お檀家さんから「これ面白いですよ!」

と貸していただいた本です。

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ようやく先日読了致しました。

一時は時代を担っていた炭鉱の町荒尾・大牟田が舞台になっております。

昭和~平成にかけての人や街の移り変わり、発生した事件、今でもあるお店の名前など小説の中でたくさん出てきます。

読んでいくと「こんな事が自分の街にあったのか!」とびっくりします。

お経に行くときに炭鉱で働いていらっしゃった方々や昭和38年の炭鉱爆発事故でご遺族になられた方々に話では聴いていたものの、改めて詳しく知ると感慨深いものがあります。

この大牟田・荒尾の街 炭鉱の歴史は連続ドラマにでもできそうなお話なんですが・・・。

そういえば僕が小学校くらいのころまではたくさん炭鉱社宅があって銭湯があって、閉山とともにたくさんの友達が引っ越しをしていった記憶があります。どんどん炭鉱社宅も壊されて道路になったり、お店になったり・・・・。

この小説の主人公の方は大牟田署の方で、実際におられた方がモデルになっているそうです!もう退職されて大牟田署に勤めていらした方からお聞きしました!!小説を書いた方も大牟田出身の方です!

まだお読みになっておられない方、若い方に是非読んでいただきたいです、自分が知らなかったこの街の歴史を一つのお話として知ることができます!是非ご一読ください!