8月に入りあれだけ続いていた長雨もすっかり止み。
蝉の声が一気に激しく聞こえるようになりましたね😀
いよいよ夏本番です😊
今月のお寺の掲示板。
「やがて死ぬ景色は見えず蝉の声」
元禄3年に詠まれた松尾芭蕉の俳句です。
地上に現れてから、短い命であるセミであるが、この勢いのある声を聞いていると、とてもそんな儚さは伝わってこない。それが無常というものであろう・・・😦
そんな意味のある俳句です。
しきりに大きな声をあげて夏の到来を告げ、その命は7日間で短く儚い、8日目まで生きた蝉はもう一人ぼっちになってしまう・・・😭
蝉は自分自身が儚い命だと知っているからこそ精一杯なくのだろうか・・・
それとも、そんなすぐに終わる命だとは思ってないからこそ精一杯なけるのだろうか・・・
蝉は鳴いているのだろうか・・・泣いているのだろうか・・・
小さい頃そう覚えて、私もずっとそう思っていました
が・・・・😱
昨年、ニュースで、
広島県笠岡市の笠岡高校3年生の植松蒼さんがセミは数年から十数年を土の中で過ごし、成虫になって地上に出てからは1週間ほどで死ぬと言われているが、実際には10日以上、種によっては1か月ほど生存するということを突き止めた。植松さんは捕まえたセミの羽根に油性ペンでマーキングを行い、後日再捕獲するという手法で調査を行った。その結果、最長生存確認記録はアブラゼミが32日間、ツクツクボウシが26日間、クマゼミが15日間だったという。(山陽新聞)
この記事を見て驚きました😳😳😳
確かに、よくよく考えてみますと・・・
卵からふ化した後種類によって違うようですが、7年間ほど土の中で暮らしますし。
外の世界で1ヵ月くらい生きるなら・・・・。
蝉、結構・・・長命かも・・・😩
調べてみると、地中の中の期間も入れると昆虫の中でもその寿命は相当長い方だとのことですよ😀
うーん・・・
蝉に持っていた「儚さ」というイメージが・・・
とはいえ、夏と言えば「蝉」。
日本の夏の代名詞🌻
精一杯、全身全霊を込めて力強く夏の到来を伝える蝉たちに見習ってこの暑さを元気に乗り越えていきましょう😁