗では「三宝荒神は法華経の行者の前では守護神なり」として、普賢三宝荒神=竈の神として信仰されるようになったそうです👦

 

年末になると、当寺でもこの「普賢三宝荒神」の御札をお配りしています。

年末年始に、本堂にて販売しておりますので、必要な方は仰ってくださいね😀

 

竈(かまど)といえば、今流行に流行っている漫画「鬼滅の刃」🐗

私も子ども達も妻まで夢中にさせてしまう、大人気アニメ。

 

主人公の名前が「竈門炭治郎」ですね!

 

竈門家は炭焼き小屋を生業にし、炭を作って街へ売りに出て生活をしていました。

 

作中の台詞。

「火の仕事をするから、怪我や災いが起きないよう、年の初めにはヒノカミ様に舞を捧げてお祈りするのよ」

 

このヒノカミ様こそ、三宝荒神様ではないのかな?と思ったりしながら・・・

しかし、炭治郎が会得したのは「火の呼吸」ではなく、始まりの呼吸である「日の呼吸」

 

「日の呼吸」はヒノカミ神楽として竈門家に受け継がれてきました😯

 

「日の呼吸」

 

日とは元々、太陽を指します🌅

 

そして、鬼の語源は「陰」と言われています😈

 

「陰と陽」で考えるなら、太陽は陽、陰と陽は対立にあって、太陽は陽の中の代表格。

 

だから、鬼は太陽、日の呼吸に弱い・・・・。

そして、陰と陽を兼ね備えた完璧な存在になるために、

鬼舞辻無惨は陽の光を克服しようとしたのか・・・

 

ヒノカミ様は太陽神で天照大御神なのか・・・。

いや、ヒノカミは火の神であって、別なのか・・・

 

かなり脱線し、知ってる人しかわからないマニアックなお話しになりました(笑)

ちょっと長くなりそうなので、また気が向いた時に考えます😬