台風が過ぎ去り晴天が続きますね😊
夜空も綺麗で明後日21日は中秋の名月です🌕
一年で一番お月さまが綺麗に見える日ですね!
なんと、今年の中秋の名月は8年ぶりの満月だそうですよ😮
このお月さまの写真は18日の夜に撮影しました😊
とても神々しいですね!
お月さまにはウサギが餅つきをしていて・・・。
子どもの頃、そんなお話を聞いて満月を見上げ、その姿を思い浮かべていたものです😄
しかし、国によってその模様が何に見えるかは様々な様で・・・
ワニに見えたり吠えるライオンに見えたり、ヒキガエルの前足と頭に見えたり😊
日本の神話ではイザナギ・イザナミの子である月読命(つくよみのみこと)が住んでいることになっています。
アマテラスとスサノオとは兄弟で三貴神と言われていますが、ほとんどお話しの中には出てこないミステリアスな神様です😥
仏教でもお月さまのお話は出てきまして、仏教の世界観で東西南北の四方、その間の方角の四維、合わせて八方。そして上下、太陽と月。
合わせて12箇所、そこをそれぞれ護る神様を合わせて「十二天」と言います。
この世を守護する12人の神様の一人、月には「月天子(がってんし)」がおられます。
月天子は月宮殿というところに住んでおり、その月天子に使えているのが天女なのです😆
「天女の羽衣」という昔話ご存知ですか?
男が美しい天女が地上で水浴びをしている姿に出くわしました。
ふと見た近くの木にかけてあった天女の美しい羽衣を見て、思わず持って帰り、家に隠します。
知らないふりをして川に戻ると、天女が
「羽衣がない。羽衣がないと天に帰れない😭」
とシクシク泣き出します。
「どうか返してください」と天女
「いや返せない」と男
美しい天女に恋してしまった男は・・・
「これは返せません。私の妻になってください」
と、理不尽極まりない要求を天女に突き付けます😥
そして、天女はとうとう諦めて男の妻になりました。
今の世でならちょっとした事件になるような案件のお話しですが・・(笑)
やがて、天女は数年後隠された羽衣を偶然見つけます。
が、数年一緒にいると情も湧いてきますので迷います・・・
しかし、天女は天に帰っていきました。
このお話しの天女が月天子に仕える天女だそうです😊
天女は月へと帰っていったのですね🌕
月は「お月様」、太陽は「お日様」「お天道様」という言い方をしますが。
そこに神様がいらっしゃるという信仰から来ているのです。
月の満ち欠けは約28日がサイクルでカレンダーは昔、月の満ち欠けを使う
「太陰暦」を用いていました。これはどこの古代文明でもそうだったようです。
日本も明治5年までは「太陰暦」でした。
人々にとってお月様というのは身近で大切な存在だったのですね。
どうぞ、21日はお月様を見上げながら、お団子食べながら、いつの時代もそこにあって、人々を優しい光で包んで見守ってこられた「お月様」に想いを馳せてください😃