お盆やお彼岸になるとお寺で行われる「施餓鬼供養法要」

あぁ・・・よく聞くけれど施餓鬼供養って何😬?

という方も多いかと思います。

 

施餓鬼供養の「施」は施(ほどこ)す。

ものすごく簡単に言うならば「餓鬼に施す」という意味です。

 

餓鬼とは何か・・・。

あ・・・これなんかの妖怪だ😮

なんて、見たことある方もいるでしょう。

 

よく「六道輪廻」なんて言います・・・

私達は今、地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界この六つの世界を巡り渡って「人間界」にいるわけなのですが

 

下から二番目に不幸な世界😰

「餓鬼界」ここの住人こそ「餓鬼」なのです。

 

生前に強欲で嫉妬深く、人に施しを与えることをせず(つまりは「けち」ということ)、常に「もっと!もっと!」の心ばかりの人間が死んだ後生まれ変わる世界だとされています。

 

餓鬼界では、常に飢えと渇きに苦しみ、食べ物も飲み物も手に取ると炎に変わってしまい。

ずっと満たされることのない苦しみが続くのです😭

 

お盆には亡くなった祖先や家族、故人を供養するのと同時に、もしかすると餓鬼界に堕ちてしまっているかもしれないご先祖様のどなたか、餓鬼界で苦しんでいる人々、その方々を救うために供養をし、功徳を積みます。

そうすることによって自分が救われ、その功徳は子孫にもつながっていくとされます🙂

 

先日、ふと思い出しましたが・・・・

 

ドラえもんって施餓鬼供養の話じゃない?

 

とお坊さん同士の会話で話題になってことを思い出しました😄

ドラえもん、未来の国のネコ型ロボット🐱。

 

このドラえもんの役割ってご存知でしたか?

 

実は大人になったのびた君はなんと!!起業して会社を立ち上げます!

 

が、しかし、のび太君はあんな感じですので・・・

 

当然会社は倒産し、巨大な負債を抱えてしまいます😱

 

約150年たってもその借金は消えないまま、のびたくんの子孫たちはとても苦しい生活を強いられます。

 

そんなある日、のび太君の子孫が、

「今の自分たちが苦しいのはご先祖様の一人!「のび太」っていうやつが原因らしいぞ!このままでは自分達はおろか、子孫までもが不幸が続くことになる!!のび太を救って今の状況を変えるのだ!」

 

と、最も出来の悪い先祖「のび太」の未来を変える使命を帯びタイムマシンによって過去へと遣わされたのが

 

未来の国のネコ型ロボット「ドラえもん」なんです😀

 

自分のご先祖様を救うことによって、自分自身が救われる😊

そしてこれから生まれていく、子孫たちも救われていく・・・👨‍👨‍👧‍👧

 

実は、ドラえもんは過去、現在、未来を駆ける壮大なストーリーなのですね!

 

残念ながら・・・

私達にはタイムマシーンはありませんので、直接過去に働きかけをすることはできません😅

しかし、お参りをし供養することでご先祖様を救うことはできます🙂

 

ご先祖様が救われたのなら今の私達も救われる、そして子孫までも救われていきます。

 

過去と現在と未来とをつなぐのが施餓鬼供養なのです。

 

どうですか?少し施餓鬼供養に興味が湧きましたでしょうか?

もうすぐお盆の時期です🏮。

 

どうぞ、お気軽に施餓鬼供養の法要に是非ご参加くださいませ😀。