「以佛教門 出三界苦 怖畏険道 得涅槃楽」

妙法蓮華経譬喩品第三の一節です、これは口語訳しますと「仏教の門を持って三界の苦、恐畏の険道を出てて 涅槃の楽を得る」、「仏様の教えによって、世界の苦しみや恐怖から出でて、安穏とした悟りの境地に至ることができますよ」という意味です。当山妙国寺の永代供養塔にはこの言葉が刻まれております。永代供養塔に入られた方々を護り導いてくださる仏像は「釈迦如来像」、お釈迦様の仏像です。手の形は「定印」と言いまして、心の安定を現す身振りで、お釈迦さまが悟りを開かれた時の姿を現しています。

代供養塔は「お子様がいらっしゃらず、お墓をもっていらっしゃらない」「お墓を作っても管理をする方がいらっしゃらない」「経済的にお墓を建設するのが難しい」そのようなお悩みをお持ちの方にお応えするために、お申込みをされた皆さんで入られるお墓です。亡くなられた方を個別に管理させていただく形と、「合祀」という亡くなられた方々がご一緒になって一つの所へ入られる形、二つの形がございます。

                          

・お骨を個別に安置する場合

       五十回忌まで、個人個人で区切られた場所に管理され、正面に入られた方のお名前をお刻みいたします。五十回忌まですみましたら合祀させていただきます。料金についてはお寺までお問い合わせください。

・合祀の場合

       納骨料のみのお支払いになりますので安価になります。一度納骨されますと、個別に取り出すことはできません。納骨の際は日蓮宗の儀式に沿ってご一緒にお弔いさせていただき、お寺の過去帳に記載いたします。料金につきましてはお寺までお問い合わせください。

お墓参りはいつでもできます。入られる方の宗教・宗旨は問いません。ご法事や、僧侶と一緒にお参りをされたい時はご予約をされてください。納骨は日蓮宗の儀式に沿って行います。納骨されるにあたって、詳しくお話を伺わさせていただきます。必要な方を優先させていただくために、場合によってはお断りさせていただくこともございます。人生の最後を迎えるにあたってお墓についてお悩みの方も多いと思います、そんなお悩みをお持ちの方々にお力添えできればと思っております。お預かりいたしましたお骨は当山が責任を持って供養、管理させていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。