先月、可愛がっていたウサギのミルクが旅立ちました・・😢

 

うちに来て七年が経過しようとし、ブリーダーさんから言われていた寿命に近づくと・・。

急に体調が悪くなり、それからは徐々に徐々に弱っていき・・・。

病院に連れて行ったり、薬や流動食にして食べさせたりして・・

もうそろそろお別れなのかな?と薄々感じてはいたのですが。

ショックですね・・😭

 

ウサギは亡くなると月へとかえるというお話があるそうです。

 

随分と長い事家族と一緒に生活していたので・・

やはり、いなくなってしまうと寂しくてたまりません🐰

 

娘が幼稚園に通っていた時、「飼いたい」と言いはじめて、

共に子ども達の成長を優しく見守ってくれました。

ツンデレで、抱っこは嫌い。

頭を撫でられるのは大好き。

何も言わないけれどもいつも傍で

家族の皆に笑顔をくれました😊。

 

娘は怒られたり、兄弟喧嘩したときはミルクを

抱いてトイレに閉じこもったりしてました・・・。

命が終わる前日は、ずっと子ども達や私達の傍にいて、動こうとせず、ずっと撫でられていました。

 

静かに目を細めてチョコンとうずくまり・・。

それはまるで、ここに最初に来た日からの日々をゆっくり、

ゆっくり思い出しているかのようでした・・。

 

ペットロスというのはよく聞いてはいましたが、

本当に・・・経験してみないとこの悲しみはわかりませんね・・・😢

 

庭の部屋からよく見える場所に深く深く穴を掘って、チモシーでベットを作り、大好きだったおやつやペレットと一緒に

 

「今までありがとう!沢山の笑顔をくれて本当にありがとうね」

 

手を合わせ、お経をあげて埋葬してあげました🐰

そして、その傍には桜の木を植えました🌺

 

「動物は成仏するんですか?」

 

たまに聞かれることがあります。

 

法華経の教えでは、全ての存在の領域を

 

地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上・声聞・縁覚・菩薩・仏

 

十の世界に分けられると考えます。

 

更に、この十の世界は一つ一つに十の世界を兼ね備えていると説かれるのです。

 

つまりは、地獄の世界の中にも地獄~仏の世界まで存在する。

畜生の世界の中にも地獄~仏の世界まで存在する。

人間の世界だって地獄~仏の世界まで存在する。

 

だからこそ、私達の心の境地も相手を憎んだり、恨んだりする地獄の心があれば、

欲しい、欲しいという貪りの餓鬼の心があれば、

誰かを救わねばという菩薩の心、慈悲に満ち溢れた仏の心もあるのです😊

 

動物たちの中にある仏の心が、私達の心の中にある仏の心と通じあって、

お題目に導かれ、私達の想いと共に仏さまの世界へ行くのです。

 

つまりは成仏するのですね。

 

私達との大きな違いは、49日の裁判が無い事でしょうか・・・。

今生での犯した罪が裁かれるのが49日ですから・・・

 

動物たちにとっては関係のないお話しですね・・。

 

今頃は・・

元気に、あちらの世界で楽しそうにピョンピョン

仲間たちと飛び跳ねているのかもしれませんね。

 

ウサギさん達にとって浄土の世界は「月」なのかな?

と月を見上げながらそんなことを思っていました。

本当にありがとう。

 

そして、桜の木。ミルクの木。

大きく育って綺麗な桜が咲くといいなぁ・・・。