「あったらいいな こんなもの」
パパのところに行きたいとき
すぐに行けるかいだんがあったらいいのになぁ
学校がお休みのとき いいことがあったとき
パパのお誕生日のプレゼントをやりに行く時
そんなかいだんが あったらいいのになぁ
天国のかいだん お誕生日 おめでとう
若くして亡くなってしまったお父さんの誕生日に小学校1年生の娘さんが作った詩です。県の小学校の詩のコンクールで入賞して本に載ったのを嬉しそうに見せてくれました。三人兄弟の一番上のお姉ちゃん、本堂にお預かりしているお父さんに会いに、保育園の弟の手を引いて高いお寺の階段を一生懸命昇っていつもお参りにきてくれます。そして、学校であったいろんなこと、弟や妹のこと、たくさんのことをいつもお話しています。
そこに行けばいつでも会える場所、そこに行けばいつでも誰かを感じられる場所、誰もが心が安らげる場所、お寺とはそういうところです。