» 2012 » 10月 » 24

本妙寺 寺フェス 49日体験ツアー ナビゲート

私達は普段、いつかはこの命が終わってしまう事について真剣に向き合う機会はなかなかありません。老いたら老人施設、病気になったら入院、そして死を迎える時は病院。死は禁忌化されてどんどん「死」が遠くなっているのが現状です。

棺桶の中、入ってみると、お経が聞こえたり、色んな人の声がちゃんと聞こえています。人は死んだら、棺桶に入ったら終わり、決してそうではありません。きちんと、亡くなった方に感謝や供養が必要なのです。

死ぬ前に棺桶に入ったり、死後について考えをめぐらすことはなかなかできる機会はありません。自分の終わりをみつめてこそ、よりよい生き方がみつけることができるのではないでしょうか?この企画がきっかけとなり、皆様がかけがえのない一日一日の命を大切にしっかりと過ごされることを少しでも感じていただければ幸いです。happy01

「悪い事をすりゃ地獄に堕ちる・・・。たったそれだけの事を忘れた途端、人の世界は腐っちまった」

 

昔見たアニメの中で人間を何百年という長い間見つめてきた妖怪が言った台詞です。お寺に入ってはや五年になりますが、今しみじみと、なるほどなぁ。と感じることができます。

 

先日、21日熊本 本妙寺にて、日蓮宗青年会による「寺フェス」が行われました。メディアでも様々なところで取り上げていただきました、本妙寺とその参道、塔頭と呼ばれる参道沿いの11の寺院で一般の方々のご協力を仰ぎながらお坊さんならではのアイデアで、楽しみながら、お寺に触れていただけるような企画を熊本県内の地域ごとにグループに分かれて行いました。私は荒尾、長洲組に属しておりましたので、塔頭の静明院さまで四十九日体験ツアーという企画に携わらさせていただきました。

 

「人は生命がおわるとどうなるのか?長い旅に出るのです。」

 

この企画は人が亡くなって、あちらの世界にいくまでの四十九日の間には、なにがあるのか?知っていただくための企画です。まず、最初に納骨堂のお釈迦さまの前でお経を読み、その間据え置いた棺桶に入っていただき、そこから出発していただきます、今生での罪を裁かれるために七日ごとに裁判を受け、その裁判で弁護していただくための仏さま、菩薩さま、明王を七・七日まで探し、最後にたどりついた浄土の世界で達成証明書と、疲れを癒すために境内でやっていた成仏マッサージの割引券をお配りしましたhappy01

 

四十九日という意味合いはなんとなく知っておられても、何故七日ごとにお経をあげるのか?何故お葬式と言う儀式が必要なのか?知っていただく良い機会になったと思います。

 

さて、参加された方々から、七日ごとの達成の時のナビゲートの文章がまとめてゆっくり見たいと言われる方が多数いらっしゃいましたので、そのままupさせていただきます 🙂 。